アサンプション国際小学校の入試では、どんな内容が出されるのでしょうか。
考査は複数の課題で構成される
同校の入試は、ペーパー、口頭試問、行動観察、体育、そして親子面接といった複数の課題で構成されると案内されています。入学選考の持ち物に体操服が含まれることからも、体を動かす課題があることがうかがえます。
知識だけでなく、指示を聞いて取り組む姿勢や、集団のなかでの振る舞いなど、さまざまな面から総合的に見られます。
アカデミックコースとイングリッシュコースの2つがあり、どちらを志望するかによって、面接の一部が変わります。
コースによって面接が変わる
面接は親子面接です。イングリッシュコースを志望する場合は、園児を対象に、英語でのコミュニケーションテストが実施されると案内されています。
アカデミックコースの場合は、英語のテストはありません。志望するコースに合わせて、準備の内容も変わってきます。
どちらのコースでも、子どもが自分の言葉で話せること、家庭が学校の方針に共感していることが大切にされます。
入学選考の持ち物と当日の流れ
入学選考の持ち物には、受験票、上靴、水筒、体操服、タオルまたはハンカチが案内されています。体操服が必要なことから、運動を含む課題があると考えられます。
選考は午前中に行われ、コースによって時間が設定されています。当日は、子どもが落ち着いて取り組めるよう、体調を整えて臨みましょう。
面接は選考とは別の日程で行われ、出願後にメールで案内されます。日程の確認も忘れずに行いましょう。
カトリックの学校としての姿勢も見られる
同校はカトリックの学校で、「誠実・隣人愛・喜び」をモットーに、多様性を受け入れる心を育てています。考査や面接では、こうした姿勢に通じる振る舞いが自然と表れます。
思いやりや、感謝の気持ちを持って人と関わる姿勢は、日ごろの生活のなかで育てておきたい部分です。
学校の教育理念に共感できるかどうかも、家庭にとって大切な視点になります。
家庭でできる準備
まずは、話をよく聞いて理解する力や、集団のなかで落ち着いて取り組む姿勢を、日々の生活や遊びのなかで育てていきましょう。
あわせて、なわとびや体を動かす遊びに親しみ、あいさつや思いやりといった生活の基本を整えておくことが、考査全体への準備になります。
ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
【アサンプション国際小学校】2027年度入試はどのような日程で行われる予定か
2027年度入試の募集要項によると、願書の配布は2026年4月下旬からWebで始まる予定です。出願期間はA日程が2026年7月1日から8月20日まで、B日程が2026年8月1日から9月24日までと案内されています。
選考日はA日程が2026年9月5日と6日の2日間、B日程が2026年9月26日です。合格発表はA日程が2026年9月7日、B日程は選考と同じ2026年9月26日に行われる予定で、入学手続きはそれぞれ指定された日に行います。
このほかにC日程も設けられていますが、2027年度については出願期間・選考日・発表日のいずれも未定とされています。C日程まで視野に入れて検討されるご家庭は、公式サイトの案内をこまめに確かめておくと安心です。
A日程が2日間にわたって設定されている点は、ご家庭の予定を組むうえで押さえておきたいところです。どちらの日に呼ばれるかは出願後の案内で示されますので、9月上旬は両日とも空けておく心づもりでいるとよいでしょう。日程は変更されることがありますので、最新の情報は必ず募集要項でご確認ください。
【アサンプション国際小学校】受験番号の決まり方と月齢への配慮
2027年度入試の募集要項によると、同校の受験番号は抽選で決められます。願書を早く出した順に番号がつく学校もありますが、同校はその方式ではありません。出願を急いだからといって前のほうの番号になるわけではない、ということです。
ですから出願は、ご家庭の準備が整ってから落ち着いて行っていただいて構いません。締切に追われて願書の文章を詰め切れないより、内容を練る時間を確保するほうが、結果としてよい準備につながります。
また同校では、月齢の考慮は行われないと案内されています。早生まれのお子さまだからといって考査の基準が調整されるわけではありません。生まれ月による差が出やすいのは、長い指示を最後まで聞き取ること、手先を使う作業を時間内に仕上げること、遊びから課題へ気持ちを切り替えることといった場面です。
こうした力は一度に伸びるものではありませんので、年中の後半あたりから、日々の生活のなかで少しずつ積み上げていくことをおすすめします。受験番号の順番も月齢も自分では選べない条件ですから、そこに気を取られるより、当日に力を出しきれる状態をつくることに目を向けてください。
