仁川学院小学校を受けるなら、併願はどう考えればよいですか?
三つの日程が用意されています
関連動画:小学校受験の志望校の選び方について。この学校の個別情報を説明したものではありません。
仁川学院小学校の令和9年度入試は、1次入試の出願が令和8年7月1日から7月17日、試験が9月5日です。2次入試は出願が9月1日から9月15日、試験が10月4日、3次入試は出願が令和9年1月12日から1月22日、試験が1月30日です。
三つの機会があること自体は、家庭にとって心強い設計です。ただし募集人員は男女計60名ですので、後の日程ほど枠が小さくなると考えるのが自然でしょう。
1次入試の結果は試験当日の午後5時にWebで発表されます。そこから他校の受験に切り替えることも、日程の上では可能です。
他校との日程の重なりを確かめる
兵庫県や大阪府の私立小学校の入試は、秋に集中します。仁川学院小学校の1次入試は9月5日ですので、他校と日程が重なる可能性があります。
また、全保護者との個別面接が、1次入試では令和8年8月22日から8月29日までの期間に行われます。試験日より前に学校を訪れることになりますので、その日程も含めて予定を組む必要があります。
入学手続きの時間も短く設定されています。1次入試は令和8年9月9日の10時から12時、2次は10月8日の10時から10時30分、3次は令和9年2月3日の10時から10時30分です。
試験の形式が近い学校を選ぶ
仁川学院小学校の試験内容は、学習適応検査、生活適応検査、運動能力検査、保護者面接です。試験は午前9時から12時15分までの三時間あまりに及びます。
同じようにペーパーと運動、行動観察を課す学校であれば、準備の中身を大きく変えずに併願できます。反対に、抽選や面接だけで選考する国立小学校を併願先に加えると、準備の性格が変わります。
二種類の準備を並行すると、時間も気持ちも分散します。主軸をどちらに置くかを早い段階で決めておくと、迷いが減り、子どもの負担も軽くなります。
教育の方向が近い学校を選ぶ
仁川学院小学校は、兵庫県で唯一のカトリック系共学の小学校です。建学の精神は「真人を育む」で、「力」「愛」「思慮分別」という三つの能力を人格の柱としています。
阪神間にはカトリック系の私立小学校がいくつかありますが、多くは女子校です。共学のカトリック校を望むなら、選択肢は限られます。
併願先を考えるときは、偏差値や知名度ではなく、その学校の教育方針に共感できるかどうかを軸に据えてください。どちらに進んでも納得できる状態をつくることが、いちばんの安心になります。
家庭の条件から逆算する
仁川学院小学校は私立ですので、入学検定料20,000円、入学金300,000円、施設費250,000円、年額の授業料703,200円といった費用があります。国立小学校を併願先に考える場合、費用は大きく変わります。
またこの学校にはスクールバスがなく、阪急今津線の甲東園駅と仁川駅から徒歩6分という立地です。土曜授業はなく、放課後にはアフタースクールがあります。生活の形も学校によって大きく異なります。
各校の入試日程や試験の内容、費用については、仁川学院小学校を含め、それぞれの学校が公表する最新の入試要項で必ずご確認ください。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
あわせて読みたい 関連記事
日程は「試験日」だけでなく前後まで見ておきます
併願を組み立てるときに見落としやすいのが、試験日そのものではなく、その前後にある予定です。仁川学院小学校の入試要項には、出願から手続きまでの日付がすべて示されています。
- 1次 出願 令和8年7月1日から7月17日/保護者面接 令和8年8月22日から8月29日(日曜と8月28日を除く)/試験 令和8年9月5日/発表 当日17時/手続 令和8年9月9日10時から12時
- 2次 出願 令和8年9月1日から9月15日/保護者面接 令和8年10月4日/試験 令和8年10月4日/発表 当日15時/手続 令和8年10月8日10時から10時30分
- 3次 出願 令和9年1月12日から1月22日/保護者面接 令和9年1月30日/試験 令和9年1月30日/発表 当日14時/手続 令和9年2月3日10時から10時30分
注目したいのは、1次だけ保護者面接が試験日より前に、しかも8日間の期間をとって行われることです。2次と3次は面接と試験が同じ日ですので、当日の拘束時間の感覚が変わります。1次を受ける場合、8月下旬に学校へ足を運ぶ日が別に必要になる、という前提で夏の予定を組む必要があります。
手続きの時間帯と入学金の扱いを先に確認する
併願で迷いが出やすいのは、合格発表のあとの数日です。ここも公表されている情報から準備ができます。
入学手続日は、1次が令和8年9月9日の10時から12時、2次が令和8年10月8日の10時から10時30分、3次が令和9年2月3日の10時から10時30分です。2次と3次は30分という短い枠ですので、当日に迷いながら向かうという進め方は現実的ではありません。
そして、学費・諸経費のページには、入学金について「理由の如何を問わず返金いたしません」と明記されています。入学金は300,000円、施設費は250,000円です。手続きをするかどうかの判断は、ほかの学校の発表日と重ねて、あらかじめ線を引いておくのが安全です。
発表がいずれも試験当日である点も、併願では大きな意味を持ちます。1次は当日17時、2次は当日15時、3次は当日14時です。翌日に持ち越さずに結果が分かる分、次の一手を早く決められます。
3回の入試がある学校をどう位置づけるか
入試が年3回設定されていることは、受験の組み立てに幅を持たせてくれます。ただし、募集人員は「男・女 計60名(2学級編制)」という全体の数字だけが示されており、日程ごとの内訳は公表されていません。1次で多く採るのか、後半に残すのかは、公開情報からは判断できないということです。
検査の内容と時間帯は3回とも同じで、「学習適応検査、生活適応検査、運動能力検査、保護者面接」、受付8時15分から8時45分、試験9時から12時15分と示されています。日程を変えても準備の中身が変わるわけではありませんので、そこは安心して構えられます。
なお、新1年生以外の入り口としては転・編入学があります。対象は2年生から4年生までの男女各若干名で、各学年32名学級に欠員がある場合に限られ、1年生・5年生・6年生の転編入学はないと明記されています。入学後の状況によっては動きにくい学年がある、という点も知っておくとよいでしょう。
併願についてよくある質問
3回とも受験できますか
複数回の受験の可否や取り扱いについて、入試要項に明記はありません。学校に直接お尋ねになるのが確実です。
日程ごとに難しさは変わりますか
検査の内容と時間帯は3回とも同じと示されています。難易度の違いについての記載はありません。
出願はいつでもできますか
出願期間は回ごとに決まっています。インターネットのみの受付で、紙の願書はありません。検定料は20,000円です。
併願の組み合わせはどう決めればよいですか
日程の重なり、手続きの締切、そして通学のしやすさの三つを地図と表に落としてみると、選択肢は自然に絞られます。学校ごとに事情が違いますので、迷われたときは個別相談で、ご家庭の条件に合わせて一緒に整理しています。
志望校対策に、うみ塾長制作の教材があります
元お受験幼稚園面接官のうみ塾長が、願書・面接・学校選びを教材にまとめています。
ニュースを見逃さないように登録する
Google ニュースでフォローする1.jpg)

























