奈良教育大学附属小学校は給食ですか、それともお弁当ですか?
給食があり、アレルギー対応もあります
奈良教育大学附属小学校の学校情報では、給食の欄は「あり(アレルギー対応あり)」と公表されています。週を通して学校で昼食がとれる形で、家庭が毎朝弁当を用意する必要はありません。
アレルギー対応があると明記されている点は、該当するお子さんのいる家庭にとって心強い情報です。ただし、どこまでの対応が可能かは個々の状況によりますので、出願の前に学校へ直接相談しておくことをおすすめします。
給食があることは、保護者の負担を軽くするだけでなく、子どもが同じものを一緒に食べる時間を持てるということでもあります。食を通した学びが、学校生活のなかに組み込まれています。
給食の時間に育つもの
給食は、自分で配膳し、みんなと同じものを、決められた時間のなかで食べる場です。家庭での食事とは進み方が違いますので、時間を意識して食べる経験を、入学前から少しずつ積んでおくと安心です。
奈良教育大学附属小学校の低学年の教育のめあてには、「よく食べ、力いっぱい体を動かす」という言葉があります。しっかり食べることが、学びの土台として位置づけられていることがわかります。
好き嫌いは誰にでもあります。無理に食べさせるより、一口だけ試してみる、苦手なものがあっても献立全体を楽しむという向き合い方のほうが、学校での食事の時間を楽にしてくれます。
準備と片づけも学びのうち
給食の準備や片づけは、当番として子どもたちが担います。順番を守る、道具をていねいに扱う、友だちと譲り合うといった場面が、毎日くり返されることになります。
奈良教育大学附属小学校の教育目標には「よく働く子」が柱として掲げられています。給食当番の仕事は、この言葉がそのまま形になった場面のひとつだといえます。
家庭でも、食器を運ぶ、テーブルを拭く、こぼしたら自分で片づけるといった役割を任せてみてください。特別な訓練をしなくても、日々の食卓が準備の場になります。
食を通して見える学校の姿
奈良教育大学附属小学校は、子どもを主人公にし、子どもたちが人間的な自立にむけて歩むことをめざした教育を行っていると公表しています。給食の時間もまた、その自立が育つ場面のひとつです。
児童会活動では、自分たちの手で自分たちの文化を創り出すこと、集団としての規律を生み出すことが大切にされています。食事のマナーもまた、子どもたち自身が形づくっていくものと位置づけられます。
大人が細かく指示をするのではなく、子どもが自分で気づいて動けるようになること。奈良教育大学附属小学校が示す方向は、家庭の食卓のあり方とも重なっています。
家庭で今日からできること
食に関する準備は、教材を買わなくても始められます。決まった時間に食卓につく、いただきますとごちそうさまを言う、食べ終えたら食器を運ぶ。この三つを続けるだけで、必要な土台はかなり整います。
苦手な食材が多くて心配になることもありますが、入学までに完璧を目指す必要はありません。少しずつ食べられるものが増えていく過程そのものが、子どもにとっての成長になります。
給食の実施やアレルギー対応の内容については、奈良教育大学附属小学校が公表する最新の案内で必ずご確認ください。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
【奈良教育大学附属小学校】学校が公表している給食のあり方
奈良教育大学附属小学校のウェブサイトには、給食のページが設けられています。そこで公表されている内容を整理しておきましょう。
- 実施は週5日
- 学校で考えた献立を、学校の給食室で調理する自校方式
- 「顔の見える生産者」を大切に、旬のものや奈良県産の食材を取り入れた手作りの給食を心がけている
- ねらいは、小学校6年間で食べ物のことを知り、嗜好の幅をひろげ、いろんな食べ物を食べられる健康な子どもになってほしいということ
注目したいのは自校方式であることです。学校のなかに給食室があり、そこで調理されたものが教室へ運ばれます。作っている人の姿が見え、においが校舎に流れてくる。子どもにとって、食べ物が「どこかから届くもの」ではなく「誰かがつくるもの」になります。
「顔の見える生産者」という言葉も同じ方向を向いています。誰がつくったのか分かる食材を選ぶという姿勢は、食べる側の態度をおのずと変えていきます。
なお、給食費の金額やアレルギー対応の詳細については、ウェブサイトに記載が見当たりません。気になる点は説明会の場や学校へ直接お問い合わせください。
【奈良教育大学附属小学校】食の学びが、学校全体の方向とつながっています
給食の考え方は、この学校が掲げているものと一本の線でつながっています。
2027年度入学 通常学級募集要項では、教育目標として「すこやかなからだ」「たしかな知識」「豊かな心」「よく働く」の四つの柱と、「集団の中でみがきあって伸びる」ことが示されています。給食は、このうち「すこやかなからだ」と「よく働く」に直接かかわる時間です。配膳や片づけは、まさに集団のなかで働く場面にほかなりません。
さらに学校のウェブサイトでは、SDGsとESDの取り組みを教育・研究の柱に据えていることが公表されています。2014年からユネスコスクールに加盟し、ユネスコ憲章に示された理念を実践しているとのことです。
旬のものを選ぶ、地域の食材を使う、つくった人を意識する。これらはいずれも、持続可能な社会について考える学びと重なります。給食が「昼ごはんの時間」ではなく、学校の教育そのものの一部として位置づけられていることが見えてきます。
ご家庭でできる準備は、難しいことではありません。食卓に出たものがどこから来たのかを一緒に考えてみる。それだけで、入学後の給食の時間がぐっと豊かになります。家庭学習サポートでも、こうした毎日の積み重ねからご一緒しています。
【奈良教育大学附属小学校】給食についてよくある質問
給食は週に何回ありますか
学校のウェブサイトでは、週5日の実施と公表されています。
給食はどこで作られていますか
学校で考えた献立を、学校の給食室で調理する自校方式と公表されています。外部に委託して運び入れる方式ではありません。
給食費はいくらですか
2027年度入学 通常学級募集要項の「入学後のきまり」には、PTA会費・給食費・学級費などの負担があることが示されていますが、金額の記載はありません。説明会などの機会にご確認ください。
食材にはどのようなものが使われていますか
「顔の見える生産者」を大切に、旬のものや奈良県産の食材を取り入れた手作りの給食を心がけていると公表されています。
給食のねらいはどこにありますか
ウェブサイトには、小学校6年間で食べ物のことを知り、嗜好の幅をひろげ、いろんな食べ物を食べられる健康な子どもになってほしい、という願いが記されています。今日おいしく食べられたかどうかだけでなく、6年間でどう育つかという長い目で考えられています。
入学前に苦手な食べ物をなくしておくべきですか
学校が掲げているのは「嗜好の幅をひろげ」ることであって、入学までに好き嫌いをゼロにすることではありません。無理に食べさせて食卓を苦しい場にするより、いろいろな食材に触れる機会を少しずつ増やしていくほうが、学校の考え方に沿っています。
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