うつほの杜学園小学校(和歌山県田辺市中辺路町)は2025年4月に開設された私立の小学校で、世界・地域・自然とのつながりを大切にした探究型グローカルスクールを掲げています。国際バカロレアのPYP候補校であり、バイリンガル教育や「食学」といった独自の科目があります。詳細は必ず公式の案内でご確認ください。
探究型グローカルスクールという理念
グローカルとは、地球規模の視座であるグローバルと、身近な地域社会の視座であるローカルの両方を持つことを表した言葉です。うつほの杜学園小学校は、この二つを同時に育てることを掲げています。
世界と地域、そして自然の中でつながり、世代や社会の壁を越えた人々と共に学ぶ。そこで見つけた興味や問いを仲間と話し合い、自分で考え自分の答えを導き出す。学校はこれを「自分軸での学び」と呼んでいます。
「いっしょに学ぼう、創ろう、冒険しよう」が学園のモットーです。国際バカロレアのPYP候補校として、すべての学びを探究的に行い、子どもたちが学びの主体であることが大切にされています。
四つの特徴的な学び
ひとつめは探究プロジェクトです。毎日1〜2コマ程度「探究」という科目が設定され、理科と社会を中心に教科を横断したプロジェクト型の授業が行われます。1年間に6つ、約6週間にわたるプロジェクトに取り組みます。
ふたつめはバイリンガル教育です。小学1年生から「英語」という科目が設定されているほか、図工、音楽、体育等の一部科目は、外国人講師とともにバイリンガルで行われます。外国人講師は2名が在籍しています。
みっつめは「食学」です。週に一度「食」という科目が設定され、米作りをはじめとする農業実習や、和歌山の食文化を取り入れた調理実習が行われます。よっつめは、熊野古道のウォーキングや高野山での体験学習を含む「きのくにフィールドワーク」です。
ウェルビーイング・コミュニティスクール
うつほの杜学園小学校は、ウェルビーイング・コミュニティスクールを掲げています。子どもだけでなく、先生や家族など学びに関わるすべての人のウェルビーイングを大事にすることが、学びと学校コミュニティの礎だと述べています。
「うつほ会議」は、シティズンシップ教育の一環として、週に一度、子どもたちも教員も一緒になって話し合う時間です。学校のルールを問い直したり、プロジェクトを立ち上げたりしていきます。
「学年縦割りホームクラス」では、朝の会、給食、掃除等の活動を学年の垣根を越えて行います。道徳の授業では、選択理論心理学のメソッドを用いながら、自己理解と他者理解が育まれます。道徳には専任の講師が置かれています。
熊野古道という学びの舞台
うつほの杜学園小学校がある田辺市中辺路町には、1000年以上の歴史を持つ熊野古道が通っています。スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラを目指す巡礼の道と同様に世界遺産に登録されており、海外からも多くの参拝者が訪れます。
海までは約35分。白浜温泉や白良浜ビーチ、アドベンチャーワールドも近く、温暖な気候で食材も豊富な環境です。校地は約11,981平方メートル、運動場だけで3,600平方メートルという広さがあります。
校舎には調理室、図工室、理科室、音楽室といった特別教室のほか、給食室、図書室、体育館が備えられています。この豊かな地を、世界の子どもたちと日本の子どもたちが学び合う国際的なフィールドとすることが目指されています。
開設したばかりの学校であること
うつほの杜学園小学校は2025年4月1日に開設されました。和歌山県では13年ぶり、3校目となる一条校としてのスタートです。2026年度は1年生から4年生までの4学年がそろっている段階です。
定員は各学年25名。教員は副校長1名、教諭5名、養護教諭1名、栄養教諭と食講師が1名、外国人講師2名という体制で、音楽、図工、道徳にはそれぞれ担当講師が置かれています。
行政の賛同と、700人と90社を超える方々からの支援を受けて開校しました。教育の内容は年度によって変わりますので、うつほの杜学園小学校が公表する最新の案内で必ずご確認ください。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
あわせて読みたい 関連記事
志望校対策に、うみ塾長制作の教材があります
元お受験幼稚園面接官のうみ塾長が、願書・面接・学校選びを教材にまとめています。
ニュースを見逃さないように登録する
Google ニュースでフォローする1.jpg)





















