大阪教育大学附属平野小学校では給食が実施されています。毎日のお弁当づくりがあるかどうかは、働くご家庭にとって学校選びの大きな判断材料になります。ここでは、給食のある学校で過ごすということの意味と、入学前に家庭で整えておきたい食の習慣について整理します。実施の形は年度によって変わることがあるため、詳しくは学校の案内でご確認ください。
給食が実施されているということ
大阪教育大学附属平野小学校では給食が用意されています。保護者にとっては、毎朝お弁当を準備する負担がないという実際的な利点があります。とくに共働きのご家庭にとって、この違いは日々の生活の組み立てに大きく関わってきます。
ただし、給食にはもうひとつの側面があります。それは、みんなで同じものを、決められた時間の中で食べるという経験です。自分の好きなものだけを食べるわけにはいきませんし、時間を意識して食べ進める必要もあります。給食は食事であると同時に、学びの時間でもあります。
給食費は毎月の固定的な支出になります。金額や集金の方法は学校の案内で定められますので、入学前に確認しておくと家計の見通しが立てやすくなります。
入学前に整えておきたい食の習慣
入学してから急に困るのが、決められた時間内に食べ終えられないという場面です。家庭では時間を気にせず食べていたお子さんが、学校の限られた時間の中で戸惑ってしまうことがあります。就学前の時期から、だいたいの時間を決めて食事をする習慣をつけておくと安心です。
好き嫌いについても、無理に完食させることを目標にする必要はありません。ただ、ひと口だけでも食べてみる、初めてのものにも挑戦してみるという姿勢は、給食の場面で助けになります。家庭で食べたことのない食材が出てくることもあるためです。
箸やスプーンの持ち方、食器の扱い、食べ終わったあとの片づけといった所作も、日々の食卓の中で少しずつ身についていきます。特別な練習をするというより、毎日の食事を丁寧に積み重ねることが準備になります。
食事のマナーは考査にもつながる
大阪教育大学附属平野小学校の入試では、常識の分野でマナーやルールに関する内容が扱われます。日常の場面を題材に、望ましい行動を選ぶ形の問題が見られます。つまり、家庭での食卓は、そのまま考査の準備の場でもあるということです。
大切なのは、決まりを覚えさせることではなく、なぜそうするのかを伝えることです。なぜ食べる前にあいさつをするのか、なぜ音を立てないほうがよいのか。理由まで理解しているお子さんは、少し形を変えて問われても落ち着いて考えられます。
志願者への口頭試問では、理由を自分の言葉で説明できるかが問われることがあります。日々の食事の中で交わす言葉が、そのまま力になっていきます。
アレルギーや配慮が必要な場合
食物アレルギーをお持ちのお子さんの場合、給食への対応がどのようになっているかは、入学前に必ず確認しておきたい点です。対応の内容や手続きの方法は学校によって異なり、また年度によって見直されることもあります。
説明会や個別の相談の機会に、遠慮せず具体的に確認しておきましょう。入学してから困るより、事前に共有しておくほうが、学校にとってもご家庭にとっても望ましい形です。
そのほか、体調や宗教上の理由などで配慮が必要な場合も同様です。まずは学校に問い合わせて、実際の運用を確かめておくことをおすすめします。
給食から見える学校生活
給食の時間は、友だちと同じ場を共有する時間でもあります。配膳を分担する、当番の役割を果たす、食べ終わった人が待つ。そうした一つひとつが、集団の中で過ごす練習になっています。
大阪教育大学附属平野小学校は、ひとりひとりの個性を伸ばすと同時に、望ましい集団を育てることを教育の方針として掲げています。給食という毎日の営みの中にも、その考え方は表れています。
学校を見学する機会があれば、食事の時間の様子にも目を向けてみると、学校の雰囲気がよく伝わってきます。
ご家庭だけで判断に迷うときは、個別相談を承っております。日々の学習は個別家庭学習サポートもあわせてご活用ください。
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