近畿大学附属小学校からは、どんな進路に進めるのでしょうか。
幼稚園から大学まで続く総合学園
同校は、近畿大学を運営する学校法人近畿大学が設置する小学校です。幼稚園から小学校、中学校、高等学校、そして近畿大学まで続く、総合学園の一員です。
「実学教育」と「人格の陶冶」という建学の精神を、長い時間をかけて受け継いでいける環境です。校種が変わっても、なじみのある学園のなかで学び続けられます。
系列校への内部進学の道が用意されており、小学校での学びを土台に、その先へと連続した教育を受けられます。
系列の中学校への内部進学
小学校から、系列の近畿大学附属中学校へ進む内部進学の道があります。小学校での学びを土台に、中学以降の学びへとつながっていきます。
内部進学の制度や条件は年度によって異なる場合があります。詳細は学校の説明会などで確認しておくと安心です。
一貫した環境のなかで、じっくりと力を伸ばしていけることが、内部進学の大きな利点です。
近畿大学への道も開かれる
系列の高校からは、近畿大学への進学の道も開かれています。小学校から大学までを視野に入れた、長い学びの道が用意されています。
大学までのつながりがあることは、進路の選択肢を広げ、長期的な見通しを持って学べる点で大きな特徴です。
もちろん、近畿大学以外の大学を目指す道もあります。子どもの目標や適性に合わせて、進路を選べます。
外部の中学を受験する道もある
内部進学が用意されている一方で、外部の中学を受験する選択肢もあります。子どもの適性や希望に合わせて、進路を柔軟に考えられます。
外部受験を視野に入れる場合は、早い段階から情報を集め、家庭で方針を共有しておくことが大切です。
どの道を選ぶにしても、小学校で培う学力や、自ら学ぶ姿勢は、その後の進路を支える財産になります。
進路選びで家庭が意識しておきたいこと
まずは、系列の中高、そして近畿大学への内部進学と、外部受験という選択肢を、それぞれ理解しておきましょう。
あわせて、子どもがどんな環境で伸びるのかを、日々の様子から見つめておくことが、進路選びの土台になります。
ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
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公式サイトが公表している進路の実際
内部進学については、公式サイトの「卒業後の進路」とよくある質問に具体的な記載があります。2026年8月時点の内容を確認しておきましょう。
まず、附属中学校への内部推薦制度があります。推薦の対象となるのは、「学業はもとより、課外活動を含め、何事にも元気に、真面目に、頑張る近小生としての態度」を身につけている児童だと説明されています。
数字としては、例年9割以上が内部推薦の推薦資格を取得すると記載されています。そのうえで、実際に附属中学校へ進学するのは毎年約5割、残りの約5割は他の有名国立・私立中学校へ進学するとされています。よくある質問でも「約半数が内部推薦で附属中学校に進学」と書かれており、医薬コースには学力上位者が多いとも紹介されています。
つまり、内部推薦の資格はほとんどの児童が得られる一方で、その資格を使って附属中学校へ進むかどうかは家庭の選択にゆだねられている、という構造です。9割以上が資格を持ちながら約5割が外部を受験するということは、外部受験が例外ではないということでもあります。
さらに先を見ると、附属高等学校からは附属特別推薦により約50パーセントが近畿大学へ進学すると図に示されています。キャリア教育の充実のために、卒業生で組織された人材バンクを活用した進路指導が行われていることも紹介されています。
なお、具体的な中学校名、年度別の合格者数、内部推薦の細かな基準については公式サイトに記載がありません。この点は学校説明会や個別相談で確認してください。
進路を支えている、6年間の学び
約半数が外部の中学校へ進むという実績は、日々の学びの積み上げがあってこそのものです。公式の教科教育のページから、その中身を確認しておきましょう。
算数は「近小型自由進度学習」を実施しており、1年生から6年生までサポートティーチャー(S・T)が配置されています。一人ひとりの進み方に合わせて学べる仕組みが、6年間を通して用意されているということです。
英語は全学年で週2時間。1年生から日本人教員とネイティブ講師によるティームティーチングが行われ、5・6年生は全員がTOEFL Primaryを受検します。4・5年生の希望者を対象としたオックスフォードサマースクールもあります。
体育では、運動場が人工芝で50m直線のラバーコースが完備され、アリーナはバスケットコート2面分の広さです。音楽は12月にオリックス劇場で音楽会が開かれ、学期に1度「Another Stage」も行われます。図画工作では1階ピロティーに専用の陶芸窯があり、各学年が年に1度以上、焼きもの制作を行います。2学期と3学期には近小焼展と作品展が開かれます。
放課後には、4年生以上を対象とした「近小ゼミ」があります。年間行事には夏期近小ゼミ(後期)と冬期近小ゼミも組まれており、学年が上がるにつれて学習の機会が増えていく設計です。同校はApple Distinguished School 2024-2027に認定されており、端末を使った学習環境も整えられています。
進学についてよくある質問
Q. 内部推薦の条件は何ですか
公式サイトには「学業はもとより、課外活動を含め、何事にも元気に、真面目に、頑張る近小生としての態度」を身につけていることと記載されています。具体的な成績基準は公表されていません。
Q. どのくらいが附属中学校へ進みますか
例年9割以上が内部推薦の推薦資格を取得し、実際に附属中学校へ進学するのは毎年約5割と公式に記載されています。残りの約5割は他の有名国立・私立中学校へ進学するとされています。
Q. 外部受験をすると内部推薦は使えなくなりますか
2026年8月時点の公式サイトに、外部受験と内部推薦の併用可否についての記載はありません。進路選択に直結する重要な点ですので、学校説明会や個別相談で必ず確認してください。
Q. 進学先の中学校名は公表されていますか
具体的な中学校名や年度別の合格者数は公式サイトに掲載されていません。公表されているのは「他の有名国立・私立中学校」という表現までです。
Q. 近畿大学まで進むことはできますか
公式の進路図には、附属高等学校から附属特別推薦により約50パーセントが近畿大学へ進学すると示されています。小学校から大学まで系列でつながっている一方で、途中で外部へ出る子も多いという構造です。
Q. 中学受験の対策は学校でしてもらえますか
中学受験そのものを目的とした対策授業についての記載は公式サイトにはありません。ただし、4年生以上を対象とした「近小ゼミ」があり、年間行事には夏期近小ゼミ(後期)と冬期近小ゼミも組まれています。学校での学びの積み上げと、志望校別の対策を家庭や塾で行うという役割分担を前提に考えておくとよいでしょう。
Q. 小学校の入試段階で、進路は意識しておくべきですか
意識しておいて損はありません。募集人員120人には内部推薦が含まれると公式に明記されており、併設の近畿大学附属幼稚園から進学する子もいます。小学校から中学校、高等学校、そして近畿大学までの道すじが用意されている一方で、約半数が中学受験で外へ出る学校でもあります。どちらの道も開かれているという前提で、6年間の学びをどう使うかをご家庭で話し合っておくとよいでしょう。
Q. 学校の教育目標は進路とどうつながりますか
公式の教育目標には、建学の精神として「実学教育」と「人格の陶冶」、そして「本物から学ぶ」ことが掲げられています。校訓は「人に愛される人、信頼される人、尊敬される人になろう」。教育の三大方針は叡智教育・道徳教育・健康教育です。内部推薦の条件として挙げられている「何事にも元気に、真面目に、頑張る近小生としての態度」も、この方針と一続きになっています。
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