箕面自由学園小学校の入試では、どんな内容が出されるのでしょうか。
考査は適性検査と親子面接
同校の入試は、適性検査と親子面接で構成されます。A日程では、適性検査が2日間の日程で行われ、それぞれの日で合否の判定が出される仕組みです。
適性検査では、子どもがいろいろな課題に取り組みます。学校が大切にする「体験と実践」の姿勢に通じる、自分で考えて取り組む力が見られます。
親子面接は適性検査とは別に設けられ、家庭の教育方針や、子どもの様子を丁寧に見る場となります。
なわとびなど運動の課題もある
試験当日の持ち物には、なわとびが含まれています。運動のできる服装で臨むよう案内されており、体を動かす課題があることがうかがえます。
なわとびは前跳びが安定してできることが一つの目安です。短期間では身につかないため、日ごろから練習しておくと安心です。
運動の課題では、技術の高さよりも、指示を聞いて前向きに取り組む姿勢が大切にされます。楽しみながら体を動かす習慣を育てておきましょう。
事前課題が案内される
同校では、出願完了後に届くメールで、事前課題が案内されます。当日までに取り組んでおく課題があるため、必ず確認しておく必要があります。
事前課題は、子どもが家庭でどのように取り組むかを見る意図があると考えられます。親子で一緒に、丁寧に準備することが大切です。
課題の内容は年度によって変わることがあります。出願後は、案内を見落とさないよう注意しましょう。
2日程それぞれで合否が出る
A日程では、適性検査が2日間設けられ、両日とも受験できます。各日程で合否の判定が出るため、2回の機会があるという見方もできます。
どちらか一方の受験も、両日の受験も選べます。子どもの体調や準備状況に合わせて、家庭で方針を決めるとよいでしょう。
2日程受験する場合は、受験料が2回分必要になります。日程と費用のバランスも考えて判断しましょう。
家庭でできる準備
まずは、なわとびなどの運動や、指示を聞いて取り組む姿勢を、日々の遊びのなかで育てていきましょう。
あわせて、出願後の事前課題を親子で丁寧に取り組み、当日に落ち着いて臨めるよう準備を整えておくことが大切です。
ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
2027年度入試で公表されている日程と検定料
箕面自由学園小学校の公式サイトには、2027年度の児童募集要項が掲載されています。出願登録の期間は2026年7月18日(土)から8月16日(日)まで、受験料は1日程が20,000円、両方の日程を受験する場合は40,000円と案内されています。
適性検査は2日間に分かれており、1日目が2026年9月5日(土)、2日目が2026年9月6日(日)です。いずれも受付は8時15分から、開始は9時と示されています。親子面接は適性検査より前の8月22日(土)・23日(日)と、8月29日(土)・30日(日)に設定されています。
合格発表は2026年9月7日(月)10時にWebで行われ、あわせて郵送でも通知されます。入学手続の納入期間は2026年9月7日(月)から9月10日(木)までで、入学金は250,000円と公表されています。募集人員は男女あわせて50名です。
こうして並べてみると、面接が8月の週末に、適性検査が9月の最初の土日に、手続きが発表の直後に置かれていることが分かります。夏休みの後半から9月上旬までが、この学校の受験の山場になるということです。最新の日程は必ず募集要項でご確認ください。
学校が大切にしている学びから、考査の意図を読む
箕面自由学園の建学の精神は「豊かな自然環境を基盤に、体験と実践をとおして、伸び伸びと個性を発揮できる、教養高い社会人を育成する」というものです。小学校はこの精神を受けて「なりたい自分を見つける」を教育方針のテーマに掲げています。
公式サイトでは、教育の柱として教科横断型の授業、五感を活用した学習、そして1年生からの理科専科授業が紹介されています。座学だけで完結させず、体で確かめながら学ぶことを重んじている学校だと読み取れます。
キャンパスは約50,000平方メートルで、幼稚園から高等学校までが同じ敷地にあります。小学校校舎やグラウンドのほか、桂門ホール、バタフライガーデン、音楽室、図書室、図工室、理科室が紹介されています。
こうした学校で6年間を過ごすことを考えると、考査で見られるのは、知識の量よりも、初めての場面で自分から動けるか、聞いて理解したことを体で表せるか、という部分だと考えるのが自然です。お子さまの日々の遊びや生活のなかで、体験を言葉にする習慣をつけておくと、そのまま準備になります。
【箕面自由学園小学校】実際の考査ではどんな課題が出されているか
