面接は、家庭の姿がそのまま表れる場面です。小林聖心女子学院小学校は、面接を学校と家庭が出会う大切な時間だと表現しています。ここでは公表されている形式と、過去の質問例、そして準備の方向を整理します。
親子面接は考査日の前に行われる
2027年度の児童募集要項によれば、面接日はA日程が2026年8月29日、B日程が9月19日、C日程が11月28日です。A日程とB日程では考査日と別に設定され、C日程だけは面接と考査が同じ日になります。
時間帯は学校が指定します。よくある質問では、要項に示された日程の範囲であれば、事務室へ電話で連絡することで変更できると案内されています。仕事の都合がつかない場合は、早めに相談しましょう。
面接の時間は、1組の家族につきおよそ10分と説明されています。学校は、面接には両親でお越しくださいとお願いしていますが、日程の調整が難しい場合は保護者のどちらか一人でも構わないと述べています。
保護者への質問例
過去の面接では、志望理由をお聞かせください、女子教育についてのお考えを教えてください、といった質問がありました。カトリックの精神に基づく宗教教育について、感想を求められることもあります。
子育てで特に気を付けていることは何ですか、お子さまの長所と短所をお話しください、という問いも出されています。日ごろの子育てを振り返っていなければ、その場で答えるのは難しい内容です。
ミッション校ならではの質問がある点が、この学校の面接の特徴です。どう答えるのか、事前に家族の間で話し合っておくとよいでしょう。ただし原稿を暗記するような準備は、かえって不自然に響きます。
志願者への質問例
子どもには、名前と幼稚園の名前とお誕生日を教えてください、今日はどうやって来ましたか、といった質問が出されています。聞かれてすぐに答えられることが中心です。
幼稚園ではどんなことをしている時が楽しいですか、お祈りはできますか、という問いもありました。マリア様はどんな人か言えますかとたずねられた例もあります。
学校は、子どもには聞かれてすぐに答えられることをたずねると説明しています。難しい受け答えを求めているわけではありませんので、暗記させるのではなく、日々の会話の中で言葉を育てていきましょう。
学校が面接で見ようとしていること
学校は、保護者がどのような教育方針を持っているか、また学院の教育に望んでいることは何かをたずねると説明しています。願書から志望理由は伝わっても、それだけでは見えない部分があるとも述べています。
家庭と学校の価値観が大きく異なれば、子どもにとって学校生活が心地よいものにならない可能性がある。だからこそ家庭が大切にしていることを知りたい、というのが学校の言葉です。
子どもは親の姿を見て育ちます。行動も言葉も価値観も、日々の家庭の中で自然に育まれていきます。面接は、その積み重ねが表れる場だと考えておきましょう。
家庭でできる準備
両親でそろって臨むことが望ましいとされているのは、家庭としての教育観を確かめたいからでしょう。日ごろから夫婦で子育ての方針を話し合っておくことが、そのまま準備になります。
子どもに対しては、質問を想定して練習を重ねるよりも、大人の話を最後まで聞いてから答える習慣を育てることが役立ちます。家族で食卓を囲み、その日にあったことを話す時間を持ちましょう。
学校に足を運ぶことも準備の一部です。オープンスクールや学院祭、授業見学ツアーなど、子どもと一緒に参加できる機会が年間を通して用意されています。実際に見た印象は、言葉に重みを与えます。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
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