甲南小学校の面接は、考査日とは別の日に行われます。時間はおよそ20分で、本人と保護者が対象です。ここでは公表されている形式と、家庭でできる準備を整理します。
面接は考査日の前に行われる
A日程の面接は、2026年8月24日から8月31日までの平日に予定されています。8月26日は除かれます。この期間の指定日に、本人と保護者の面接がおよそ20分行われます。
日時は8月初旬に郵送で知らされます。平日に指定されますので、仕事の都合を早めに調整しておく必要があります。
B日程の面接は2027年1月26日、27日、28日です。A日程を受験した家庭は、本人のみの面接となります。二度目の保護者面接はありません。
20分という時間をどう捉えるか
面接時間がおよそ20分というのは、小学校受験の面接としては短くありません。保護者と子どもの双方に、まとまった時間が割かれることになります。
その時間の中で、家庭の教育方針と学校の教育内容が結びついているかが確かめられます。一問一答を暗記する準備では、途中で言葉が続かなくなるでしょう。
質問の内容は公表されていません。出所の確かでない質問例を暗記させても、実際の場では役に立ちません。
学校の理念を家庭の言葉にする
この学校は、創立者である平生釟三郎が掲げた教育理念に基づき、徳・体・知のバランスのとれた教育を通して、世界に通用する人物と心豊かな人間性の育成を行うと述べています。
建学の精神は、人格の修養と健康の増進を第一義とし、個性に応じて天賦の才能を発揮させることです。目指す子どもの姿として、思いやりのある子、あきらめない子、考える子が掲げられています。
これらを読み込み、家庭が大切にしていることと重なるかを確かめてください。夫婦で話し合ってきた家庭ほど、自然な言葉で語れるものです。
紹介や推薦は必要ない
受験の際に学園関係者や卒業生などの紹介や推薦は必要ないと、学校は明記しています。すべての志願者を公平に評価しており、家族や親族の在籍や卒業の有無によって結果が左右されることはないとされています。
面接の場でも、縁故を示す必要はありません。家庭として何を大切にしてきたかを、率直に伝える姿勢が求められます。
ほとんどの児童が甲南中学校または甲南女子中学校へ進学します。その先まで見据えているかどうかも、言葉の端々に表れるでしょう。
家庭でできる準備
子どもに対しては、質問を想定して練習を重ねるよりも、大人の話を最後まで聞いてから答える習慣を育てることが役立ちます。これは適性テストのどの領域にも通じる力です。
家族で食卓を囲み、その日にあったことを話す時間を持ちましょう。自分の経験を言葉にする経験の積み重ねが、初対面の大人の前でも落ち着いて話せる土台になります。
学校説明会や入試説明会、オープンスクールに足を運びましょう。実際に見た印象は、言葉に重みを与えます。面接の形式は年度によって変わりますので、最新の内容は公式の入学案内でご確認ください。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
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