うつほの杜学園小学校は給食ですか、それともお弁当ですか?
校内の給食室でつくられます
うつほの杜学園小学校は、食を大事にする学校として、校内に給食室を完備しています。できたての給食を、みんなでいただく形です。日々の食事は子どもたちの身体をつくる源であり、一緒に食卓を囲む時間はとても大切だと学校は述べています。
献立は栄養教諭が中心となって考えられます。季節や地域のレシピも取り入れながら、栄養たっぷりのメニューが組まれます。子どもたちの様子を見ながら、きめ細かなメニューづくりが行われていると公表されています。
栄養教諭のほかに調理員が3名という体制です。まごころと工夫を込めて日々手作りしており、毎日、給食ルームの黒板には給食チームからのメッセージが添えられます。
給食費は月額7千円です
給食費は月額7千円で、内訳は1食380円程度と公表されています。この費用は、1年間に発生する費用を12か月で割り直して算出されています。
したがって、長期休暇があっても、その月の登校日数が少なくても、毎月定額になります。月ごとに金額が変わらないため、家計の見通しは立てやすい形です。
アレルギーへの対応について、公表資料には具体的な記載がありません。該当するお子さんがいる場合は、出願の前に学校へ直接相談し、どのような配慮が可能かを確かめておきましょう。問い合わせはメールで受け付けられています。
「食学」という独自の科目
うつほの杜学園小学校には、週に一度「食」という科目が設定されています。食はグローバル社会で持続可能な未来とウェルビーイングに関わる大切なテーマだと、学校は位置づけています。
自分で食べるものをつくる力や、調理の力は、幸せに生きるうえで欠かせない。この考えのもと、授業では米作りをはじめとする農業実習や、和歌山の食文化を取り入れた調理実習などが行われます。校舎には調理室が特別教室として備えられています。
年間行事には、6月の田植えと9月の稲刈りが公表されています。自分たちで育てた米を食べるという経験が、学校生活のなかに組み込まれていることになります。栄養教諭は食講師も兼ねており、給食と授業がつながっています。
食べる場所としての和歌山
うつほの杜学園小学校がある和歌山県田辺市中辺路町は、海まで約35分という距離にあり、温暖な気候で食材も豊富な環境だと学校は述べています。地域の食文化に触れる機会にも恵まれています。
給食の時間は、朝の会や掃除と同じく、学年の垣根を越えた「ホームクラス」で行われます。異学年が同じ教室で食事をともにする、この学校らしい時間です。上級生が下級生に手を貸す場面も、自然に生まれます。
食べることと、つくることと、育てることが、同じ場所でつながっている。うつほの杜学園小学校の食は、教育の一部としてしっかり位置づけられています。
家庭で今日からできること
給食は、みんなと同じものを、決められた時間のなかで食べる場です。家庭での食事とは進み方が違いますので、時間を意識して食べる経験を、入学前から少しずつ積んでおくと安心です。
好き嫌いは誰にでもあります。無理に食べさせようとするより、一口だけ試してみる、苦手なものが入っていても献立全体を楽しむといった向き合い方のほうが、学校生活は楽になります。
台所に立ってもらうこともおすすめです。野菜を洗う、皮をむく、混ぜる。自分でつくったものを食べる経験は、うつほの杜学園小学校が「食学」で大切にしている姿勢とそのまま重なります。給食やアレルギー対応の内容は、最新の案内で必ずご確認ください。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
【うつほの杜学園小学校】給食は学年を越えた「ホームクラス」でいただきます
同校の昼食を語るうえで欠かせないのが、誰と食べるのかという点です。
この学校では、朝の会、給食、掃除といった活動を、学年の垣根を越えた「ホームクラス」で行うことになっています。つまり1年生が6年生と同じ食卓を囲む、という日常があるということです。
年齢の違う相手と食事をともにすることには、独特の学びがあります。上級生は自分より小さい子に配膳を手伝い、話しかけ、待ってあげる。下級生は、その姿を見て次の年に自分がどうふるまうかを覚えていく。教科書では教えられない部分が、ここで育っていきます。
もうひとつ、同校には「うつほ会議」というしくみがあります。子どもも教員も一緒になって、週に一度、よりよい学校をつくるために問題を出し合ったりルールを見直したりする時間です。給食の時間の過ごし方についても、子どもたち自身が考え、決めていく余地があるということです。
ご家庭で今日からできるのは、食卓で年齢の違う人と話す経験を増やすことです。祖父母や親戚、近所の方と食事をともにする機会は、そのままこの学校の日常につながっていきます。
【うつほの杜学園小学校】田植えと稲刈りが、行事として組まれています
「食」が科目として置かれている学校ですから、一年の行事にも食に関わるものが並びます。
同校の年間行事を見ると、4月の入学式・対面式・始業式に始まり、5月の運動会、6月の田植えときのくにフィールドワーク、9月のきのくにフィールドワークと稲刈り、10月の近隣施設との連携による特別授業、11月のうつほ祭、そして3月のKUMANO教育会議と続きます。
6月に田植えをし、9月に稲刈りをする。この二つが行事として並んでいるということは、子どもたちが一年をかけて米が育つ過程を見届けるということです。給食で食べているご飯が、どこからどうやって来たのか。それを頭ではなく体で知る機会が用意されています。
学校は世界遺産の熊野古道のほとりにあり、海までは車でおよそ35分という環境です。温暖な気候で食材の豊かな土地であることも、この学びを支えています。
給食の時間を「食べるだけの時間」で終わらせない。そういう考え方が、この学校の食のあり方に貫かれています。
【うつほの杜学園小学校】昼食についてよくある質問
給食の様子を見られる機会はありますか
2027年度入学に向けては、サタデースクールをかねた説明会が2026年5月9日、6月6日と13日、7月4日、10月3日と17日、11月7日、そして2027年2月6日に予定されています。給食に関する疑問は、こうした場で直接おたずねになるのが確実です。日程は変更されることがありますので、参加の前に公式サイト(https://utsuho.ac.jp)でご確認ください。
お弁当が必要な日はありますか
遠足やフィールドワークなど、校外での活動の日にどう扱われるかについては、学校の案内でご確認ください。土曜授業は行われていませんので、平日の昼食が基本になります。
学校の規模はどのくらいですか
定員は1学年25名です。少人数ですので、食が細いお子さまや食べるのに時間がかかるお子さまも、先生の目が届きやすい環境だといえます。
入学前に家庭でしておくとよいことはありますか
決められた時間のなかで食べ終えること、食器や箸を丁寧に扱うこと、食べ終えたら自分で片づけることの三つです。同校の選考には行動観察が含まれますので、こうした身のまわりの自立は、選考の準備としても意味を持ちます。
開校して間もない学校ですが、給食の内容は変わりますか
同校が設立の認可を受けたのは2025年、令和7年の4月です。和歌山県では13年ぶり、県内で唯一の一条校としてスタートしました。運用が整っていく段階にありますので、献立の考え方や費用の扱いが年度ごとに見直される可能性はあります。最新の内容は学校の案内でご確認ください。
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