大阪教育大学附属平野小学校を受けるなら、併願はどう考えればよいですか?
大阪教育大学の附属三校は併願できません
大阪教育大学附属平野小学校の出願要項には、「附属天王寺小学校・附属池田小学校との併願はできません」と明記されています。出願の条件にも「附属天王寺小学校・附属池田小学校に出願しないこと」と書かれています。
つまり、大阪教育大学の附属小学校三校のうち、受けられるのは一校だけです。三校を比べたうえで、どこに出願するかを決めなければなりません。
三校はそれぞれ場所も校風も異なります。学校説明会やオープンキャンパスに足を運び、実際に見てから決めることをおすすめします。
出願には通学の条件があります
出願の条件として、出願時に大阪府に保護者と共に居住していることが求められます。あわせて、通学に要する時間が徒歩または公共交通機関により50分以内であることも条件です。
この50分には、交通機関の利用時間が40分以内であること、乗り換えに要する時間を含むことが明記されています。そしてこの条件は、卒業時まで同様に満たしている必要があります。
併願を考える前に、まずこの条件を満たしているかどうかを確かめてください。満たさなければ、そもそも出願ができません。
私立小学校との併願をどう考えるか
大阪教育大学附属平野小学校の選考は、令和9年度入学の場合、令和9年1月20日と21日に行われ、合格発表は1月22日です。私立小学校の入試が集中する秋より、あとに置かれています。
そのため、秋に私立小学校を受験したうえで、冬にこの学校へ臨むという組み立てが、日程の上では成り立ちます。ただし専願を求める私立小学校もありますので、各校の条件を必ず確認してください。
願書配布は令和8年11月12日から12月4日まで、出願は12月22日と23日です。願書は学校で直接受け取る必要があります。
選考の性格をつかんでおく
大阪教育大学附属平野小学校の選考方法は「調査」と呼ばれ、6歳児としての発達の様子を総合的に見るものです。筆記、行動観察、実技、面接型の試問で行い、総合的に評価すると公表されています。
私立小学校のペーパー中心の考査とは、性格が異なります。二種類の準備を並行すると負担が大きくなりますので、主軸をどちらに置くかを早めに決めておきましょう。
入学検定料は3,300円です。国立ですので学費の負担は軽く、私立小学校を併願先に考える場合、費用は大きく変わります。
【大阪教育大学附属平野小学校】日程を並べて併願の見取り図をつくりましょう
併願を考えるときは、まず日程を紙に書き出すことから始めてください。2027年(令和9年)度入学者選考出願要項に示されている日程は次のとおりです。
- 願書配布 令和8年11月12日(木)から12月4日(金)
- 出願 令和8年12月22日(火)9時から12時と13時から15時、12月23日(水)9時から12時
- 検査1日目 令和9年1月20日(水)
- 検査2日目 令和9年1月21日(木)
- 合格発表 令和9年1月22日(金)午前9時
願書の配布と出願がそれぞれ限られた期間に決まっていて、しかも出願は窓口で二日間だけです。この二日に動けるかどうかは、併願校の手続きと重なる時期でもありますので、早い段階で確認しておきたいところです。
検査が年明けの二日間にわたることも、計画に影響します。冬休みをどう過ごすか、体調をどう整えるかまで含めて、併願校の日程と並べて見取り図をつくってください。
なお、公式サイトの出願要項のページは、アドレスに2026という文字が入っていても中身が2027年度のものになっています。開いたときは表題の年度を必ず確かめてください。日程は年度によって変わりますので、実際に受験される年度の要項でご確認ください。
【大阪教育大学附属平野小学校】併願についてよくある質問
附属の三校はどう違うのですか
大阪教育大学の附属小学校である天王寺、池田、平野は、それぞれ別の学校です。所在地も、掲げている教育目標も、進めている研究も異なります。平野小学校の教育目標は「ひとりで考え ひとと考え 最後までやりぬく子」で、2024年度からは新しい教科「未来探究科」が始まっています。名前が似ているからと同じように扱わず、それぞれの公式サイトを読み比べてください。出願要項では、附属天王寺小学校・附属池田小学校との併願はできないと明記されています。
私立との併願は認められていますか
私立小学校との併願について、出願要項に禁じる記載は見当たりません。併願できないと明記されているのは、附属天王寺小学校と附属池田小学校です。ただし、手続きの期限や辞退の扱いは学校ごとに異なりますので、それぞれの募集要項でご確認ください。
出願できる条件をもう一度確認したいのですが
出願資格として、本校の性格や使命を十分に理解し教育活動に協力できる方の子どもであること、就学通知書を受ける子どもであること、出願時に大阪府内で保護者とともに居住し通学に要する時間が徒歩または公共交通機関により50分以内(交通機関の利用時間は乗り換えを含めて40分以内)であること、そして附属天王寺小学校・附属池田小学校と併願しないことが示されています。
検定料はいくらですか
入学検定料は3,300円です。納付後の返還はできないとされていますが、条件によっては返還を請求できる場合があることも記載されています。提出書類は、入学願書、志願者票、住民票記載事項証明書、入学検定料振込金証明書で、願書と志願者票にはいずれも3か月以内に撮影した写真を貼ります。
子どもの負担はどう見積もればよいですか
併願校が増えれば、考査の日も練習の量も増えます。この学校の選考は、筆記、行動観察、実技、面接型の試問で行い、総合的に評価すると示されています。付け焼き刃で仕上がる内容ではありませんので、学校の数を増やすことよりも、生活のリズムを崩さないことを優先してください。
学校見学の機会はありますか
入学案内のページには、過去のオープンキャンパスの様子が紹介されています。定員を超えた場合には抽選が行われる旨が案内されていますので、申し込みの時期を逃さないようご注意ください。併願校の説明会と重なりやすい時期ですので、日程が公開されたら早めに予定を押さえておきましょう。
この学校を選ぶかどうか、何を基準に考えればよいですか
出願資格の一つめに、本校の性格、使命などを十分に理解し、教育活動に協力できる方の子どもであることが挙げられています。ここでいう性格と使命とは、大阪教育大学の教育実習校であること、大学と共同して教育学などの実験実証校であること、独自のテーマによる初等教育の実践的研究を行うことです。研究授業や教育実習が学校の一年に組み込まれているということですので、この環境を前向きに受け止められるかどうかを、ご家庭でよく話し合ってください。併願校と比べるときにも、通学の便や知名度ではなく、この点をいちばん上に置いて考えることをおすすめします。
中学への進学も見通しておく
大阪教育大学附属平野小学校は、大阪教育大学附属平野中学校と連絡進学の体制をとっています。ただし、希望者の全員が進学できるわけではないと学校が明記しています。
九年間が保証されているわけではないという前提で、進路を考えておく必要があります。この点は、併願先を選ぶときの判断にも関わってきます。
各校の入試日程や選考の内容、併願の可否については、大阪教育大学附属平野小学校を含め、それぞれの学校が公表する最新の要項で必ずご確認ください。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
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