私立小学校の費用は、入学のときに一度だけ納めるお金と、毎年かかるお金に分けて考えると整理しやすくなります。甲子園学院小学校が公表している金額をもとに、内訳と6年間の見通しをまとめます。
入学時に納める金額
入学金は350,000円です。銀行振込で納め、納付の期限は1次が令和8年9月10日、2次が令和9年1月29日と定められています。
合格発表から手続きまでの日数は多くありません。一旦納入された入学金などは、理由のいかんにかかわらず返還されないと明記されています。
検定料は20,000円で、こちらも銀行振込です。1次を受験した家庭は2次を受験できませんので、検定料が二重にかかることはありません。
毎年かかる費用の内訳
令和9年度の年間所要経費は、授業料が582,000円、教育充実費が138,000円、実験実習費が18,000円、育友会費が30,000円です。合計すると768,000円になります。
この金額は年4回に分けて納入します。まとめて納める必要はありませんので、家計の計画は立てやすい形です。
これに加えて、冷暖房費が年間9,300円かかります。年間所要経費の合計には含まれていませんので、別に見込んでおきましょう。
入学準備にかかる費用
制服、制靴、ランドセルなどにおよそ220,000円かかります。入学の直前に、まとまった支出として発生します。
さらに、iPadにおよそ100,000円が必要です。低学年からタブレットやロボットを使った授業が行われており、一人一台の端末を使うためです。
入学金と合わせると、入学の前後で約67万円が必要になる計算です。あらかじめ準備しておきましょう。
教育振興基金とファミリー奨学金
教育振興基金は任意で、1口30,000円です。任意とされていますが、学校運営を支える仕組みの一つとして案内されている点は知っておくとよいでしょう。
専願で受験する家庭には、ファミリー奨学金の制度があります。父母や兄弟姉妹が学院の幼稚園から大学までのいずれかを卒業または在籍している場合などに該当し、入学後に10万円が支給されます。
また、女子で学院中学校への進学を希望する場合は、中学校の入学金が免除されるなどの優遇制度があります。ただし専願に限られます。
6年間の見通しを立てる
入学金350,000円、制服など約220,000円、iPad約100,000円に、年間所要経費768,000円と冷暖房費9,300円を6年分積み上げると、6年間でおよそ534万円という規模になります。
あくまで公表されている数字からの単純な計算です。ここに給食費に代わる昼食代や、通学の交通費、放課後の預かりの費用が加わります。
金額は年度ごとに見直されます。ここで挙げた数字は令和9年度の児童募集要項に基づくものですが、実際に入学する年度の金額は、必ず公式の募集要項でご確認ください。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
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