甲子園学院小学校の教育には、どのような特色がありますか。英語も気になります。
三つの校訓
校訓は三つです。黽勉努力は自らの意思に従って勤め励むこと、和衷協同は心を同じくしてともに力を合わせること、至誠一貫は真心をもって一筋に貫くことを意味します。
甲子園学院は、校祖である久米長八が女子教育の重要性を理念として、昭和16年に甲子園高等女学校を創立したことに始まります。小学校は昭和26年に開校しました。
現在では、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、短期大学、大学、大学院を擁する総合学園に発展しています。学校は昭和59年に現在の地へ移転しました。
少人数のきめ細かな教育
教員一人あたりの児童数は7.5人と学校は説明しています。児童数は92名ほどで、1クラスはおよそ20名です。
少人数で一人ひとりの学習レベルが把握できるため、的確な助言が出せ、個々に合った学習方法も提案できると学校は述べています。教員にいつでも相談や質問ができる環境が整えられています。
クラスの中や行事での活躍が増えることも、少人数学級の利点として挙げられています。一人ひとりが輝ける場面を意識して設けているとされています。
個性の尊重と情緒力の育成
一人ひとりが持つ芽を、より良い方向へ伸ばす手助けをすること、個性を認め合う環境をつくることが掲げられています。
情緒力の育成として、心の教育や読書の習慣、協調性や思いやる気持ちの育成、自他の生命を尊重することが挙げられています。
目指すのは、学ぶ心を磨き、未来社会に貢献できる子どもの育成です。学校行事だけでなく日常の学習においても、個々が活躍できる場面をたくさん設定し、自己肯定感を高める工夫をしていると学校は述べています。
習熟度別学習と探究学習
中学受験に対応する力を育むため、高学年の主要教科である国語、算数、理科では、個々の能力に応じたクラスで授業が行われています。
放課後や夏休み、冬休みには勉強会が行われます。苦手なところを集中して学び直す時間があり、高いレベルの学習に挑戦できる環境も整えられています。
探究学習では、課題を自ら見つけて解決していくことや、発表を行っています。低学年からタブレットやロボットを使った授業も取り入れられ、速読解力の講座も行われています。
低学年から週2時間の英語
低学年から週2時間、ネイティブの教員と一緒に授業が行われます。コミュニケーションを積極的に取ろうとする姿勢と、多様な場面で生きる英語力を楽しく身につけるとされています。
年間行事には、林間学校、球技大会、水泳教室、サマー体験学習、幼小合同運動会、ふれあい動物村、マラソン大会、10歳を祝う会などがあります。
実際の様子は、募集説明会や公開授業で確かめてください。2026年は4月27日、5月30日、9月18日、2027年1月29日に予定されています。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
行事の中にも学びの形が表れています
授業の中身だけでなく、1年間の行事にもその学校の考え方が表れます。資料に掲載されている甲子園学院小学校の年間行事は次のとおりです。
- 4月 入学式
- 5月 林間学校、球技大会
- 6月 水泳教室
- 7月 夏休み勉強会、サマー体験学習
- 8月 夏休み勉強会
- 10月 幼小合同運動会
- 11月 学習発表会(舞台)、ふれあい動物村
- 12月 マラソン大会、ウインター体験学習
- 1月 10歳を祝う会
- 2月 学習発表会(展示)、修学旅行(6年)
- 3月 6年生を送る会、卒業式
目を引くのは、学習発表会が11月の舞台と2月の展示の2回に分けて行われている点です。舞台で表現する力と、作品として形にする力の両方に発表の場が用意されているということになります。探究学習でプレゼンテーションによる発表を行っているという説明ともつながる形です。
7月と8月に夏休み勉強会が予定されているのも特徴です。長期休暇中にも学習の機会が設けられていることが分かります。10月の幼小合同運動会は、系列の甲子園学院幼稚園と合同で行われる行事です。
安全を「学ぶ」という教育
この学校で特徴的なのは、安全が対策だけでなく授業として扱われている点です。資料には次のような取り組みが挙げられています。
- あんしん教室 1年生は不審者への対応、2年生は留守番の方法を扱う
- 安全教室 3年生から6年生を対象に、携帯電話の安全な使い方などを扱う
- 避難訓練 年3回(暴漢、火災、地震)を実施
学年に応じて内容が変わっている点に注目してください。1年生は不審者への対応、2年生は留守番と、生活の中で実際に起こりうる場面が順に扱われています。3年生からは携帯電話の使い方が加わります。この学校では児童の携帯電話の所持と使用が登下校時に承認されていますので、持たせるだけでなく使い方を教える場を設けているという形です。
避難訓練が年3回、しかも暴漢、火災、地震と想定を分けて実施されている点も、備えの具体性を示しています。
そのほかの安全対策としては、24時間警備の実施、校門での入校チェックと在校生保護者の入校証の作成、保護者への緊急連絡と登下校メールの仕組みの導入、さすまた、AED、防犯カメラの設置が挙げられています。守るしくみと、自分で身を守る力を育てることの両方が用意されているといえます。
学園の歩みと、教育の背景
いまの教育がどこから来ているのかを知ると、学校の姿がより立体的に見えてきます。資料に記載されている歩みは次のとおりです。
校祖である久米長八が女子教育の重要性を理念として、1941年(昭和16年)に甲子園高等女学校を創立しました。建学の精神として掲げられたのが「黽勉努力」「和衷協同」「至誠一貫」の3つで、これは現在の校訓と同じ言葉です。
小学校は、一貫教育を充実発展させるために1951年(昭和26年)に開校しました。1984年(昭和59年)には現在の地に移転し、独立した校舎で教育活動を行っています。現在は幼稚園、小学校、中学校、高等学校、短期大学、大学、大学院を擁する総合学園となっています。
系列校として資料に挙げられているのは、甲子園学院幼稚園、甲子園学院中学校、甲子園学院高等学校、甲子園大学および同大学院です。系列の大学は「甲子園大学」という名称で、「学院」が付かない点にご注意ください。
教育目標については、「学ぶ心を磨き、未来社会に貢献できる子ども」の育成が掲げられています。一人ひとりの個性を大切にし、それを生かせる活動を重視すること、学校行事だけでなく日常の学習でも個々が活躍できる場面を多く設定し、自己肯定感を高める工夫をしていることが説明されています。
教育と英語についてよくある質問
英語は何年生から始まりますか
資料には、低学年から週2時間、ネイティブの教員と一緒にコミュニケーションを取る授業が行われていると記載されています。
ICTを使った学びはありますか
低学年からタブレットやロボットを使用した授業が行われ、プログラミング教育が実施されているとされています。読解力を身につける速読解力講座もあります。
中学受験に対応していますか
高学年の主要教科である国語・算数・理科で、中学受験に対応する力を育むための習熟度別学習が行われていると記載されています。少人数制での実施です。
勉強についていけるか心配です
少人数で一人ひとりの学習レベルを把握し、放課後や夏休み・冬休みに勉強会を実施しているとされています。教員一人あたりの児童数は7.5人という数字も挙げられています。
授業の様子を見ることはできますか
2027年度は、募集説明会とあわせて公開授業が2026年4月27日、5月30日、9月18日、2027年1月29日に予定されています。日程は変更されることがありますので、最新は学校からのお知らせでご確認ください。
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