甲南小学校に給食はありますか。毎日お弁当でしょうか。
給食は実施されていない
学校のよくある質問には、給食はありませんと明記されています。お弁当を家庭から持参するか、外部業者によるケータリング弁当をインターネットで注文する形になります。
給食がないという条件は、志望を考える段階で必ず確認しておきたい点です。共働きの家庭では、朝の時間の使い方そのものを組み替える必要が出てくるかもしれません。
一方で、お弁当には家庭の手が届くという良さもあります。子どもの体調や食べる量に合わせて中身を調整でき、季節の食材を通して食卓の会話が生まれることもあります。
ケータリング弁当という選択肢
外部業者によるケータリング弁当を、インターネットで注文できる仕組みが用意されています。毎日必ず手作りしなければならないわけではありません。
注文する日と、家庭で作る日を組み合わせている家庭もあります。週の前半は手作り、後半は注文というように配分を決めれば、無理なく続けられます。
利用の方法や費用は入学後に案内されます。給食費がかからないぶん、昼食にかかる費用は各家庭で見込んでおく必要があります。
アレルギーへの対応と家庭の準備
給食がないということは、食物アレルギーのある子どもにとって、口にするものを家庭が管理しやすいという面があります。誤配や誤食のリスクは、給食のある学校と比べて構造的に小さくなります。
ただし、ケータリング弁当を利用する場合は、原材料の確認が必要です。心配な点があれば、入学前に学校へ相談しておくと安心です。
子どもが自分で食べられる量を知り、時間内に食べ切る経験を積んでおくことも大切です。入学前の1年間で、昼食を決まった時間内に食べる習慣を整えておきましょう。
放課後のアフタースクール
授業がある平日のみ、有料のアフタースクールがあります。預かりは最長で17時30分までです。長期休業中の預かりについては、学校に確認してください。
学校内では、外部講師による12種類のおけいこが有料で開かれています。裏千家茶道、書道、小原流いけばな、将棋、バスケットボール教室、陸上、サッカー教室、和太鼓、ロボット教室、英会話、ダンスなどです。
習い事のために放課後に移動する必要がないという点は、通学に時間のかかる家庭にとって大きな利点になります。
土曜日と補習の仕組み
土曜日は月に2回程度、3校時までの午前授業があります。下校時刻は11時25分です。土曜日にお弁当が必要かどうかは、時間から判断できます。
3年生以上は土曜授業のあとに補習が実施されます。6年生になると希望者による7校時の補習もあり、夏休みには夏期講習も行われます。
食事と放課後は、どちらも毎日のことです。お弁当と預かりの仕組みを組み合わせて、6年間続けられる形を入学前に描いておきましょう。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
体をつくることを、学校がどう位置づけているか
昼食のことを考えるときは、その学校が食べることや体づくりをどう捉えているかを知っておくと、家庭の構えが決まります。甲南小学校は建学の精神として、人格の修養と健康の増進を第一義とし、個性に応じて生まれ持った才能を伸ばしていく、という考え方を掲げています。
健康の増進が、人格の修養と並んで最初に置かれている点に注目してください。学力より先に、心と体をつくることが挙げられているということです。教育の方針でも、徳育・体育・知育のバランスのとれた人間教育を基礎に据えると示されており、ここでも体育が知育より前に来ています。
実際の教育の中身にもそれは表れています。体育の時間には水泳や駆け足といった、体そのものを鍛える種目が位置づけられています。しっかり動く一日を過ごすということは、しっかり食べる必要があるということでもあります。
お弁当の中身を考えるときも、見た目の彩りより、その日の活動量に見合った量が入っているかを優先してください。食べきれる量を、時間内に食べきる。その経験の積み重ねが、体をつくることにつながっていきます。
昼のあとに続く時間の使い方
昼食は一日の折り返し地点です。そのあとにどんな時間が待っているかを知っておくと、朝の支度の意味も見えてきます。
甲南小学校では、茶道、竹馬、将棋、和太鼓、ロボットなどに取り組む「KONANチャレンジ」という活動が用意されています。伝統に触れるものから、体を使うもの、手を動かして考えるものまで幅があります。高学年になると中心となって進める委員会の活動もあり、放課後の時間を有効に使える環境が整えられているとされています。
つまり、授業が終わったあとにも活動の時間があるということです。昼食でしっかり栄養をとっておくことが、その後の時間の充実にも関わってきます。
学校生活の前提も確かめておきましょう。スクールバスの運行はなく、通学は公共の交通機関と徒歩です。朝は自分の足で通い、日中は体を動かし、放課後にも活動がある。この一日を6年間続けられる体力を、入学までに少しずつ育てておきたいところです。
学校の規模と、昼の時間の雰囲気
昼食の時間の雰囲気は、学校の規模によってずいぶん変わります。甲南小学校の児童数はおよそ360名、1クラスは30名ほど、教員は30名とされています。
1学年の人数がある程度そろっている学校ですから、教室のなかにはさまざまなタイプの子がいます。にぎやかに食べる子も、静かに食べる子もいるでしょう。そのなかで、自分のペースを保ちながら周りに合わせられるかどうかが、昼の時間を心地よく過ごせるかどうかを分けます。
実際の様子は、学校を訪ねてみるのがいちばんです。2027年度入試に向けては、学校説明会が2026年2月28日、5月30日、7月4日に予定と案内されています。予定は変更されることがありますので、申し込みの方法とあわせて学校の案内でご確認ください。
食卓は、目指す子どもの姿を育てる場でもあります
甲南小学校が目指す子どもの姿として示されているのは、思いやりのある子、あきらめない子、考える子の三つです。この三つは、実は毎日の食卓で育てられるものでもあります。
食べる前に「いただきます」と声をそろえる、食べ終わったら片づける、苦手なものにもひと口は挑戦してみる。誰かのために取り分ける、最後まで残さず食べきる、どうしてこの食材が食卓にあるのかを考えてみる。そのひとつひとつが、思いやり、あきらめない気持ち、考える力につながっていきます。
受験のための準備というと机の上のことだと思われがちですが、学校が掲げている言葉に近づく機会は、日々の暮らしのなかにいくらでもあります。お弁当の話も、そう捉えると意味が変わってきます。
昼食と学校生活についてよくある質問
毎日お弁当を作るのは大変ではありませんか
負担がないとは言えません。ただ、6年間続けるものですから、凝ったものを作り続けるより、家族の朝の動きに無理なく収まる形を先に決めてしまうほうが長続きします。
食べるのが遅い子でも大丈夫でしょうか
入学までに、決まった時間のなかで食べ終える経験を重ねておくと安心です。量を少なめにして「食べきれた」という手ごたえを持たせるところから始めてみてください。
好き嫌いは受験までに直しておくべきですか
すべてを克服する必要はありませんが、出されたものに手をつけない、という状態は避けておきたいところです。ひと口だけ試してみる習慣をつけると、集団のなかでも困りにくくなります。
昼食の詳しい仕組みはどこで確認できますか
学校説明会や見学の機会にたずねるのが確実です。ご家庭の事情に合わせた進め方に迷うときは、個別相談もご利用ください。
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