帝塚山学院小学校からは、どんな進路に進めるのでしょうか。
幼稚園から大学まで続く総合学園
帝塚山学院は、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、そして大学までを擁する総合学園です。一貫教育の利点を生かした教育が行われています。
同校は、この一貫した学びの流れのなかに位置づけられています。長い時間軸で、じっくりと子どもの成長を見守れる環境です。
系列校への内部進学の道が用意されており、小学校での学びを土台に、その先へと連続した教育を受けられます。
女子は帝塚山学院中学校へ
女子は、系列の帝塚山学院中学校高等学校へ内部進学する道があります。創立以来の「自学主義」に基づく教育のもと、それぞれの個性が輝くよう支える学校です。
中学校には、関西学院大学と連携した関学コースや、ヴェルジェ〈エトワール〉コース、ヴェルジェ〈プルミエ〉コースなどが用意されています。
高校では、音楽や美術のコースも設けられ、多様な進路に対応しています。子どもの目標に合わせた学びを選べます。
帝塚山学院泉ヶ丘中学校への道
系列には、共学の帝塚山学院泉ヶ丘中学校高等学校もあります。進学指導特色校として、学力の向上ときめ細やかな進路指導を行う学校です。
中高6年一貫のコースが用意され、社会のリーダーとなる人材の育成を目指しています。男子も、この泉ヶ丘へ進む道があります。
系列に複数の中学校があることで、子どもの適性や希望に合わせて、進路を柔軟に選べます。
外部の中学を受験する道もある
内部進学が用意されている一方で、外部の中学を受験する選択肢もあります。子どもの適性や希望に合わせて、進路を柔軟に考えられます。
外部受験を視野に入れる場合は、早い段階から情報を集め、家庭で方針を共有しておくことが大切です。
どの道を選ぶにしても、小学校で培う確かな学力や、自ら学ぶ姿勢は、その後の進路を支える財産になります。
進路選びで家庭が意識しておきたいこと
まずは、女子の帝塚山学院中学校、共学の泉ヶ丘、そして外部受験という選択肢を、それぞれ理解しておきましょう。
あわせて、子どもがどんな環境で伸びるのかを、日々の様子から見つめておくことが、進路選びの土台になります。
ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
公式サイトが示している内部進学の割合と推薦のしくみ
内部進学がどのくらいの割合なのかは、公式サイトのよくあるご質問に書かれています。「女子の内部進学の割合を教えてください」という質問に対して、学校は「例年、約6〜7割の児童が帝塚山学院小学校の内部進学(住吉中高等学校、もしくは泉ヶ丘中高等学校)しています」と答えています。3割から4割は外部の中学校へ進むということです。内部進学が中心でありながら、外部受験もめずらしくない学校だと分かります。
推薦のしくみについても記載があります。「女子は希望すれば住吉中学校関学コースへ進学できますか」という質問には、「一定の基準を超えれば推薦されます」と答えられています。男子についても「一定の基準を超えれば、泉ヶ丘中高等学校へ推薦されます」と書かれています。希望すれば全員がそのまま進めるという形ではなく、学校が定める基準があるということです。基準の中身は公式サイトには示されていませんので、日々の学習を着実に積み上げておくことが前提になります。
外部受験への学校の姿勢も明記されています。「小学校の授業は外部受験に対応していますか」という質問に対して、学校は「特別な受験対策は行なっていませんが、放課後を利用し基礎学力定着のための補習を行なっています」と答えています。中学受験のための特別な授業を学校が用意しているわけではない、ということです。放課後のフォローアップ補習は希望制で、公式サイトの「小学校の1日」では5・6年生を対象に15時から行われると示されています。外部受験を考える場合は、家庭での計画づくりが欠かせません。
公式サイトが掲載している外部受験の合格実績
公式サイトの「主な進学先」のページには、直近2年間の主な外部受験合格者数が掲載されています。学校名と合格者数は次のとおりです。
