神戸海星女子学院小学校の合格に向けて、家庭では何をすればよいでしょうか。
学校を知ることから始める
関連動画:小学校受験の合格のために習慣化させることについて。この学校の個別情報を説明したものではありません。
学校説明会は2026年5月23日と6月20日に予定されています。入学願書等の用紙配布も、5月23日から7月21日までです。
説明会の日から願書の配布が始まりますので、まず足を運ぶことが最初の一歩になります。資料請求フォームから申し込むか、電話で問い合わせて郵送してもらうこともできます。
学校目標や教育理念を読み込み、家庭が大切にしていることと重なるかを確かめてください。学校自身の言葉で語られる説明ほど、確かな手がかりはありません。
保育とペーパーに対応する土台を育てる
試験内容は保育とペーパーテストです。出題分野は公表されていませんので、分野を絞った対策よりも、幅広く土台を整えるほうが確実です。
ペーパーテストの土台になるのは、話を聞いて理解する力です。読み聞かせを続け、大人の指示を最後まで聞いてから動く習慣を育てましょう。
保育の場面では、同年代の子どもと過ごす経験がそのまま表れます。順番を待つ、譲る、困っている子に声をかけるといった場面を、意識して経験させてください。
日程から逆算して1年を組み立てる
願書の受付は2026年7月22日から7月28日までです。郵送のみですので、それまでに願書を取り寄せ、記入を終えておく必要があります。
面接は8月21日、22日、そして8月24日から27日までの指定された日です。夏休みの終わりが面接、9月5日が入学試験という流れになります。
夏休みは仕上げの時期にあたります。生活のリズムを崩さず、家族で会話する時間を確保することが、そのまま面接の準備につながります。
学校目標を家庭の言葉にする
学校目標は「人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい」という聖書の言葉です。人にしてもらうのを待つのではなく、自分から進んで行うことを大切にしています。
星の子に育む五つのかがやきとして、奉仕と思いやりの心、豊かな人間関係、深い思考力、確かな知識、正しい生活習慣が掲げられています。
これらは、当日だけ取りつくろっても伝わりません。家庭で目指す姿と重なるかを確かめ、日々の暮らしの中で育ててください。
結果に振り回されない準備を
入学試験は年に一度、9月5日の1日だけです。体調管理が結果を左右することもありますので、夏休みのあいだの生活を整えておきましょう。
合否の問い合わせには一切答えられないと明記されています。当日の様子を子どもから聞き出そうとしすぎず、よく頑張ったと迎えてあげてください。
受験の1年間は、子どもが大きく育つ時間でもあります。合否にかかわらず、この時間そのものに価値があると信じて、家族で歩んでいきましょう。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
【神戸海星女子学院小学校】入学後の学び方を知ると、いま育てるべき力が見えます
対策を考えるとき、いちばん確かな道しるべは「入学後にどんな学び方をするのか」です。公式サイトには、授業の形が具体的に示されています。
- 一単位時間は45分。国語は1・2年生 週8.5時間、3・4年生 週7時間、5・6年生 週6時間。算数は全学年 週5時間から6時間
- 英語は1年生から週3回。ネイティブ教員と日本人英語教員による協同指導で、低学年はフォニックスを中心とした音声の授業
- グループワーク、プロジェクターと電子ペンを使った課題発表、ロボットプログラミング
- 放課後に、4年生から6年生を対象とした算数演習(習熟度に応じたクラス分け)
- 総合的な学習は年間35時間程度
ここから読み取れるのは、「耳で聞く」「人前で伝える」ことが低学年から求められるということです。低学年で英語を音から学び、6年生では英語でのプレゼンテーションに取り組むという流れも、その延長にあります。
となれば、いまご家庭で積み重ねるべきことははっきりします。読み聞かせを続け、聞いた話を自分の言葉で言い直させること。これが、ペーパーの指示を聞き取る力にも、面接で自分のことを話す力にも、そのままつながっていきます。文字を書く練習や問題集の量より、まずここに時間を割いてください。
