愛徳学園小学校の教育には、どのような特色がありますか。英語も気になります。
キリスト教精神に基づく心の教育
学校は、私たちを見守ってくださる目に見えない方の存在に気づき、感謝する心と思いやりの心を育むと掲げています。宗教や宗派は一切問われません。
教育目的として、キリストの愛の教えと創立者の精神を礎とし、一人ひとりの可能性を尊重し育みながら、自ら考え行動する力を養い、愛の心をもって社会に貢献できる女性の育成を目指すと述べられています。
校訓は「気高く」「強く」「愛深く」の三つです。祈れる子、感謝できる子、勤勉な子、すすんで働ける子、思いやりのある子、礼儀をわきまえる子といった具体的な姿が示されています。
三つの特色
学校が挙げる特色の一つめは、思いやりの心を育むカトリック教育です。カトリックの教えを大切にしながら、思いやりや温かさに満ちた豊かな心を養うとされています。
二つめは、個性に応じた丁寧な学びです。工夫されたカリキュラムやチームティーチング、英語をはじめとするグローバル教育を通して、一人ひとりの個性や可能性を伸ばします。
三つめは、生活の中で人間力を育てることです。あいさつや言葉づかい、身だしなみなど、日々の生活の中で人として大切なことを自然と身につけると説明されています。
1年生から始まる英語教育
1年生から年間120時間の英語の授業が確保されています。聞く、話す、読む、書くの4技能をバランスよく身につけられる英語教育プログラムが導入されています。
英語専用教室で、ネイティブ講師によるオールイングリッシュの授業が行われます。特に初期の段階では、聞くことと美しい発音に重点を置いて指導されます。
3年生以上を対象に、年に1回スピーチコンテストも実施されています。全学年で英語によるプログラミング学習も行われ、英語で探究し、英語で発信する学びに取り組んでいます。
専科教員による授業
音楽、図工、体育、英語、宗教、習字、理科については、それぞれ専門の教員が指導にあたっています。専門性を活かした授業を通して、子どもの興味関心を広げていきます。
国語や算数、社会などは学年担任が受け持ちます。担任が一人ひとりを見守りながら、専門性の高い授業も受けられるという二重の体制です。
児童数は90名ほど、教員は非常勤を含めて21名です。少人数だからこそできる、きめ細かな指導が行われています。
12年一貫教育と行事
小学校、中学校、高等学校の12年間を見通した一貫教育が行われています。各校種をつなぐ推薦制度があり、子どもたちが安心して次の学びへ進める環境が整えられています。
年間行事には、聖母の集い、水泳教室、English Camp、小中高合同体育大会、English Day、レシテーションコンテスト、クリスマス会、感謝ミサなどがあります。
相手の気持ちに立った言葉や行いを通して笑顔を広げる取り組みも行われています。実際の様子は、学校説明会や見学会で確かめてください。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
【愛徳学園小学校】英語の学び方と、学年ごとの目標
愛徳学園小学校の英語は、ネイティブの教員によるオールイングリッシュの授業で進められます。教材にはグレープシードというプログラムが採用されており、コミュニケーション能力の育成、発音の力、読み書きの力の三つを柱に置いていると公式サイトで説明されています。
学び方の順序にも考え方が示されています。「聞く」から「話す」へ、そして「読む」「書く」へと進む、母語を覚えるときと同じ流れをたどるという方針です。低学年のうちは音声を中心に、高学年になるにつれて読み書きに比重を移していきます。さらに、授業と連動した家庭学習用の教材も用意されており、学校で聞いた英語を家庭でも耳にする環境がつくられています。
学年ごとの目標も公表されています。1・2年生は英検5級から4級、3・4年生は英検4級から3級、5・6年生は英検3級から準2級とCEFR(セファール)のA2以上が目安とされています。
実績としては、2024年度に5級16名、4級17名、3級17名、準2級4名、2級1名の合格が公表されています。小学生のうちに準2級や2級まで進むお子さまがいることは、この学校の英語教育の厚みを表す数字と言えるでしょう。ただし全員が同じように進むわけではありませんので、目安として受け止めていただくのがよいと思います。
【愛徳学園小学校】英語を使う行事と、教室のICT環境
英語は授業の中だけで完結するものではありません。同校では、学んだ英語を実際に使う場面が一年を通して用意されています。
- イングリッシュデー ネイティブの教員との交流活動
- イングリッシュキャンプ 3年生以上を対象とした2泊3日のオールイングリッシュの研修
- レシテーションコンテスト 3年生以上が参加する英語の暗唱大会
- 英語劇 学習発表会で4年生が取り組みます
- オーストラリア研修 4年生以上の希望者がケアンズでホームステイし、現地の小学校と交流します
暗唱大会や英語劇のように、人の前で英語を使う機会が学年ごとに用意されているのが特徴です。話す相手がいて、聞いてくれる人がいる。この積み重ねが、英語を「教科」ではなく「使える道具」に変えていきます。
教室の環境も整えられています。児童一人につきタブレット端末が1台ずつ用意され、すべての教室に電子黒板の機能がついたプロジェクターが設置されています。調べ学習や資料づくり、意見の共有に日常的に使われているとされています。
さらに特徴的なのが、レゴ・エデュケーションのスパイクシリーズを使った「英語でプログラミング」の授業です。英語を単なる教科としてではなく、ものをつくる活動の中で実際に使うという発想で、STEAM(スティーム)教育として位置づけられています。英語とICTを別々に学ぶのではなく、重ねて使うところに同校らしさがあります。
【愛徳学園小学校】英語とICTについてよくある質問
入学までに英語を習っておく必要がありますか
入学前の英語経験を求める記載は公式サイトに見当たりません。同校の英語は「聞く」から始める設計になっていますので、これから始めるお子さまでも入っていける形です。むしろ大切なのは、知らない言葉を聞いたときに耳を傾けられること、まちがえても声に出してみられることです。この姿勢は考査の場面にも通じます。
英語以外の授業はどのように進みますか
同校では、国語・算数・社会を担任が受け持ち、音楽・図工・体育・英語・宗教・習字・理科を専科の教員が指導しています。加えて4年生以上には、放課後に週2時間の「iタイム」が置かれ、複数の教員によるティームティーチングで一人ひとりの力に応じた問題に取り組みます。書く力の面では、日記の指導を伝統として続けているのも同校の特徴です。
英語の授業時間はどのくらいですか
公式サイトのなかでも、ページによって案内が異なります。英語教育のページでは「週4時間、年間140時間を確保しています」と示されており、入試のよくある質問のページでは「1年生から年間120時間の英語の授業を確保し」と示されています。どちらも学校の公式サイトに掲載されている内容ですので、ここでは両方をそのままご紹介します。公式サイト内でもページによって案内が異なるため、最新は学校にご確認ください。愛徳学園小学校の受験準備について整理されたい方は、個別相談もご利用ください。
英語の力は中学以降にどうつながりますか
同校は幼稚園から高等学校までの12年一貫教育を掲げており、中学・高校では独自のライフキャリア教育が行われています。小学校で身につけた「人前で英語を使う経験」は、その先の学びの土台になります。各段階の間には推薦の制度が設けられているとされていますので、進学の条件を含めて学校説明会でお確かめください。
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