試験の中身を知ることは、家庭での準備の方向を定めることにつながります。仁川学院小学校が公表している検査の名称と、過去に実施された内容を照らし合わせながら、対策の方向を整理します。
学校が公表している検査の内容
令和9年度の入学試験では、学習適応検査、生活適応検査、運動能力検査、保護者面接が行われます。試験日はいずれも受付が8時15分から8時45分まで、試験が9時から12時15分までです。
保護者との個別面接は、試験日とは別に設定されています。1次は令和8年8月22日から8月29日、2次は10月4日、3次は令和9年1月30日で、各日9時から15時のあいだに行われます。
受験者の服装は運動ができる服装と指定されています。持ち物は水筒、はさみ、スティックのり、ハンカチ、上履き用の靴です。はさみとのりを持参するということは、制作の課題があることを示しています。
過去に実施された考査の内容
過去の考査内容は、ペーパー(欠所補完、お話の記憶、数量、図形、常識、推理、言語など)、制作、行動観察、運動、口頭試問でした。これに保護者面接、保護者作文、志願者の集団面接が加わります。
ペーパーテストは多分野から出題され、独特な問題もあるので対策は必須です。幅広い分野の学習と、日常生活における生活体験を積み重ねていくことが必要になります。
とりわけ、例年出題されている欠所補完、いわゆる間違い探しに代表される、この学校ならではの出題も見受けられます。しっかり傾向をつかんだうえで対策を取る必要があるでしょう。
制作と運動で見られること
制作では、はさみを使用した年度がありました。スモックへの着替えや片付けの様子なども考査の基準となっています。課題に取り組んでいる時だけが試験ではないということを意識しておきましょう。
運動テストでは、30メートル走、徒手体操、片手支持、なわとびなどが行われました。前年度との変更点として、運動能力検査の配点を大幅に増やしているとされています。
行動観察では、ジャンケンゲームや、ルールとお約束が設定されている積み木遊びなどが出されました。約束を守りながら友達と関われるかどうかが見られています。
口頭試問と面接の性格
口頭試問である志願者面接と、保護者面接には、答えに詰まるような質問はありません。質問に対して素直に答えていけば問題はないでしょう。
何を答えるのかではなく、当たり前のコミュニケーションがとれるのかを観ているということなのかもしれません。特別な受け答えを練習する必要はありません。
結果発表はいずれもWebで行われ、電話での問い合わせには応じないとされています。試験の内容について尋ねることもできません。
家庭での準備の方向
苦手分野があるようでしたら、分野別の問題集などで誤答の原因となったポイントを復習するなどして苦手を克服してください。多分野から出題されるため、穴を残さないことが大切です。
はさみとのりを持参する試験ですから、道具を安全に扱い、使ったあと自分で片付ける習慣をつけておきましょう。着替えを自分でできるかどうかも見られています。
検査の名称や内容は年度によって変わります。最新の情報は公式の募集要項でご確認ください。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
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