奈良教育大学附属小学校に通うと、費用はどれくらいかかりますか?
選考の段階でかかる費用
奈良教育大学附属小学校の入学検定料は1,100円です。願書受付の際に、入学願書と一緒に納入し、引き換えに受検票が交付されます。
抽せんに合格した場合は、面接調査・健康診断にかかる費用2,200円を、抽せんの会場で納入します。抽せんに外れた場合、この費用は発生しません。
一方、附属こども園からの連絡進学の場合は、願書受付の際に3,300円をまとめて納入します。いったん納入された費用は一切返金されないと明記されています。
入学後に必要になる費用
国立大学の附属小学校は、制度上、義務教育の学校として授業料を徴収しません。奈良教育大学附属小学校についても、入学金や授業料といった項目は示されていません。
一方で、募集要項の「入学後のきまり」には、負担していただく費用としてPTA会費、給食費、学級費などがあると明記されています。実費は保護者の負担になります。
また、任意で加入する「つめくさ会」という教育後援会があることも示されています。加入は任意ですので、家庭の判断に委ねられます。
制服があることの意味
奈良教育大学附属小学校には制服があります。制服のある学校では、入学時にまとまった購入費が必要になり、体の成長に合わせて買い替えが生じることもあります。
一方で、毎日の服を選ぶ手間がかからないという利点もあります。朝の支度が短くなり、衣服にかかる年間の支出が読みやすくなる点は、家庭にとって助かる部分です。
制服の価格や、体操服・上履きといった指定品の有無については、入学説明会などの機会に確かめてから準備を始めるのが確実です。
行事にかかる費用も見込んでおく
奈良教育大学附属小学校の年間行事には、5月の春の社会見学と6年生のヒロシマ修学旅行、10月の秋の社会見学、12月の5年生の和歌山旅行などがあります。
宿泊をともなう行事の費用は、学年が上がるにつれて大きくなる傾向があります。六年間を通してどの程度の支出になるかを、あらかじめ見込みに入れておくと家計の見通しが立てやすくなります。
スクールバスはありません。近鉄奈良駅やJR奈良駅からのバス代が、毎月の負担として積み重なる点も忘れないでください。
費用を検討するときの視点
国立小学校である奈良教育大学附属小学校は、授業料の面で私立小学校よりも負担が軽くなります。一方で、制服代や通学費、行事の費用まで含めると、想定より支出が広がることもあります。
また、出願資格には奈良市の指定された校区に保護者とともに居住していることが含まれます。校区外に住居を移した場合は転校になりますので、住まいの問題も費用の一部として考える必要があります。
各費用の正確な金額と内訳は、奈良教育大学附属小学校が公表する最新の募集要項や入学案内で必ずご確認ください。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
【奈良教育大学附属小学校】選考の段階で公表されている金額
奈良教育大学附属小学校が金額をはっきり示しているのは、選考にかかる費用です。2027年度入学 通常学級募集要項では、次のように公表されています。
- 一般選考 願書受付のときに入学検定料1,100円
- 一般選考 抽せんに合格した場合、その場で面接調査・健康診断にかかる費用2,200円を会場で納入
- 附属こども園からの連絡進学 願書受付のときに3,300円を一括(内訳は入学検定料1,100円と面接調査・健康診断にかかる費用2,200円)
一般選考の場合、二段階で納めるところが特徴です。抽せんに合格したその場で2,200円が必要になりますので、当日は現金を用意して向かいましょう。
なお、願書受付は2026年9月15日・16日の午前9時から午後4時に本校事務室で行われ、郵送による願書配付・受付はないと示されています。窓口へ足を運ぶ日程も、あらかじめ確保しておく必要があります。金額や日程は年度によって変わりますので、最新の情報はその年の募集要項でご確認ください。
【奈良教育大学附属小学校】つめくさ会という支えのしくみ
入学後の費用を考えるときに知っておきたいのが、「つめくさ会」という教育後援会の存在です。学校のウェブサイトで紹介されています。
つめくさ会は、附小の教育の充実と発展、そして子どもたちに行きとどいた教育をすすめるために設けられており、在校生の保護者、卒業生やその保護者などで構成されています。2027年度入学 通常学級募集要項では、任意加入と示されています。
活動の中身も公表されています。教育環境整備費は国立大学法人奈良教育大学の管理下で教育援助に充てられ、令和6年度は家庭科室のミシン8台を更新したほか、教材・教具、児童図書、備品・設備の購入などに使われたと説明されています。
会費による活動としては、入学祝いの巾着袋、体育大会の記念品、マラソン大会の飲料、美術展の台紙、卒業式の紅白饅頭、進級祝いのノートといった配布のほか、テントなどの備品の寄贈、会報「つめくさ会だより」の発行、講演会の開催が挙げられています。
国立の学校であっても、日々の教育活動は保護者や卒業生の支えの上に成り立っている。そのことが具体的に見えるしくみだといえます。オンライン個別相談では、こうした学校の姿も含めてご説明しています。
【奈良教育大学附属小学校】費用についてよくある質問
入学後の費用は公表されていますか
2027年度入学 通常学級募集要項の「入学後のきまり」には、PTA会費・給食費・学級費などの負担があることと、任意加入のつめくさ会があることが示されています。ただし、それぞれの金額までは公表されていません。具体的な数字を知りたい場合は、説明会の場や学校へ直接お問い合わせください。
つめくさ会には必ず入るのですか
募集要項では任意加入と示されています。学校のウェブサイトには「入会とご支援をお願い致します」と記されており、加入を呼びかけるかたちです。
制服の価格は公表されていますか
学校のウェブサイトの制服のページには、デザインの説明と写真が掲載されていますが、価格や購入方法の記載は見当たりません。説明会などの機会に確認するのが確実です。
検定料はどのタイミングで納めますか
一般選考は、願書受付のときに1,100円、抽せんに合格したその場で2,200円という二段階です。附属こども園からの連絡進学は、願書受付のときに3,300円を一括で納めると示されています。
給食は毎日ありますか
学校のウェブサイトでは、給食は週5日実施と公表されています。学校で考えた献立を学校の給食室で調理する自校方式で、「顔の見える生産者」を大切に、旬のものや奈良県産の食材を取り入れた手作りの給食を心がけているとのことです。給食費は募集要項に負担する費用として挙げられていますが、金額の記載はありません。
入学の手続きにはどのくらい時間がかかりますか
2027年度入学であれば、入学許可証の交付は2026年10月29日・30日の午前9時から午後2時に本校事務室で行われ、住民票・受検票・印鑑が必要と示されています。代理の方が申請する場合は委任状が必要です。そのうえで、奈良市教育委員会から届く就学通知書に入学許可証(写し可)を添えて、2027年2月末までに奈良市教育委員会へ届けると案内されています。
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