合格対策と聞くと、問題集の枚数や塾の授業時間を思い浮かべがちです。しかし須磨浦小学校が公表している情報を読むと、学校が見ようとしているのは子どもの育ちそのものだとわかります。ここでは1年間の見通しと、家庭でできることを整理します。
学校を知る機会が四つある
学校説明会は令和8年3月14日と4月25日に予定されています。須磨浦学園の教育、入学テスト、費用について説明され、学園内の見学と個別相談も行われます。
オープンスクールは5月9日で、年長と年中の子どもが対象です。体験授業と施設見学があります。
学校公開ウィークは6月8日から19日まで、各回2組限定です。入学テスト説明会は7月23日と25日に予定されています。
四つのテストに対応する土台を育てる
テスト内容は、体育テスト、言語と機能のテスト、生活診断テスト、集団活動の四つです。各テストには行動観察が含まれます。
体育テストでは、走る、跳ぶ、投げるといった基本の動きを、外遊びの中で経験させておきましょう。特別な技能は求められないと考えられます。
言語のテストの土台になるのは、話を聞いて理解する力です。読み聞かせを続け、大人の指示を最後まで聞いてから動く習慣を育てましょう。
生活診断テストへの備え
生活診断テストは、家庭の暮らしの中で育つ力を見るものだと考えられます。自分のことを自分でする、道具を片付ける、あいさつをするといった習慣が、そのまま表れます。
この学校は、基本的な生活習慣、思いやり、自主性、責任感、公共心、集中力、忍耐力、積極性を、徳育の中身として挙げています。
当日だけ取りつくろっても伝わりません。日々の暮らしの中で、少しずつ育てていくものです。
日程から逆算して1年を組み立てる
出願期間は令和8年4月25日から8月20日までと長く設けられています。願書は学校で受け取れるほか、公式サイトからダウンロードすることもできます。
親子面接は9月1日から4日までで、テスト日は9月5日です。夏休みが仕上げの時期になります。
生活のリズムを崩さず、家族で会話する時間を確保することが、そのまま面接の準備につながります。
結果に振り回されない準備を
月齢の考慮はありません。早生まれの子どもも同じ土俵で見られますが、それは不利になるという意味ではなく、年齢相応の落ち着きを育てておくことが大切だということです。
合否に関わる問い合わせには一切答えられないと明記されています。当日の様子を子どもから聞き出そうとしすぎず、よく頑張ったと迎えてあげてください。
受験の1年間は、子どもが大きく育つ時間でもあります。合否にかかわらず、この時間そのものに価値があると信じて、家族で歩んでいきましょう。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
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