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【2025.03.31 メディア掲載】

ベネッセ教育総合研究所様のWEBメディア「ベネッセ教育情報」に取材いただいた「願書における家庭教育方針の書き方と記入例」が掲載されました。
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【小林聖心女子学院小学校】面接の傾向と準備をプロが解説

ママ
ママ

小林聖心女子学院小学校の面接では、どのようなところが見られるのでしょうか。

ミッションスクールなので、宗教のことも問われるのか気になります。

塾長
塾長

学校は面接を「学校と家庭が出会う大切な時間」と表現しています。答えの上手さより、家庭の方向と学校の方向が重なっているかが見られる場です。

大切なのは、以下の3点です。

・保護者に問われるテーマは「志望の理由」「女子教育と宗教教育の受け止め」「日ごろの子育て」に整理できること
・お子さまには、聞かれてすぐに答えられる範囲のことしかたずねないと学校が説明していること
・答えは結論から入り、家庭の出来事で裏づける形にすること

小林聖心女子学院小学校の個別相談家庭学習サポート願書作成面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。

小林聖心女子学院小学校を受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!

面接は、家庭の姿がそのまま表れる場面です。小林聖心女子学院小学校は、面接を学校と家庭が出会う大切な時間だと表現しています。ここでは公表されている形式と、どんなテーマが問われるのかという枠組み、そして準備の方向を整理します。

【小林聖心女子学院小学校】親子面接は考査日の前に行われる

関連動画:小学校受験の面接対策について。この学校の個別情報を説明したものではありません。

2027年度の児童募集要項によれば、面接日はA日程が2026年8月29日、B日程が9月19日、C日程が11月28日です。A日程とB日程では考査日と別に設定され、C日程だけは面接と考査が同じ日になります。

時間帯は学校が指定します。よくある質問では、要項に示された日程の範囲であれば、事務室へ電話で連絡することで変更できると案内されています。仕事の都合がつかない場合は、早めに相談しましょう。

学校は、面接には両親でお越しくださいとお願いしていますが、日程の調整が難しい場合は保護者のどちらか一人でも構わないと述べています。日程・所要時間・当日の進め方は年度によって変わりますので、最新はその年度の募集要項と公式サイトでご確認ください。

【小林聖心女子学院小学校】保護者に問われるテーマ

学校が公表しているのは面接の枠組みまでで、質問そのものは公表されていません。実際に出た話題は、受験されたご家庭の話から後の項で整理しますが、言い回しを追いかけるのではなく、どの分野が取り上げられるのかという地図を持っておくことをおすすめします。

保護者に向けられるテーマは、次のような範囲に収まります。

  • 志望のきっかけと、この学校を選んだ理由
  • 女子教育についての考え方
  • カトリックの精神に基づく宗教教育の受け止め
  • 家庭の教育方針と、子育てで大切にしていること
  • お子さまのよいところと、いま伸ばそうとしていること

ミッション校ならではのテーマがある点が、この学校の面接の特徴です。どう受け止めているのかを、事前にご家族の間で話し合っておくとよいでしょう。ただし原稿を暗記するような準備は、かえって不自然に響きます。

お子さまの性格については、よいところと課題の両方が話題になる形が定番です。課題に触れるときは、直そうとして家庭で取り組んでいることとセットで話せると、印象がまったく変わります。

【小林聖心女子学院小学校】志願者に問われるテーマ

学校は、お子さまには聞かれてすぐに答えられることをたずねると説明しています。難しい受け答えを求めているわけではありませんので、暗記させるのではなく、日々の会話の中で言葉を育てていきましょう。

お子さまに向けられるテーマは、次のような範囲です。

  • 自分自身のこと(名前、通っている園、誕生日)
  • 今日ここへ来るまでの道のり
  • 園での生活と、楽しいと感じる場面
  • 家族との過ごし方
  • お祈りやマリア様など、宗教にまつわる身近なこと

宗教に関するテーマが含まれるのは、この学校らしいところです。とはいえ、教義を説明させるようなものではありません。ご家庭で絵本や行事を通して触れておけば、自然に言葉が出てきます。

【小林聖心女子学院小学校】実際にどんなことが聞かれているか

テーマの地図を持ったうえで、もう一歩踏み込んでおきましょう。過去の面接では、次のような内容が問われています。言い回しは年度によって変わりますので、形をなぞるのではなく、問われている中身をつかんでおくことが大切です。

