滋賀大学教育学部附属小学校を受けるなら、併願はどう考えればよいですか?
滋賀大学教育学部附属小学校(滋賀県大津市昭和町)の2026年度入試では、選考が2026年1月7日と公表されました。関西の私立小学校の入試が秋に集中することを踏まえると、日程の組み立て方に特徴があります。ここでは併願を考えるときの視点を整理します。日程は年度によって変わりますので、必ず各校の募集要項でご確認ください。
大切なのは、以下の3点です。
・選考が年明けにあるという特徴
・考査の形式が異なる点に注意
・外部枠と競争の見方
滋賀大学教育学部附属小学校の個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。
滋賀大学教育学部附属小学校を受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!
選考が年明けにあるという特徴
2026年度入試では、滋賀大学教育学部附属小学校の願書配布が2025年10月28日から、出願期間が12月1日から5日、選考が2026年1月7日、合格発表が1月15日と公表されました。
私立小学校の入試が集中する時期より、あとに置かれています。そのため、秋に私立小学校を受験したうえで、年明けに滋賀大学教育学部附属小学校に臨むという組み立てが、日程の上では成り立ちます。
ただし年度によって日程は動きますので、必ずその年の要項を突き合わせて確認してください。期間が長くなるということは、子どもの緊張が続く時間も長くなるということでもあります。
考査の形式が異なる点に注意
滋賀大学教育学部附属小学校の考査は、口頭試問、行動観察、制作、運動、親子面接という構成です。ペーパーは公表されている項目に含まれていません。
一方で、私立小学校の多くはペーパーを含む考査を行います。準備の中身が変わりますので、私立小学校を併願先に加える場合は、二種類の準備を並行することになります。
時間も気持ちも分散しますので、負担の大きさをよく見積もってから決めましょう。逆に言えば、私立小学校の準備を進めていれば、口頭試問や行動観察に必要な力は自然と育ちます。
外部枠と競争の見方
滋賀大学教育学部附属小学校の募集人数は、附属幼稚園からの進学予定者を含む66名です。志願者数は2026年度が121名、2025年度が134名と公表されており、募集人員66名に対して二倍前後の出願があります。
内部進学者の人数が公表されていないため、外部から出願する家庭にとっての正確な競争は計算できません。数字は目安として受け止め、断定を避けるのが賢明です。
だからこそ、滋賀大学教育学部附属小学校だけに絞るのではなく、家庭の価値観に合う学校をもうひとつ考えておくことに意味があります。家庭の気持ちに余白をつくるための備えです。
家庭の条件から逆算する
滋賀大学教育学部附属小学校は国立のため授業料の負担が軽く、考査料も3,300円と公表されています。私立小学校を併願先に考える場合、学費や制服代を含めた費用が大きく変わります。
また、この学校の通学区域は大津市、草津市、栗東市の指定された学区に限られ、湖西線および県外を経由する路線の利用も認められません。そもそも出願できるかどうかを先に確かめてください。
滋賀大学教育学部附属小学校は、めざす保護者像として学校と手を携えて子育てすることを掲げています。保護者の関わり方の濃さも学校によって異なりますので、働き方と合わせて検討しましょう。
併願を決めるまでの進め方
まずは志望の中心をはっきりさせることです。滋賀大学教育学部附属小学校に強く惹かれているなら、その理由を言葉にしてみてください。そこで挙がった要素を持つ学校が、自然と併願先の候補になります。
次に、日程が物理的に両立するかを確かめます。出願、選考、合格発表、入学説明会の日付を一枚の紙に並べると、無理のある組み合わせはすぐに見えてきます。
各校の入試日程や考査の内容、費用については、滋賀大学教育学部附属小学校を含め、それぞれの学校が公表する最新の募集要項で必ずご確認ください。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
【滋賀大学教育学部附属小学校】併願を考える前に、通学の条件を確かめてください
併願の組み立てを考える前に、必ず確かめておいていただきたい条件があります。同校では、通学の範囲について、滋賀県外を経由する経路の利用は認められないとされています。
所要時間の長短とは別の考え方です。たとえ通学時間が短くても、その経路が県外を通っているのであれば認められません。関西圏は府県をまたいだ移動がしやすい地域ですので、この条件は意外と大きな意味を持ちます。
私立小学校を併願先に考えるとき、通学圏を広くとって候補を探されるご家庭は多いと思います。しかし同校については、この条件を満たしていなければ出願そのものができません。候補を並べる前に、いちばんに確認しておくべき項目です。
判断に迷う経路がある場合は、自己判断で済ませず学校へ直接お問い合わせください。あわせて、スクールバスの運行はありませんので、通学の手段はご家庭で用意することになります。
【滋賀大学教育学部附属小学校】学校を見る機会は年に一度しかありません
併願校を絞り込むには、実際に足を運んだ印象が欠かせません。ところが同校の場合、その機会は限られています。
2027年度入試に向けては、授業参観を含む学校説明会が2026年10月下旬から11月初旬にかけて予定されています。出願が12月に行われる流れですので、この説明会が実質的に最後の判断材料になるということです。
私立小学校の説明会が春から夏にかけて何度も開かれるのとは、事情がずいぶん異なります。秋の私立入試の準備で慌ただしい時期と重なりますので、年度の初めのうちにカレンダーへ書き込んでおかれることをおすすめします。
授業参観を含むという点も見逃せません。同校は教員を育てる場に附属する学校で、年間行事には教育実習が5月・6月・8月・9月と組み込まれ、11月には研究発表協議会も置かれています。授業がどのように研究され、どう進められているのかを自分の目で確かめられる貴重な機会です。日程は変更されることがありますので、公式の案内でご確認ください。
【滋賀大学教育学部附属小学校】併願についてよくある質問
考査料はいくらですか
2025年度は3,300円と公表されています。私立小学校の考査料が20,000円前後のことが多いことを思うと、併願の一つとして加えやすい水準だといえます。最新の額は募集要項でご確認ください。
受験番号は出願の早さで決まりますか
いいえ、同校の受験番号は抽選で決まると公表されています。また月齢の考慮も行われません。私立の併願校の出願を先に済ませたからといって、同校で不利になることはありません。
私立に合格したあとでも受けられますか
2026年度入試では出願期間が2025年12月1日から5日、選考が2026年1月7日でしたので、日程の上では秋の私立入試のあとに臨む形が成り立ちます。ただし他校の入学手続きの期限との関係がありますので、両校の要項を突き合わせてご確認ください。
不合格だった場合、途中の学年から入り直せますか
転入・編入の制度はありますが、附属の学校間での移動に限られると公表されています。外部から途中の学年で入る道は用意されていませんので、その前提で判断してください。
学校の規模はどのくらいですか
2026年3月1日時点で児童数は611名、1クラスの定員は35名で、1年生のみ33名とされています。教員は校長と副校長を除いて31名で、うち6名が非常勤です。併願先の私立小学校と比べると規模が大きいことが多いので、この違いも比べる材料にしてください。
昼食や土曜日の過ごし方は併願先と比べてどうですか
同校では給食が月曜・火曜・水曜・金曜に実施され、木曜日はお弁当と公表されています。アレルギーへの対応も行われていると案内されています。土曜授業は行われていません。毎日お弁当が必要な学校や、土曜授業のある学校と比べると、ご家庭の負担の形はかなり変わります。併願先を比べるときの材料にしてください。
あわせて読みたい 関連記事
志望校対策に、うみ塾長制作の教材があります
元お受験幼稚園面接官のうみ塾長が、願書・面接・学校選びを教材にまとめています。
ニュースを見逃さないように登録する
Google ニュースでフォローする1.jpg)


























