箕面自由学園小学校を受けるとき、併願はどう考えればよいでしょうか。
まずは箕面自由学園小の日程を軸に考える
併願を考えるときは、まず本命となる学校の日程を軸に置くことが大切です。同校のA日程は9月に設けられ、そのあとに1月の特別日程もあります。
A日程は適性検査が2日間あり、両日受験できます。この日程を起点に、その前後に組める併願校を考えていくとよいでしょう。
移動の負担や子どもの体力も考えながら、詰め込みすぎない受験スケジュールを描くことが第一歩です。
通学圏内の学校を候補に入れる
同校は阪急箕面線が最寄りで、スクールバスも運行しています。併願校を選ぶ際は、通学圏内にある学校を候補に入れると、入学後の生活も無理がありません。
大阪府北部や阪急沿線には、私立小学校が複数あります。それぞれの校風や教育方針を比べて、家庭に合う学校を探すとよいでしょう。
通学時間は、入学後の毎日に関わる大切な要素です。合格だけを基準にせず、通いやすさも含めて検討しましょう。
教育方針の近い学校を比べる
同校は「体験と実践」や、習熟度別の学び、コース制といった特色を持っています。併願校を選ぶ際は、こうした方針に近い学校を候補にすると、準備の方向性がぶれにくくなります。
校風が近い学校どうしであれば、考査で見られる力にも共通点が生まれ、対策が重なりやすくなります。
一方で、あえて違うタイプの学校を組み合わせ、選択肢の幅を広げる考え方もあります。家庭の方針に合わせて判断しましょう。
子どもの負担を第一に考える
併願校を増やせば選択肢は広がりますが、その分、子どもにかかる負担も大きくなります。受験が続くと、心身の疲れも出やすくなります。
何校を受けるかは、子どもの様子を見ながら決めることが大切です。数より、一つひとつに落ち着いて臨める体制を整えましょう。
保護者が焦らず落ち着いていることも、子どもの安心につながります。家庭全体で無理のない計画を心がけましょう。
併願を考えるうえで家庭が準備しておきたいこと
まずは、本命の日程を軸に、候補となる学校の日程と通学のしやすさを一覧にして整理してみましょう。全体像が見えると、判断がしやすくなります。
あわせて、それぞれの学校の教育方針を比べ、家庭が大切にしたい価値観に近いかどうかを確認しておくことが、後悔のない選択につながります。
ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
併願を組むときは、試験日以外の日付も並べます
併願を考えるときに見落としやすいのが、試験日以外の日付です。箕面自由学園小学校の2027年度児童募集要項では、次のように公表されています。
- 出願登録期間:2026年7月18日(土)から8月16日(日)まで
- 親子面接:2026年8月22日(土)・23日(日)、8月29日(土)・30日(日)
- 適性検査1日目:2026年9月5日(土)受付8時15分、開始9時
- 適性検査2日目:2026年9月6日(日)受付8時15分、開始9時
- 合格発表:2026年9月7日(月)10時にWeb発表、郵送でも通知
- 入学手続の納入期間:2026年9月7日(月)から9月10日(木)まで
親子面接が適性検査より前の週末に置かれていること、そして4つの候補日が示されていることが、この学校の日程の特徴です。8月下旬の土日は他校の行事とも重なりやすい時期ですので、面接の日をいつに希望するかは早めに考えておきたいところです。
入学手続きの期限が、併願の判断を左右します
併願で最も難しいのは、先に合格した学校の手続きをどうするかという判断です。2027年度の募集要項では、合格発表が2026年9月7日(月)10時、入学手続の納入期間が同じ9月7日(月)から9月10日(木)までと示されています。入学金は250,000円です。
つまり、発表のその日から手続きが始まり、4日以内に納入を終える日程になっています。この期間に他校の結果がまだ出ていない場合、どう動くかをあらかじめ決めておかなければ、当日になって慌てることになります。
大阪府の私立小学校は9月上旬から入試が始まる学校が多く、日程が重なりやすい時期です。候補にしている学校それぞれについて、発表の日と手続きの締め切りをカレンダーに書き出し、重なりを目で確かめておくことをおすすめします。
なお、納入した入学金の扱いについての記載は、公式サイトでは確認できませんでした。併願を前提に考える場合はとても大切な点ですので、必ず学校にご確認ください。
2日間の適性検査をどう受けるか
この学校の入試は、適性検査が2日間に分かれている点が特徴です。2027年度の募集要項では、受験料が1日程20,000円、両日程を受験する場合は40,000円と示されています。両方を受けることを想定した料金設定が公表されているということです。
一方で、日程ごとの募集人員も、日程ごとの志願者数や合格者数も公表されていません。どちらの日が有利かを判断できる材料は公開されていない、というのが正確なところです。
そう考えると、2日間の扱いは「有利不利」ではなく「体力と予定」で決めるのが現実的です。9月5日(土)と6日(日)は連続した2日間で、いずれも受付が8時15分から、開始が9時とされています。他校の入試が近い時期にある場合、2日続けて朝から受けることがお子さまの負担になるかどうかを、家庭の判断で見極めることになります。
併願についてよくある質問
面接の日は選べますか
2027年度の募集要項では、親子面接の日として2026年8月22日(土)・23日(日)と8月29日(土)・30日(日)が示されています。希望の出し方や割り当ての方法についての記載は見当たりませんでしたので、出願のときに案内される内容をご確認ください。
2つの日程の両方を受けたほうがよいですか
受験料が両日程で40,000円と示されており、両方を受験できることは公表されています。ただし、日程別の募集人員や倍率は公表されていませんので、有利かどうかを数字で判断することはできません。
合格発表はいつですか
2026年9月7日(月)10時にWebで発表され、郵送でも通知されると案内されています。
出願はいつからできますか
出願登録の期間は2026年7月18日(土)から8月16日(日)までと案内されています。インターネット出願システムを通じた登録で、資料請求や学校説明会の申し込みも同じシステムから案内されています。併願先の出願時期と重なることが多い時期ですので、余裕をもって進めておきましょう。
学校の性格が近いかどうかも、併願の物差しになります
日程だけで併願先を決めると、あとで迷いが出ます。学校が何を大切にしているかを並べて比べておくと、どちらに進んでも納得しやすくなります。
箕面自由学園の建学の精神は「豊かな自然環境を基盤に、体験と実践をとおして、伸び伸びと個性を発揮できる、教養高い社会人を育成する」というものです。小学校は「なりたい自分を見つける」を教育方針のテーマに掲げ、教科横断型の授業、五感を活用した学習、1年生からの理科専科授業を柱に挙げています。
学び方の面では、1年生から4年生までの英語と、5年生から6年生までの算数が習熟度別で、いずれも学年を2つのクラスに分けて行われます。4年生からは週1コマの演習をコース別に置くコース制が始まり、算数は6年生の夏休みまでに小学校の範囲を終えて中学受験に対応した演習へ移ると案内されています。宿泊をともなう体験は1年生から毎年組まれ、6年生は2月に長崎で平和学習を行う修学旅行に参加します。
体験を重ねながら中学受験にも備えるという組み立てです。候補にしている学校を、この物差しで並べてみてください。願書の書き分けにも迷いが出にくくなります。願書作成のご相談も承っています。
あわせて読みたい 関連記事
志望校対策に、うみ塾長制作の教材があります
元お受験幼稚園面接官のうみ塾長が、願書・面接・学校選びを教材にまとめています。
ニュースを見逃さないように登録する
Google ニュースでフォローする1.jpg)


























