合格対策と聞くと、問題集の枚数や塾の授業時間を思い浮かべがちです。しかし甲南小学校が公表している情報を読むと、学校が見ようとしているのは子どもの育ちそのものだとわかります。ここでは1年間の見通しと、家庭でできることを整理します。
学校を知ることから始める
入試説明会は2026年2月28日、5月30日、7月4日に予定されています。毎年5月に学校説明会、6月に入試説明会が開かれ、オープンスクールも実施されています。
学校見学も随時受け入れられています。問い合わせフォームから相談できますので、実際に足を運んでから準備を組み立てましょう。
願書は学校説明会やオープンスクールで配布されます。サイトの願書請求フォームから請求することもできます。
四つの領域に対応する土台を育てる
適性テストは、言語領域、数と図形の領域、生活適応領域、運動能力テストの四つで構成されます。どれか一つが突出していればよいという設計にはなっていません。
言語と数・図形の土台になるのは、話を聞いて理解する力です。読み聞かせを続け、大人の指示を最後まで聞いてから動く習慣を育てましょう。
生活適応領域は、家庭の暮らしの中で育つ力です。自分のことを自分でする、道具を片付ける、あいさつをするといった習慣が、そのまま表れます。
日程から逆算して1年を組み立てる
A日程を目指すなら、願書の交付が2026年7月1日に始まり、受付は7月21日から31日、面接は8月24日から31日の平日、考査は9月5日です。
面接が夏休みの終わりにあることを踏まえると、夏は仕上げの時期になります。生活のリズムを崩さず、家族で会話する時間を確保することが、そのまま面接の準備につながります。
B日程は2027年1月30日ですが、募集人員は若干名です。A日程を軸に組み立てるのが現実的でしょう。
紹介や推薦は必要ない
受験の際に学園関係者や卒業生などの紹介や推薦は必要ないと、学校は明記しています。すべての志願者を公平に評価しており、家族や親族の在籍や卒業の有無によって結果が左右されることはないとされています。
1912年創立という長い歴史を持つ学校ですが、うわさに惑わされる必要はありません。日々の準備に集中してください。
目指す子どもの姿として、思いやりのある子、あきらめない子、考える子の三つが掲げられています。家庭で目指す姿と重ねてみましょう。
結果に振り回されない準備を
運動能力テストがありますので、当日は運動しやすい服装と運動靴で来校します。走る、跳ぶ、投げるといった基本の動きを、外遊びの中で経験させておきましょう。
合否通知が届かない場合以外の問い合わせには、一切応じられないとされています。当日の様子を子どもから聞き出そうとしすぎず、よく頑張ったと迎えてあげてください。
受験の1年間は、子どもが大きく育つ時間でもあります。合否にかかわらず、この時間そのものに価値があると信じて、家族で歩んでいきましょう。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
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