保護者に対して問われている内容

  • 志望の理由を、数ある学校の中でなぜ本校なのかという形で説明するよう求められます
  • 女子だけの環境で六年間を過ごさせることをどう考えているか、その受け止めを尋ねられます
  • カトリックの精神にもとづく宗教教育について、どう感じているかという感想を求められます
  • 子育てのうえで特に気をつけている点を、ひとつ挙げて説明するよう求められます
  • お子さまの長所と短所を、両方そろえて挙げるよう求められます

女子教育と宗教教育の二つは、この学校ならではの踏み込みです。どちらも良し悪しを問うているのではなく、家庭がその環境をどう理解したうえで選んだのかを確かめる問いだとお考えください。長所と短所は片方だけで終わらせず、短所については家庭で取り組んでいることまで続けて話せるようにしておきましょう。

お子さまに対して問われている内容

  • 自分の名前と通っている園の名前、そして誕生日を答えるところから始まります
  • その日どうやって学校まで来たのかを尋ねられます
  • 園で過ごすなかで、どんなことをしているときが楽しいかを答える問いが出ています
  • お祈りができるかどうかを尋ねられます
  • マリア様がどのような方かを、自分の言葉で言えるかを尋ねられた年もあります

前半は、聞かれてすぐ答えられることばかりです。後半の宗教にまつわる二つも、教義の説明を求めるものではありません。園や家庭でお祈りに触れた経験があるか、その言葉が自分のものになっているかを見ているだけですので、暗記させる必要はありません。

問われ方に共通していること

保護者への問いも、お子さまへの問いも、その場で考えて答えるより、日ごろの積み重ねがそのまま出る形になっています。保護者側は家庭の方針を言葉にしているかどうか、お子さま側は身のまわりのことを自分の言葉で言えるかどうかです。準備というより、ふだんの会話をひとつずつ言葉にしていく作業だとお考えいただくのがよいでしょう。

【小林聖心女子学院小学校】学校が面接で見ようとしていること

学校は、保護者がどのような教育方針を持っているか、また学院の教育に望んでいることは何かをたずねると説明しています。願書から志望理由は伝わっても、それだけでは見えない部分があるとも述べています。

家庭と学校の価値観が大きく異なれば、お子さまにとって学校生活が心地よいものにならない可能性がある。だからこそ家庭が大切にしていることを知りたい、というのが学校の言葉です。

お子さまは親の姿を見て育ちます。行動も言葉も価値観も、日々の家庭の中で自然に育まれていきます。面接は、その積み重ねが表れる場だと考えておきましょう。

【小林聖心女子学院小学校】答えの組み立て方

答え方には、そのまま使える型があります。次の順に並べるだけで、話は驚くほど伝わりやすくなります。

  • 結論を先に、ひと言で言い切る
  • そう考える理由を、家庭で実際にあった出来事で示す
  • その経験を、入学後どう続けたいかで結ぶ

長さの目安は、ひとつのテーマにつき三十秒から一分ほどです。長く話すほど、次のやりとりにつながる余地がなくなります。短く答えて、聞かれたら足す。この姿勢のほうが、会話として自然に運びます。

宗教教育について問われたときも、型は同じです。信仰を持っているかどうかを試される場ではありません。祈る時間や静かに過ごす時間を、わが家がどう受け止めているのかを、自分の言葉で述べれば十分です。

よくある失敗の型も知っておきましょう。用意した文章の棒読み、他校と比べる言い方、そしてお父様とお母様で女子教育や宗教教育の受け止めが食い違うことです。中心となる考えだけは、事前にひとつにそろえておいてください。

【小林聖心女子学院小学校】家庭でできる準備

両親でそろって臨むことが望ましいとされているのは、家庭としての教育観を確かめたいからでしょう。日ごろからご夫婦で子育ての方針を話し合っておくことが、そのまま準備になります。

お子さまに対しては、想定して練習を重ねるよりも、大人の話を最後まで聞いてから答える習慣を育てることが役立ちます。ご家族で食卓を囲み、その日にあったことを話す時間を持ちましょう。

学校に足を運ぶことも準備の一部です。オープンスクールや学院祭、授業見学ツアーなど、お子さまと一緒に参加できる機会が年間を通して用意されています。実際に見た印象は、言葉に重みを与えます。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。

面接で見られる観点を、学校の言葉から捉える

面接の準備というと、想定される問いに答えを用意することだと考えられがちです。けれども実際に見られているのは、答えの中身そのものより、その家庭がこの学校の方向とどれだけ重なっているか、という一点です。