分野の名前だけでは、当日の様子が思い浮かびにくいものです。同校が公表しているのは適性検査・運動・親子面接という区分までですので、ここでは、その区分でよく用いられる出され方を、ご家庭で想像しやすい形に整理してご紹介します。年度によって中身は入れ替わりますので、細かい設定を覚えるためではなく、求められている力の向きをつかむためにお読みください。
適性検査で出される課題の形
- 短いお話を聞いたあとで、出てきた生きものや、出てきた順番を答える記憶の課題
- 絵に描かれたものの数をくらべて、多い少ない、合わせるといくつになるかを答える数の課題
- お手本と同じ形を選ぶ、向きを変えた形や重ねた形を考えるといった図形の課題
- 季節の行事と関わりの深いものを選ぶ、生きものの育つ順に並べるといった常識の課題
- 絵の名前の音の数をくらべる、しりとりでつながるものを選ぶといった言葉の課題
- 先生の話を聞きながら、指示どおりに紙を折る・線を引く・色を塗るという、聞く力と手先を同時に見る課題
どれも難しい知識を試すものではなく、最後まで話を聞けているかどうかが結果を分けます。
運動と生活習慣で見られる課題の形
- 持ち物になわとびが指定されているため、前跳びを続けて跳ぶ課題が想定されます
- 先生のお手本を見て、同じように体を動かす模倣の課題
- ケンケンやスキップ、平均台を渡るなど、基本の動きを組み合わせた課題
- 使った道具をもとの場所に戻す、上着をたたむといった、身のまわりのことを自分でする課題
うまくできたかどうかより、順番を守れたか、途中であきらめなかったかが見られています。
親子面接で確かめられること
- お子さまには、名前や通っている園のこと、好きな遊び、家でしているお手伝いを、自分の言葉で話せるかどうかが確かめられます
- 保護者には、数ある学校のなかでなぜ同校なのかという志望の理由と、ご家庭での関わり方が問われます
- 出願後に案内される事前課題に、親子でどのように取り組んだかを振り返って話す流れになることも考えられます
答えの上手さよりも、親子の話が同じ方向を向いているかどうかが見られる場です。
試験内容についてよくある質問
2つの日程の両方を受けることはできますか
公式サイトの2027年度募集要項には、受験料が1日程20,000円、両日程40,000円と記載されています。両方の日程を受験することを想定した料金設定が示されているとお考えください。詳しい条件は募集要項でご確認ください。
試験当日は何時に学校へ行けばよいですか
2027年度の募集要項では、適性検査の受付が8時15分から、開始が9時と案内されています。1日目・2日目とも同じ時刻です。移動時間には余裕をもたせておきたいところです。
過去問題は配布されていますか
公式サイトには、過去問題の配布や公開についての記載は見当たりませんでした。入試に関するQ&Aは2027年度入試用の資料として案内されていますので、そちらと学校説明会での説明を手がかりにするのが確実です。
倍率は公表されていますか
志願者数・合格者数・倍率にあたる数字は、公式サイトでは公表されていません。公表されているのは募集人員50名という数字だけです。数字を追うよりも、公開されている日程と検査の枠組みを正確につかむほうが、準備には役立ちます。
説明会や見学の機会はありますか
学校説明会やプレテストの申し込みは、公式サイトからインターネット出願システムのページへ案内されています。学校の雰囲気は資料だけでは分かりませんので、可能な範囲で足を運んでおくことをおすすめします。迷ったときは個別相談もご利用ください。
入学が決まったあとの費用も、先に見ておきましょう
考査の内容と同じくらい、合格後の流れを知っておくと落ち着いて臨めます。2027年度の募集要項では、入学金が250,000円、その納入期間が2026年9月7日(月)から9月10日(木)までと示されています。発表の当日から手続きが始まる日程です。
入学後にかかる月額の経費は、学費が52,500円、諸費が2,500円、給食費が7,500円、預り金が14,500円と公表されています。スクールバスを利用する場合は月額8,800円が加わります。このほか、入学時に制服・学用品等で約150,000円が必要と案内されています。
また、兄弟姉妹が在籍している場合には年額48,000円を給付する奨学金の記載もあります。金額はいずれも2027年度の募集要項に示されているもので、年度によって変わる可能性がありますので、最新の内容は募集要項でご確認ください。費用の全体像は箕面自由学園小学校の学費の記事でも整理しています。
学費は毎月5日の口座振替で納める仕組みで、引き落としの金額や明細は学園が案内している学費サイトで確認できると説明されています。合格から入学までの期間は短いので、必要な金額と支払いの時期を早めに家族で共有しておくと安心です。
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