うつほの杜学園小学校(和歌山県田辺市中辺路町)は、2025年4月に開設された小学校6か年課程の学校です。系列の中学校については、学校の公式サイトに記載が見当たりません。ここでは進学を考えるうえでの見方と、編転入学の制度を整理します。詳細は必ず学校へ直接ご確認ください。
系列の中学校について
うつほの杜学園小学校は、小学校6か年課程の義務教育を行う学校として設立されました。学校が公表している学校概要にも、中学校に関する記載は見当たりません。
市販の資料には、系列校としてうつほの杜学園中学校が仮称・開設予定という形で紹介されています。ただし公式サイトで確認できる情報ではありませんので、確約されたものとして考えるのは早計です。
お子さんが6年生になるとき、中学校が開設されているかどうか。開設されていたとして、全員が進めるのかどうか。この二つは、入学を決める前に学校へ直接確かめておきたい問いです。
卒業後の進路をどう考えるか
うつほの杜学園小学校は、日本の義務教育の内容もカバーしたカリキュラムとなっています。したがって、卒業後に地域の公立中学校へ進むことに支障はありません。
この学校は行政や企業、大学、研究機関等との協働による実践的研究を掲げ、公立学校との交流を含む地域社会との連携も、学校の特色のひとつとして明示しています。
仮に中学校が開設されない場合でも、公立中学校や、他の私立中学校へ進む道が開かれています。その可能性も含めて、九年間の見通しを家族で話し合っておきましょう。
国際バカロレアという道筋
うつほの杜学園小学校は、国際バカロレアのPYP候補校です。PYPは3歳から12歳を対象とする初等教育プログラムで、探究を軸に据えた学びが行われます。
小学1年生から英語の科目があり、図工、音楽、体育等の一部科目は外国人講師とともにバイリンガルで行われます。8月には英語で行うグローバル・サマープログラムも実施されています。
この積み重ねは、国内の中学校だけでなく、国際的な学びの場へ進む選択肢にもつながっていきます。中学校の開設を待つのか、別の道を選ぶのかは、家庭の見通し次第です。
編転入学という制度
うつほの杜学園小学校では、編転入学選考が行われています。現小学1年生から4年生まで、それぞれ若干名の募集です。
受付は2027年1月10日まで随時とされています。ただし書類選考や短期スクーリング、面接等の日時調整が必要なため、志願する日の1か月以上前に学校へ問い合わせることが原則です。
「短期スクーリング」という制度もあり、実際の授業や生活に一定期間加わるお試しの学校体験ができます。移住の検討や、一時帰国中の日本体験としても使われています。
進学を考えるときの視点
うつほの杜学園小学校の定員は各学年25名で、2026年度は1年生から4年生までの4学年がそろっている段階です。最初の卒業生が出るまでには、まだ時間があります。
開設したばかりの学校を選ぶということは、実績がまだないということでもあります。その代わりに、学校づくりに家庭として関わっていく余地があるとも言えます。
中学校の開設時期や進学の条件、編転入学の要件については、うつほの杜学園小学校へ直接お問い合わせのうえ、最新の案内で必ずご確認ください。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
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