小林聖心女子学院は、小学校から高等学校までの12年間をひとつづきの教育としてとらえ、ステージI・ステージII・ステージIIIという区分で発達の段階に応じた指導を行っています。宗教教育を柱のひとつに置き、一日の始まりと終わりに祈る時間、週に一度のミサ、心静かに過ごすひとときが日課のなかに組み込まれています。英語教育、リーダーシップ教育、全人教育という言葉も掲げられています。

これらを読み解くと、面接で見られる観点の輪郭が見えてきます。長い時間をかけて子どもを育てるという考え方に共感できているか。静かに過ごす時間の価値を、家庭でも認めているか。目の前の結果より、その子の育ちそのものを大事にできているか。こうした点です。

さらに2027年度入試からは、対話型のSQ入試が導入されると案内されています。SQは社会的知性を指す言葉です。人と関わる力を見るという姿勢が入試の設計にまで及んでいるということですから、面接の場でも、用意した文章を読み上げるような受け答えより、その場のやりとりが成り立つかどうかが大切になると考えられます。

学院の歩みを知っておくと、言葉が具体的になります

志望の理由を語るとき、学校の歴史をひとこと添えられるかどうかで、伝わり方が変わります。学院の始まりは1923年、兵庫県武庫郡住吉村に修道院が開かれ、住吉聖心女子学院として創立されたときにさかのぼります。創立者は聖マグダレナ・ソフィア・バラです。

1926年には現在の地へ移り、小林聖心女子学院と名を改めました。中学校と高等学校が発足したのもこの年です。小学校の創立は、戦後の学制改革を受けた1948年でした。そして2023年、学院は創立100周年を迎えています。

こうした事実を暗記して披露する必要はありません。ただ、100年を超えて受け継がれてきた教育の上に、いまの6年間が置かれている。その重みを知ったうえで話す言葉は、知らずに話す言葉とは自然に違ってきます。

面接の前に、学校を見ておく

面接で語る言葉の説得力は、その学校を何度見たかにほぼ比例します。2027年度入試に向けては、2026年3月20日のオープンスクール、4月29日の学校説明会、6月の学校説明会、6月20日の学校見学ツアー、7月22日から23日の入試説明会が案内されていました。今後の公開行事の予定は、学校の案内でご確認ください。

児童数は311名、1クラスは20名から30名ほど、教員は非常勤9名を含めて36名とされています。この規模の学校で、在校生がどんな表情で過ごしているか。それを自分の目で見たうえで話す志望理由は、資料を読んだだけの言葉とは重みが違います。予定は変更されることがありますので、学校の案内でご確認ください。

面接についてよくある質問

面接の所要時間はどのくらいですか

所要時間や具体的な進め方は、年度によって変わります。確実な情報は、その年度の募集要項や説明会でご確認ください。

両親そろって出席する必要がありますか

学校は両親でお越しくださいとお願いしており、日程の調整が難しい場合は保護者のどちらか一人でも構わないと述べています。事情がある場合は、自己判断せずに早めに学校へ直接おたずねになるのが確実です。

子どもがうまく話せるか不安です

すらすら話せることが求められているわけではありません。聞かれたことに向き合おうとしているか、困ったときに助けを求められるか。そうした姿のほうが見られています。

家庭の考えをどうまとめればよいですか

お父様とお母様で言うことが食い違うと、それだけで印象が変わります。面接対策では、ご家庭の言葉を整理するところからお手伝いしています。

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ご家庭で面接練習ができる教材があります

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ABOUT ME
うみ塾長
元お受験幼稚園の面接官。株式会社Bright Future Family代表取締役。数多くの願書審査・面接を担当してきた経験をもとに、小学校受験・幼稚園受験の願書作成・面接対策・家庭学習を全国対応でサポート。自身もわが子の小学校受験を経験。『小学校受験の教科書』著者。
藤川海美 (ふじかわ うみ)
うみ塾長
お受験教室代表。
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株式会社Bright Future Family 代表取締役。 元お受験幼稚園の面接官として、数多くの願書を審査し、親御様やお子様の面接を担当。長年の経験を活かし、小学校受験指導に従事。
自らも我が子の小学校受験を経験し、親の立場から見た受験の厳しさを理解。親子が第一志望校に合格するためのサポートを使命とし、命をかけて指導に取り組む。
教育者としての経験と親としての視点を融合させた指導が特徴。
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