- 灘 2名/洛南 1名/東大寺学園 6名/西大和 3名
- 大阪星光 7名/清風南海 14名/清風 23名
- 帝塚山(奈良) 19名/明星 10名/大阪桐蔭 6名
- 同志社女子 2名/同志社香里 5名/四天王寺 5名
- 開明 6名/大谷 13名/高槻 4名
- 大阪女学院 4名/桃山学院 2名
この数字は「直近2年間」の合計として示されているもので、対象となる年度は公式サイトに明記されていません。また、複数の学校に合格した児童が重複して数えられている可能性もありますので、実際に進学した人数とは異なります。
それでも、幅広い学校に合格者が出ていることは読み取れます。大阪・奈良・京都の学校が並び、男子校・女子校・共学校のいずれもあります。内部進学の道を持ちながら、外部受験でも結果を出している家庭が一定数いるということです。
なお、公式サイトには帝塚山学院中学校高等学校(女子)と帝塚山学院泉ヶ丘中学校高等学校(共学)の所在地も掲載されています。前者は小学校と同じ大阪市住吉区帝塚山中3-10-51、後者は堺市南区晴美台4-2-1です。女子で住吉の中学校へ進む場合は、小学校と同じ場所に通い続けることになります。泉ヶ丘へ進む場合は通学経路が変わりますので、その点も見ておきましょう。系列の帝塚山学院大学・大学院は堺市南区晴美台4-2-2にあり、2024年4月に2学部3学科から3学部4学科に改組されたと記載されています。
帝塚山学院小学校の進学についてよくある質問
内部進学は希望すれば必ずできますか
公式サイトのよくあるご質問では、住吉の中学校の関学コースについても、泉ヶ丘中高等学校についても、「一定の基準を超えれば推薦されます」と書かれています。基準があるという前提です。基準の内容までは公表されていませんので、詳しくは学校に直接おたずねください。
男子はどこへ進学するのですか
公式サイトによると、男子は一定の基準を超えれば帝塚山学院泉ヶ丘中学校高等学校へ推薦されます。住吉の帝塚山学院中学校高等学校は女子の学校ですので、系列内で進む場合は泉ヶ丘が進路になります。あわせて、外部の中学校を受験する道もあります。
中学受験の対策は学校でしてもらえますか
学校は「特別な受験対策は行なっていません」と明記しています。行われているのは、放課後を利用した基礎学力定着のための補習です。外部受験を考えるご家庭は、学校の学びに加えて、家庭や塾での準備が必要になります。
外部受験をすると内部進学の権利はなくなりますか
この点について、公式サイトに記載は見当たりませんでした。学校によって扱いが異なるところですので、推測で判断せず、進路を考える段階で学校に確認されることをおすすめします。
高校から先の進路はどうなりますか
公式サイトの併設校のページによると、帝塚山学院中学校高等学校(女子)には中学に関学コース、ヴェルジェ〈エトワール〉コース、ヴェルジェ〈プルミエ〉コースがあり、高校ではこれらに加えてヴェルジェ〈音楽〉コースと〈美術〉コースが設けられています。帝塚山学院泉ヶ丘中学校高等学校(共学)には、中高6年一貫コースと高校3年コースがあります。小学校のうちから細かく決める必要はありませんが、選べる道の広さは知っておくとよいでしょう。
幼稚園から大学まで、実際にどこまでつながっているのですか
公式サイトの併設校のページには、帝塚山学院幼稚園(共学)、帝塚山学院中学校高等学校(女子)、帝塚山学院泉ヶ丘中学校高等学校(共学)、帝塚山学院大学・大学院の四つが掲載されています。幼稚園と中学校高等学校は小学校と同じ大阪市住吉区帝塚山中3-10-51、泉ヶ丘の中学校高等学校は堺市南区晴美台4-2-1、大学は堺市南区晴美台4-2-2です。公式サイトには「一貫教育の利点を活かして、人間形成と基礎学力の充実に万全の体制で臨んでいます」と書かれています。ただし、大学までそのまま進む児童がどのくらいいるかという数字は公表されていません。
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