智辯学園和歌山小学校の教育や英語には、どんな特色がありますか?
教育理念と「こころ」の教育
智辯学園和歌山小学校の教育理念は、「能力の最大伸長」と「人間性の陶冶」です。何事にも意欲的に取り組める人間性を育むために「こころ」の教育を推進し、「子どもたちの夢」を育てる教育を目指しています。
教育の目的が人格の完成を目指すことにある以上、「こころ」の教育は極めて大切だと学校は述べています。仏教の教えに基づいた宗教的情操による、情感をはぐくむ教育が実践されています。
また「からだ」と「こころ」をきたえることも掲げられています。学校行事や課外活動を通して、個人の責任感、みんなで協力することの大切さ、みんなで達成したときの充実感が育てられます。
小・中・高の十二年一貫教育
智辯学園和歌山小学校の教育課程は、小・中・高の十二年を通して編成されています。それぞれの発達段階に応じて基礎学力を総合的に身につけ、高校卒業までに希望する大学入試に対応できる学力を育てることが目指されています。
十二年間は三つの期に分けられます。一期は小学1年から4年で、「知る・わかる・できる」喜びを知り、好奇心と探求心を育てる基礎・基本期です。
二期は小学5年から中学2年で、「自ら学び・考える」学習を通して系統的な学習姿勢を身につける発展・向上期。三期は中学3年から高校3年で、より高度な知識と思考力を育てる習熟・充実期とされています。
教科担任制とチーム担任制
智辯学園和歌山小学校では、教科・学年の状況に応じて教科担任制が実施されています。各教師が専門的な知識を持つ教科を担当することで、密度の高い学習とわかりやすい授業が可能になります。
低学年からはティーム・ティーチング制も取り入れられ、学習をきめ細かく支援しています。さらに5・6年生では、探究クロスカリキュラムと呼ばれるゼミ式の学びが導入されました。
チーム担任制も特色のひとつです。学級担任を固定せず、2クラスを複数の教員が担当することで、児童と保護者は複数の教員と関わり、多様な視点で対話できるようになっています。
英語と国際交流
智辯学園和歌山小学校の英語は、1年生から6年生まで週2時間です。外国語の常勤講師2名と日本人の英語教師1名が指導にあたっていると公表されています。
低学年からは英語を学ぶ楽しさを味わいながら、徐々にスキルアップを図る形がとられています。異なる文化を理解し、広い視野をもつ国際人としての資質向上が目指されています。
とくに6年生は、オーストラリアの姉妹校との交流を中心に英語の学習に力を注いでいます。オンラインでの交流会も実施されており、2月にはオーストラリアへの修学旅行が行われます。
情報教育と学校からのメッセージ
情報教育は1年生から6年生の全授業で行われ、児童1人に1台のタブレット端末が用意されています。映像の制作やプログラミングに加え、生成AIの利活用も学習の一部に取り入れられています。
ICTやAIの便利さと不便さ、取り扱いのモラルを体験しながら学ぶ姿勢が示されています。またAIドリルの活用により、協働的な学びと個別最適な学びの双方が充実させられています。
智辯学園和歌山小学校は、お子さま・ご家庭・学校が一つになる三位一体の教育をともにつくり上げてくれる家庭との出会いを願っていると述べています。教育の内容は年度によって変わりますので、最新の案内でご確認ください。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
【智辯学園和歌山小学校】公式サイトが示す三つの重点
学校の公式サイトには、教育目標として「愛のある教育を実践する」という言葉が掲げられ、そのうえで三つの重点領域が示されています。
一つめは、基礎学力と主体的な学習力です。小学校の段階で確実な勉学の基盤をつくること、そして自分から知識を身につけていくためのプログラムを組み立てることが挙げられています。
二つめは、豊かな人間性の育成です。仏教教育にもとづく宗教的情操教育を行うとされ、その具体として、週1時間の宗教の時間が設けられていること、月1回の感謝祭が行われていることが記されています。
三つめは、たくましい心と体です。さまざまな学校行事や課外活動を通じて人間形成を図り、心身を鍛え、意欲的に取り組む姿勢を育てるとされています。
理事長の言葉としては、21世紀が要請する叡智と深い人間性を備えた真のエリートの育成をめざし、能力の最大伸長と人間性の陶冶を教育理念とすることが紹介されています。学力だけを取り出して語らないところに、この学校の考え方があらわれています。
【智辯学園和歌山小学校】学びを支える校舎と施設
公式サイトの施設紹介では、校舎が和歌浦の海を眺められる高台にあることが説明されています。エントランスホールには般若心経が描かれた美術陶板が配され、宗教的情操教育を掲げる学校らしい入り口になっています。
体育の環境としては、人工芝やデッキ広場、小学校専用のグラウンドが挙げられています。学びの場としては、野菜や花を育てながら季節の動植物を観察する農園、大望遠鏡を備えた天体観測室、メディア工房を併設した図書室が紹介されています。式典や文化祭などの催しには建学記念講堂が使われます。
天体観測室や農園があるということは、教室の外に出て確かめる学びが日常のなかにあるということです。学校選びの際は、こうした場所が6年間でどう使われるのかを、説明の機会にたずねてみるとよいでしょう。
【智辯学園和歌山小学校】教育についてよくある質問
宗教の時間はどのくらいありますか
公式サイトには、仏教教育にもとづく宗教的情操教育として、週1時間の宗教の時間を設けていること、月1回の感謝祭を行っていることが記されています。
小学校はいつ開校したのですか
公式サイトの沿革によると、智辯学園和歌山小学校は平成14年、2002年4月に開校しました。同じ学園が運営する中学校・高等学校と連携した小中高12年一貫教育を実践すると説明されています。
年間の行事にはどのようなものがありますか
公式サイトには、4月から3月にかけて入学式、運動会、文化祭、臨海学校、修学旅行などが行われることが紹介されています。修学旅行については、6年生がオーストラリアへ行くと記されています。
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【智辯学園和歌山小学校】学びを支える規模とICT環境
英語や教科の学びがどう進むかは、学校の規模と設備にも左右されます。ここも確認しておきましょう。
公式サイトの沿革によると、智辯学園和歌山小学校が開校したのは平成14年(2002年)4月10日です。すでに中学・高等学校があったところに小学校が加わり、小・中・高12年一貫教育の体制へ移った、という成り立ちです。その後、平成24年(2012年)に小学校専用のグラウンドが竣工し、平成28年(2016年)には全教室のICT環境が無線化されたと記されています。
10年ほどの間に、体を動かす場と、情報機器を使う環境の両方が整えられてきたことになります。英語や調べ学習で映像や音声を使う場面を考えると、全教室で無線環境が使えることは小さくない意味を持ちます。
規模についても見ておきましょう。学校が提供している学校情報によると、児童数は2026年5月現在で男子183名、女子170名の合計353名です。全校で353名ですから、1学年あたりおよそ60名という規模になります。
この人数は、教科担任制やチーム担任制を成り立たせるうえで、ちょうどよい大きさです。学年の子どもたち全員の顔と名前が、複数の先生に共有される規模だからです。英語のように、間違えながら口に出すことが欠かせない教科では、先生がひとりひとりの様子を把握できているかどうかが、そのまま伸びに影響します。
なお、児童数や設備は年度によって変わります。最新の情報は智辯学園和歌山小学校の公式サイトでご確認ください。
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