滋賀大学教育学部附属小学校の面接では、どんなところを見られるのでしょうか?
公表されている面接の形
滋賀大学教育学部附属小学校の考査内容として公表されているのは、口頭試問、行動観察、制作、運動、そして面接(親子)です。面接は子どもと保護者が一緒に臨む形になります。
質問の内容、面接の時間、面接官の人数といった具体的な情報は公表されていません。断片的な体験談をもとに準備を組むより、学校が示している教育の方向に素直に向き合うほうが確実です。
なお考査には口頭試問も含まれており、こちらは子どもが個別に問いに答える場面です。面接と口頭試問は別の項目として公表されていますので、話す場面が二度あることになります。
子どもにとっての面接
子どもにとって面接は、初めて会う大人と向き合う場面です。緊張するのが当たり前ですので、うまく話すことを目標にせず、聞かれたことを受け取って自分の言葉で返せることを目指しましょう。
単語だけで答えるのではなく、短くても文の形にして伝えられると、考えていることが相手に届きます。食卓での「今日いちばん楽しかったことは何」といったやりとりが、そのまま練習の場になります。
滋賀大学教育学部附属小学校がめざす子ども像には、意欲、基礎学力、思考力、表現力を備えた子どもが挙げられています。自分の考えを言葉にする力は、学校が明確に求めているものです。
保護者に求められている姿
この学校は、めざす保護者像を四つ掲げています。子どもに物事の善し悪しをはっきり示し指導できる保護者、学校と手を携えて子育てしていこうとする保護者。
そして、子どものよさや伸びの姿に気づき褒めることのできる保護者、子どもの思いや訴えを聴き取り、受容したり支えたりできる保護者です。責任、連携、共感、受容という言葉が添えられています。
ここまで明確に保護者像を示している学校は多くありません。学校とどう関わっていくかという姿勢が、そのまま問われていると考えてよいでしょう。
答えを用意しないという準備
想定した受け答えを暗記すると、その場で少し違う尋ね方をされたときに、かえって言葉に詰まります。子どもの場合はとくに、覚えた言葉が不自然に響いてしまうことがあります。
大切なのは、家庭で何を大切にしてきたか、滋賀大学教育学部附属小学校のどこに惹かれたのかを、夫婦のあいだで共有しておくことです。土台が揃っていれば、言葉は自然に出てきます。
学校説明会は授業参観を含む形で行われると公表されています。実際の教室の様子や子どもたちの姿に触れておくと、見たものにもとづく言葉には説得力が宿ります。
当日を迎えるにあたって
滋賀大学教育学部附属小学校の面接は、優劣を競う場というより、家庭と学校が互いを知る場です。着飾らず、ふだんどおりの姿で臨むことが、結果としていちばん伝わります。
子どもが答えに詰まっても、代わりに答えたり、目配せをしたりする必要はありません。考えている時間そのものが、その子の姿です。信じて待つ態度が、子どもの安心を支えます。
面接の実施方法や日程、当日の持ち物については、滋賀大学教育学部附属小学校が公表する最新の募集要項で必ずご確認ください。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
【滋賀大学教育学部附属小学校】学校の歩みを知ると、言葉が具体的になります
志望理由を語るとき、「教育熱心な学校だから」だけでは、どの学校にも当てはまってしまいます。同校ならではの部分に触れられるかどうかが、言葉の重みを変えます。
同校の創立は1875年、明治8年です。大津市の島の関に、小学校教員伝習所附属小学校として設けられました。1911年には滋賀県女子師範学校に附属小学校が置かれ、1947年には滋賀師範学校男子部附属小学校となります。1975年には創立100周年の記念式典が行われ、2023年には附属学校園教育環境充実基金が創設されました。
150年の歩みを通じて一貫しているのは、教員を育てる場に附属する学校であるという性格です。年間行事には教育実習が5月・6月・8月・9月と繰り返し組み込まれ、11月には研究発表協議会が置かれています。授業が日常的に研究されている環境だということです。
この環境をどう受け止めるか。若い先生の卵が教室に入ってくることを、お子さまにとってどんな経験になると考えるか。そこをご自身の言葉で語れると、志望理由に芯が通ります。
【滋賀大学教育学部附属小学校】面接の前に、学校を見ておく
面接で語る言葉に実感を持たせるには、実際に学校を訪れておくことがいちばんです。
2027年度入試に向けては、授業参観を含む学校説明会が2026年10月下旬から11月初旬にかけて予定されています。出願が12月に行われる流れですので、この機会が実質的に最後の判断材料になります。
授業参観を含むという点が大切です。校舎の外観や設備の説明を聞くだけでなく、実際の授業で子どもたちがどう学んでいるかを見られます。そこで感じたことは、パンフレットから得た知識とは重みが違います。
あわせて、日々の生活の前提も確かめておきましょう。制服が定められていること、土曜授業がないこと、給食が月曜・火曜・水曜・金曜に実施され木曜日はお弁当であること、スクールバスの運行がないこと。こうした条件をご家庭がどう受け止めているかも、面接で問われる可能性のある部分です。
日程は変更されることがありますので、参加の前に公式の案内でご確認ください。
【滋賀大学教育学部附属小学校】面接についてよくある質問
面接の所要時間や出席者の条件は決まっていますか
面接の時間や、両親そろっての出席が必要かどうかについて、公表されている情報は確認できていません。ご事情のあるご家庭は、あらかじめ学校へご相談ください。事情を伝えたうえで臨むほうが、当日落ち着いて話せます。
面接はいつ行われますか
2026年度入試では選考が2026年1月7日と公表されました。面接がそのなかでどう位置づけられるかは、その年の要項でご確認ください。真冬に行われますので、当日の服装と体調管理も準備の一部になります。
受験番号や生まれ月は面接に影響しますか
同校の受験番号は抽選で決まると公表されており、月齢の考慮も行われません。番号の前後で扱いが変わることはありませんので、その点は気にせず準備を進めてください。
通学のことを聞かれる可能性はありますか
通学の範囲について、滋賀県外を経由する経路の利用は認められないとされています。ご自宅からどの経路で通うのかは、あらかじめ具体的に説明できるようにしておかれると安心です。スクールバスの運行はありませんので、6年間どう通わせるかという見通しも整理しておきましょう。
子どもが緊張して答えられなかったらどうなりますか
黙ってしまう場面があっても、それだけで判断されるわけではありません。同校がめざす子ども像には、自ら学ぼうとする子ども、進んで取り組み仲間とともにやり遂げる子どもが挙げられています。答えの正しさより、相手と向き合おうとしているかが見られていると考えてください。
学校の規模は面接の準備に関係しますか
2026年3月1日時点で児童数は611名、1クラスの定員は35名で、1年生のみ33名とされています。教員は校長と副校長を除いて31名で、うち6名が非常勤です。人数の多い学校でお子さまがどう過ごすと思うかは、ご家庭の考えを整理しておく価値のある問いです。
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