仁川学院小学校(兵庫県西宮市甲東園)の入学試験は、学習適応検査、生活適応検査、運動能力検査、保護者面接で構成されます。試験は午前9時から12時15分までの三時間あまりです。ここでは家庭でできることを整理します。最新の内容は必ず公式の入試要項でご確認ください。
三時間の試験を最後までやり切る力
仁川学院小学校の試験は、受付が午前8時15分から8時45分、試験が午前9時から12時15分までです。小学校受験としては長い時間で、集中力と体力の両方が求められます。
この長さを乗り切るには、生活のリズムが整っていることが土台になります。早寝早起きをする、朝ごはんをきちんと食べる、外で体を動かす。特別な教材を買わなくても、今日から始められる準備です。
受験者は水筒を持参します。自分で水分をとり、体調を整えながら過ごすことも、当日に必要な力のひとつです。
学校が大切にしていることから考える
仁川学院小学校の建学の精神は「真人を育む」です。「力」「愛」「思慮分別」という三つの能力を人格の柱とし、「和と善」の人格的特性を持って育てることが目標に掲げられています。
「力」は学力だけでなく、生きるためのさまざまな力のすべてを指します。「愛」は隣人を思いやり寄り添う心、「思慮分別」は適切な方法を選ぶ聡明さです。
この三つを均等に育むという考え方は、家庭の準備にもそのまま当てはまります。ペーパーの練習だけに偏らず、心と体も一緒に育てていく視点を持ってください。
聞く力と手を使う力を育てる
学習適応検査という名称からは、小学校での学びに向き合える状態にあるかどうかを見る意図が読み取れます。指示を最後まで聞いてから鉛筆を持つ習慣を、家庭で育てておきましょう。
受験者ははさみとスティックのりを持参します。手を使ってつくる課題が含まれると考えられますので、家庭の工作遊びで道具を扱う経験を積んでおいてください。
説明を聞いてから手を動かす、途中で困っても投げ出さない、最後に片づける。この三つを習慣にしておけば、そのまま当日の姿になります。
生活の姿と体の動かし方
生活適応検査という名称からは、日々の生活の姿がそのまま見られる場面だと考えられます。順番を待つ、道具を譲り合う、使ったものを片づけるといったふるまいは、直前に教え込めるものではありません。
運動能力検査があるため、服装は「運動ができる服装」と指定されています。技術を磨くというより、体を動かすことを楽しめるかどうかが大きく効いてきます。公園で走り、跳び、登る経験を重ねてください。
うまくできないときにどう立て直すかも見られやすい部分です。失敗しても切り替えられる経験を、遊びのなかで積んでおきましょう。
保護者面接に向けて
仁川学院小学校では、全保護者との個別面接が行われます。1次入試の場合、令和8年8月22日から8月29日までの期間に実施され、試験日より前に学校を訪れることになります。
何を尋ねられるかは公表されていませんので、想定の受け答えを暗記するのではなく、学校の理念をどう受け止めているかを家庭の言葉で話せる状態を目指しましょう。入試説明会やオープンスクールに足を運んでおくことが、いちばんの準備になります。
準備の期間に育った聞く力や生活の習慣は、結果がどうであれ子どもの中に残ります。試験の内容や日程については、仁川学院小学校が公表する最新の入試要項で必ずご確認ください。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
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