また、高学年の目標として「基礎をさらに固め、応用力を養う。課題を追求し、みずからの学習習慣を完成させる。」と示されています。最終的に「自分で学べる状態」に持っていくことを学校が目標として掲げているのですから、家庭でも「言われたからやる」ではなく「自分で始める」という形を、少しずつ増やしていきましょう。
【神戸海星女子学院小学校】自立を育てる場が、6年間に組み込まれています
公式サイトの宿泊体験学習のページには、「普段の生活から離れ、宿泊体験を通して集団の中で人と関わり合いながら成長を図ります」という方針が示され、2年生から6年生まで段階的に設計されていることが記載されています。
- 2年生…学校合宿(1泊2日)。校内での初めての宿泊で、自己管理能力と集団生活の基礎を学ぶ
- 3年生…神戸市立自然の家(1泊2日)
- 4年生…国立淡路青少年交流の家(2泊3日)。野外炊飯やグループ制作活動
- 5年生…スキー合宿(3泊4日)。技能別指導により自主性・自立性・忍耐力を育む
- 6年生…修学旅行(3泊4日)。沖縄伊江島での民泊を中心に、農業・漁業体験と平和学習
あわせて、1年生から6年生が縦割り班で活動する「仲良しクラブ」、5・6年生が所属する委員会活動も紹介されています。集団の中で自分の役割を持つ経験が、6年間に何度も用意されている学校です。考査の準備としても、家庭の中でお子さまに役割を持たせ、最後まで責任を持って果たす経験を積ませておくことが、そのまま生きてきます。
【神戸海星女子学院小学校】通学の下見も、対策のうちです
見落とされがちですが、通学が続けられるかどうかの確認は、立派な受験対策です。公式サイトのアクセスページには、JR「灘駅」・阪急「王子公園駅」から徒歩でおよそ13分から16分、阪神「岩屋駅」から徒歩でおよそ15分から18分、神戸市バスは三宮駅から阪急六甲行の2番または摩耶ケーブル行の18番に乗車し「青谷」下車と案内されています。
登校は8時ごろ、朝礼は8時20分からと記載されていますので、家を出る時刻はそこから逆算することになります。下校は5校時までの日が14時15分から、6校時までの日が15時10分から、7校時までの日が16時からです。実際に同じ時間帯に一度往復してみると、お子さまの負担も、ご家庭の生活の変化も、具体的につかめます。
安全面については、公式サイトに次の備えが紹介されています。
- 児童一人ひとりに配付したICタグにより、校門通過時に保護者へ登下校の時刻をメールで自動通知
- 児童の現在地を確認できるGPSサービス
- 正門に警備員が常駐。登校完了後から下校時刻までは正門を施錠
- 校内および正門付近に防犯カメラを設置
- 地区別集会と集団下校の訓練(非常時には異なる経路での下校訓練も実施)
- 警察による交通安全教室、警察の方が不審者役を担当する訓練、地震・火災の訓練
- 飲料水、保存食、防寒シート、簡易トイレ、防災頭巾などの備蓄
【神戸海星女子学院小学校】対策についてよくある質問
幼児教室に通う必要はありますか
通室の要否について、公式サイトに記載はありません。ご家庭の状況と、お子さまの様子に合わせて判断してください。大切なのは、どこで学ぶかより、聞いて理解する力と、最後までやり遂げる姿勢を日々の生活の中で育てられているかどうかです。
いつから準備を始めればよいですか
開始時期に正解はありません。ただし公式サイトに示された試験内容には、ペーパーテストのほかに運動・音楽・絵画といった区分が含まれる日程があります。手を動かすこと、体を動かすこと、音に合わせて動くこと。これらは短期間では身につきませんので、生活の中の遊びとして早くから取り入れておくほうが無理がありません。
説明会には必ず参加すべきですか
参加が選考に影響するかどうかについて、公式サイトに記載は見当たりません。説明会参加と選考の関係は公式に記載が見当たらないため、断定はできません。ただし願書や面接で語る材料を集めるという意味では、足を運ぶ価値は十分にあります。実施日程は年度によって変わりますので、公式サイトの更新情報でご確認ください。
準備の進め方でお悩みのときは、オンライン個別相談もご利用ください。
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