小林聖心女子学院小学校の出願は、どのような手続きになりますか。
インターネット出願が基本
関連動画:小学校受験の願書の書き方について。この学校の個別情報を説明したものではありません。
学校はインターネット出願を導入しています。募集要項の冒頭にも、出願の流れが図解で示されています。紙の願書を郵送する方式とは異なり、期間内であれば自宅から手続きを進められます。
身近にインターネットの環境がないなどの理由で出願ができない場合は、事務室へ連絡するよう案内されています。事前に予約したうえで来校し、学校のパソコンで手続きを行うことができます。
出願後の連絡は、緊急のものも含めて登録したメールアドレスへ送られます。日ごろから確認しやすいアドレスを登録し、迷惑メールの設定も見直しておきましょう。
出願期間と考査料
2027年度は、A日程の出願が2026年6月22日の9時から7月17日の16時まで、B日程が9月7日の9時から9月16日の16時まで、C日程が11月9日の9時から11月20日の16時までです。
考査料は各日程20,000円です。インターネット出願サイト上で納入手続きを行い、別途支払い手数料が必要になります。一度払い込んだ考査料は返金されないと明記されています。
複数の日程に出願する場合は、その都度考査料がかかります。どこまで出願するかを家族で決めてから手続きに入ると、判断に迷わずに済みます。日程や金額は年度によって変わりますので、公式の募集要項でご確認ください。
出願前に下書きシートを使う
学校は、インターネット出願の下書きシートを用意しています。ワード形式とPDF形式のいずれかを選べ、出願時に入力する内容を事前に書き出しておくことができます。
出願システムは、セキュリティ対策としてログイン後20分以内に入力を終えないと、データが消える仕組みになっています。あらかじめ下書きをしておけば、時間内に落ち着いて入力できます。
下書きシートの提出は不要とされています。あくまで家庭の準備のための道具ですので、夫婦で内容を確認しながら書き込んでいくとよいでしょう。
出願資格を確かめる
募集要項には、二つの出願資格が示されています。一つは、学院の教育方針のもとで教育を受けることに熱意を持っていること。もう一つは、保護者のもとから通学でき、通学の所要時間が90分以内であることです。
前者は形式的な条件ではありません。カトリックの価値観に基づく教育を、家庭としてどう受け止めるかという問いかけでもあります。理念を読み込み、家族で話し合っておきましょう。
後者は、実際に測って確かめる必要があります。朝の通勤時間帯に、家から学校まで子どもと歩いてみるとよいでしょう。書類の上だけで判断しないことが大切です。
手続き後の流れ
合格発表は、インターネットの合否照会サイト上で行われます。納付金の期限は、A日程が2026年9月9日の正午、B日程が10月9日の正午、C日程が12月1日の正午と示されています。
納付金は500,000円で、内訳は入学金400,000円と施設費100,000円です。一度納付された入学金は、理由の如何を問わず返金されないと明記されています。併願を考える家庭は、期限を並べて確認しておきましょう。
入学試験の当日および入学後に必要と考えられる合理的配慮については、事前に相談するよう案内されています。気になる点があれば、出願の前に学校へ問い合わせてください。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
直前の年度の出願はいつ行われたのか
出願の準備をいつから始めればよいかは、直前の年度の日程を見ると見当がつきます。2026年度入試では、A日程とB日程の出願が2025年8月1日から23日まで、C日程の出願が2025年12月1日から19日までの期間で受け付けられました。出願はインターネットを使う方式です。
考査はA日程が2025年9月6日、B日程が2025年9月8日、C日程が2026年1月17日、合格発表はそれぞれ翌日にあたる2025年9月7日、2025年9月9日、2026年1月19日でした。
つまり、夏の出願は8月のひと月に集中し、そのおよそ2週間後には考査があるという流れです。願書を書き始めるのが8月に入ってからでは、どうしても慌ただしくなります。7月のうちに下書きを仕上げ、8月は清書と確認にあてる。この配分にしておくと、心にゆとりを持って出願できます。日程は年度ごとに見直されますので、2027年度の日付は必ず募集要項でご確認ください。
志望理由の材料は、学院の歩みと教育のなかにあります
願書の志望理由が書けないというご相談は、材料が足りないことがほとんどです。学校のことを具体的に知れば、書く内容は自然に決まってきます。
学院の始まりは1923年、兵庫県武庫郡住吉村に修道院が開かれ、住吉聖心女子学院として創立されたときです。創立者は聖マグダレナ・ソフィア・バラです。1926年には現在の地へ移って小林聖心女子学院と名を改め、中学校と高等学校が発足しました。小学校の創立は戦後の学制改革を受けた1948年で、2023年には学院創立100周年を迎えています。
教育のうえでは、小学校から高等学校までの12年間をひとつづきの時間としてとらえ、ステージI・ステージII・ステージIIIという区分で発達の段階に応じた指導を行っています。宗教教育を柱に、一日の始まりと終わりに祈る時間、週に一度のミサ、心静かに過ごすひとときが日課に組み込まれています。英語教育、リーダーシップ教育、全人教育という言葉も掲げられています。
さらに2027年度入試からは、対話型のSQ入試が導入されると案内されています。SQは社会的知性を指す言葉です。これらのうち、ご家庭がいちばん共感できるものを一つ選び、そこにお子さまの具体的な姿を重ねる。それだけで、借り物でない志望理由になります。
受験番号のつき方と月齢への配慮
出願にまつわる仕組みとして、知っておくと落ち着けることがあります。小林聖心女子学院小学校では、受験番号は生年月日の順に付けられるとされています。出願した順番で決まるわけではありませんので、早く出したほうが有利、と考えて焦る必要はありません。
また、月齢への配慮があるとされています。生まれ月による発達の差を織り込んで見てもらえるということです。早生まれのお子さまのご家庭にとっては、心強い情報でしょう。
もちろん、だからといって準備を軽くしてよいという話ではありません。ただ、不安の材料が一つ減るだけで、家庭の空気は変わります。仕組みを正しく知っておくことも、出願準備の一部です。
出願についてよくある質問
出願はいつ済ませるのがよいですか
受験番号は生年月日の順とされていますので、早さそのものに有利不利はありません。ただ、締切間際は手続きが混み合いますので、余裕をもって進めることをおすすめします。
複数の日程に出願できますか
出願の条件と考査料の扱いは年度ごとに定められています。2027年度の内容は必ず募集要項でご確認ください。
願書に書くことが思いつきません
学校のことを知る量が足りないだけ、という場合がほとんどです。説明会や見学に足を運び、印象に残った場面をメモしておくと、そのまま材料になります。
書いた願書を客観的に見てほしいときは
自分たちだけで読み返しても、伝わり方までは判断がつきません。願書作成のサポートでは、ご家庭の言葉を活かしたまま、伝わる形に整えていきます。
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