神戸海星女子学院小学校を受けるとき、併願はどう考えればよいでしょうか。
入学試験は年に一度だけ
関連動画:小学校受験の志望校の選び方について。この学校の個別情報を説明したものではありません。
入学試験は2026年9月5日の一度だけです。複数の日程がある学校とは違い、一度の機会に臨むことになります。
そのぶん、併願校の日程は組みやすくなります。9月上旬のこの日を軸に、前後の日程で他校を受けるという設計になります。
ただし、体調管理が結果を左右することもあります。9月上旬に万全の状態を迎えられるよう、夏休みの過ごし方を考えてください。
面接は8月下旬の指定日
面接は2026年8月21日、22日、そして8月24日から27日までの、指定された日に行われます。時間はおよそ10分程度です。
面接の日時は学校が指定します。夏休みの終わりの時期にあたりますので、家族の予定と併願校の日程を早めに調整しておきましょう。
願書の受付は2026年7月22日から7月28日までで、郵送のみです。7月21日から28日までの消印が有効です。
教育の方向性を軸に候補を選ぶ
この学校はカトリックの女子校で、12年間の一貫教育を掲げています。教育理念は、キリストの愛の精神を基盤として個性を大切にし、一貫した全人的教育で人格の完成をめざすことです。
併願校を選ぶときも、この軸から大きく外れない範囲で考えると、面接での受け答えに一貫性が生まれます。女子校、ミッションスクール、一貫教育の学校といった観点で候補を洗い出してみてください。
逆に、方向性の異なる学校を並べること自体は否定されるものではありません。ただし、なぜその両方を志望するのかを家庭の言葉で説明できるかどうかは、確かめておく必要があります。
通学の条件から範囲を絞る
学校は神戸市灘区青谷町にあります。JR灘駅と阪急王子公園駅から徒歩でおよそ13分から16分、阪神岩屋駅からおよそ15分から18分です。
スクールバスはありません。多くの児童が電車やバスなどの公共交通機関を利用して登下校していると学校は説明しています。遠方から通学する児童も多いとされています。
併願校も同じように通学時間を測っておきましょう。合格したあとに通えないという事態を避けるため、実際の時間帯に電車に乗って確かめることをおすすめします。
手続きの期限を並べる
合格発表は2026年9月6日に速達で発送され、入学手続きは9月8日の午前10時から11時までです。発表から2日後という短い日程です。
入学金は400,000円です。併願校の合格発表と手続き期限を並べ、どの学校の結果がいつ出るのかを一覧にしておきましょう。
併願の組み立ては、家庭ごとに正解が異なります。日程、通学、教育の方向性という三つの軸で候補を並べ、優先順位を決めてください。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
【神戸海星女子学院小学校】公式サイトに掲載されている2次募集の日程
併願を考えるうえで見落とされやすいのが、秋以降にも受験の機会が用意されているという点です。神戸海星女子学院小学校の公式サイトの募集要項ページには、2027年度入学について「小学校2次前期」と「小学校2次後期」が掲載されています。
小学校2次前期
- 募集人数…第1学年 女子 若干名
- 願書配布…2026年9月8日(火)から9月30日(水)
- 出願期間…2026年9月18日(金)から9月30日(水)、郵送のみ
- 検定料…20,000円
- 試験日…2026年10月3日(土)
- 試験内容…ペーパーテスト・運動と音楽・絵画
- 面接…2026年10月3日(土)の試験後、受験生と保護者が対象
- 合格発表…2026年10月3日(土)に速達で発送
- 入学手続…2026年10月6日(火)午前10時から11時
小学校2次後期
- 願書配布…2026年10月14日(水)から12月18日(金)
- 試験日…2026年12月23日(水)
- 試験内容…前期と同様
2次後期の出願期間・合格発表・入学手続の日程は、公式サイトの掲載からは読み取れませんでした。2次後期の詳細な日程は募集要項でご確認ください。
ここで注目したいのは、2次の試験内容が「ペーパーテスト・運動と音楽・絵画」と明記されていること、そして面接が試験日当日の試験後に行われると書かれていることです。準備の組み立て方が変わりますので、2次を視野に入れるなら要項を丁寧に読んでください。
また、募集人数が「若干名」と表記されている点も重要です。若干名という表記は、その年の状況によって枠が変わりうるということを意味します。2次を当てにした計画は立てにくいと考えておくのが現実的です。
【神戸海星女子学院小学校】併願を考えるときに整理しておく三つのこと
1つめは、ご家庭の中での順位です。神戸海星女子学院小学校は女子校で、カトリック教育を基盤とした学校です。建学の精神は「真理と愛に生きる」で、「星の子を目指す」という言葉のもと、マリア様の生き方を学ぶ教育が掲げられています。この方針に共感して選ぶのか、通学の便や進学のしやすさで選ぶのかによって、併願先の性格はまったく変わります。
2つめは、日程の重なりです。2次前期の試験日は2026年10月3日、2次後期は12月23日と公表されています。ほかに検討している学校の日程と重ならないか、出願の締切が前後しないかを、カレンダーに書き出して確かめておきましょう。出願が郵送のみと明記されている点も、締切に余裕を見ておくべき理由になります。
3つめは、お子さまの負担です。複数校を受けるということは、それだけ試験の場数が増えるということです。10月の運動会や学芸会など、幼稚園・保育園の行事と重なる時期でもあります。受験の回数は「増やせば有利」ではありません。お子さまが力を出せる回数を見きわめてください。
【神戸海星女子学院小学校】併願についてよくある質問
2次を受ける場合、対策は変える必要がありますか
2次前期・2次後期の試験内容は「ペーパーテスト・運動と音楽・絵画」と公式サイトに記載されています。音楽と絵画が明記されている点は、準備を考えるうえで見逃せません。歌やリズムに親しむこと、絵を描くことを日常の中に置いておくと、当日の戸惑いが小さくなります。ただし具体的な出題内容は公表されていませんので、詳しい実施方法は募集要項でご確認ください。
途中の学年から入学する道もありますか
公式サイトには転編入学試験の案内もあります。2027年度入学として「現2・3年生若干名」を募集し、出願期間は2027年1月7日(木)から1月13日(水)、試験内容は国語・算数・作文に面接を加えたもの、試験日は2027年1月16日(土)午前9時、合格発表は2027年1月18日(月)と記載されています。実施の有無は年度によって変わりますので、最新の情報をご確認ください。
他校と比べるとき、どこを見ればよいですか
数字が公表されていない項目が多いため、比べる軸は「学校の中身」に置くのが確実です。公式サイトから確かめられるのは、一単位45分の授業、1年生から週3回の英語(ネイティブ教員と日本人英語教員の協同指導)、放課後の算数演習(4年生から6年生・習熟度別)、給食を行わず「みんなでお弁当」を基本としていること、2年生から6年生まで学年ごとに設計された宿泊体験学習、11種類の部活動、5・6年生の委員会活動、そして2024年に竣工した北館・南館の校舎です。こうした具体を並べて比べるほうが、順位表を眺めるより判断しやすくなります。
受験する学校数はどのくらいが適当ですか
適正な数というものはありません。ご家庭の考え方と、お子さまの体力・気持ちの持ちようで決まります。判断の順番としては、まず第一志望を決め、次に「ここなら通わせたい」と心から思える学校だけを足していくこと。受かるために増やすのではなく、通いたい学校だけを並べるという順序を守ると、結果がどう出ても後悔が残りません。
併願の組み立てにお悩みのときは、オンライン個別相談もご利用ください。
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