試験の中身を知ることは、家庭での準備の方向を定めることにつながります。智辯学園和歌山小学校の考査は、ペーパー、個別テスト、行動観察と、考査日前に実施される親子面接で構成されてきました。ここでは過去の内容を整理し、対策の方向を考えます。
考査は三つの領域と親子面接
過去の考査内容は、ペーパー、個別テスト、行動観察の三つでした。ペーパーの出題分野は、お話の記憶、数量、図形、推理、言語などです。個別テストは制作と図形が中心になります。
親子面接は、考査日の前に実施されます。子どもの考査とは別の日になりますので、家庭としてはそれぞれに気持ちを整える時間が取れます。
基礎基本を身につけてペーパーに対応し、個別テストは制作が中心という構成です。奇をてらった準備よりも、土台を確実に固めることが結果につながります。
ペーパーは幅広い分野から出る
ペーパーテストは、お話の記憶、数量、図形、推理、言語などの幅広い分野から出題されています。図形と数量の分野では、さまざまな内容が年度ごとに入れ替わって出題されてきました。
一つの分野でも、出題されるバリエーションが多いため、出題形式がどのようなものでも対応できるように、しっかりとした学習が必要になります。そのために、まず基礎基本を確実に身につけるよう心がけてください。
お話の記憶は毎年出題されています。本の読み聞かせは、記憶力、想像力、思考力などを養うことができ、すべての学習の下地作りになります。毎日の習慣にしましょう。
図形と数量の傾向
図形は、重ね図形、合成、同図形探し、点図形模写などが中心に出題されています。頭の中で形を動かす力と、目で細部を見比べる力の両方が問われます。
数量では、単に数を数える力だけではなく、まぎらわしい絵が混在している中から、1番多いものを多い分だけ答えるなど、観察力も求められる問題が出されています。
推理の系列では、それぞれの絵はお約束で並んでいます、1つひとつのお約束をよく考えて、空いている四角の中にどの絵が入るか、下の3つの絵の中から探して線で結びましょうという設問が出されました。
個別テストと行動観察
個別テストは4人ずつで実施されます。主に制作の課題ですが、パズルやしりとりカードを使っての課題も出題されます。指示された内容を理解し、根気強く丁寧に取り組めるようにしておきましょう。
過去の個別テストでは、折り紙、ハサミ、のりなどを使った工作や、立体と平面のパズルなどが出されました。道具を安全に扱える状態にしておくことが前提になります。
行動観察では、歌、踊り、コップを工夫して高く積み上げるといった課題が出されました。感染症の状況が落ち着けば、集団行動に戻す予定であるとされています。
家庭での準備の方向
基礎基本を確実に身につけることが、この学校の対策の中心です。分野を絞らず、まんべんなく整えておくことが、どのような出題形式にも対応できる力になります。
読み聞かせを毎日続けてください。お話の記憶が毎年出題されているという事実は、家庭でできる準備がそのまま得点につながることを意味しています。
制作の課題に備えて、折り紙、はさみ、のりに日常的に触れ、片付けまでを自分で行う習慣をつけましょう。内容は年度によって変わりますので、最新の情報は公式の募集要項でご確認ください。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
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