【アサンプション国際小学校】学校が育てたい姿から考査のねらいを読む
同校は「5 CORE VALUES」として、いのち・真理・自由・善・一致という五つの価値を教育の柱に掲げています。考査で見られる姿勢も、この五つと切り離せません。
学校が目指す子どもの姿として挙げられているのは、進んで学ぶ子、自分から考える子、人と関わる子、自然を大切にする子、強く生きる子、責任をもち自主的に行動する子の六つです。行動観察や口頭試問で見られているのは、正解を素早く出す力よりも、この六つに重なる普段の姿だと考えたほうが実際に近いでしょう。
学びの面では、2017年度から、教科としての英語だけでなく多くの教科を英語で行うイマージョン教育が取り入れられています。英語の授業は、2027年度入試の案内によると1年生から4年生が週2時間、5年生と6年生は週3時間で、朝の15分を使う英語モジュールの時間も設けられています。ネイティブ講師と日本人教員が一緒に授業を進める形です。授業時数は年度によって見直されることがありますので、最新は学校の募集要項でご確認ください。
また2017年3月にはユネスコスクールとして認定され、国際理解・環境・平和を柱に、SDGsを軸とした探究学習が各学年の発達段階に合わせて年間を通して行われています。全学年で1人1台のiPadを使う情報教育も進められています。
入学後にこうした学び方が待っているということは、考査の場面でも、初めて出会うことに興味を向けられるか、人の話を受け止めて自分の考えを言葉にできるかといった点が見られていると考えるのが自然です。
【アサンプション国際小学校】実際の考査ではどんな課題が出されているか
ペーパー・口頭試問・行動観察・運動・親子面接という区分だけでは、当日どんなことをするのかが見えにくいと思います。学校が公表しているのはこの区分までですので、ここでは、その区分でよく用いられる出され方を整理してご紹介します。年度によって中身は入れ替わりますので、細かい設定を覚えるためではなく、求められている力の向きをつかむためにお読みください。
ペーパーで出される問題の形
- 読み上げられた短いお話について、出てきたものや起きた順番を答える記憶の問題
- 絵の数をくらべて、多い少ないや、分けたときの残りを答える数の問題
- お手本と同じ形を選ぶ、重ねた形や向きを変えた形を考える図形の問題
- 季節の行事や生きもの、暮らしの道具について答える常識の問題
- 絵の名前の音のつながりを考える言葉の問題
特定の難問より、幅広い分野の基本を落とさずに解ける力が問われる形です。
口頭試問・行動観察で出される課題の形
- 絵を見せられて、そこに描かれた場面の様子や、登場する子の気持ちを自分の言葉で説明する課題
- 好きな遊びや家でのお手伝いについて、理由を添えて答える課題
- 数人の組になって、積み木やブロックで一つのものをつくり上げる課題
- 用意されたおもちゃで自由に遊び、合図で片づけるところまでを見る課題
- 先生の言葉を聞いて、指示どおりに動く、ものを運ぶといった指示行動の課題
同校は多様性を認め、ともに協働する人を育てることを掲げています。相手の考えを受けとめながら進められるかが土台になります。
運動とコース別の面接で見られること
- 持ち物に体操服が含まれるため、ケンケンやスキップ、模倣体操など、体を動かす課題が想定されます
- ボールを投げる・受ける、平均台を渡るなど、基本の動きを組み合わせた課題
- イングリッシュコースを志望する場合は、英語でのやりとりができるかを見るコミュニケーションの場が設けられます
- 親子面接では、志望の理由と、コース選択の考え方が一致しているかが問われます
英語の面接は流暢さを競うものではなく、知っている言葉で伝えようとする姿勢が見られる場と考えておきましょう。
【アサンプション国際小学校】試験内容についてよくある質問
考査は何日間で行われますか
2027年度入試では、A日程の選考日が2026年9月5日と6日の2日間、B日程が2026年9月26日と案内されています。お子さまが実際に受けるのは、そのうち指定された1日です。詳しい割り当ては出願後の案内でご確認ください。
受験番号は早く出願したほうが前になりますか
いいえ、同校の受験番号は抽選で決まります。出願の早さは番号に影響しませんので、その点を気にする必要はありません。
早生まれだと不利になりますか
同校では月齢の考慮は行われないと案内されています。ただ、不利かどうかを気にするより、指示を聞く力や手先の作業、気持ちの切り替えといった、生まれ月の差が出やすい部分を早めに積み上げておくほうが確実です。
英語ができないとアカデミックコースでも不利になりますか
英語でのコミュニケーションを見る場面は、イングリッシュコースを志望する場合に設けられています。アカデミックコースの志望であれば、入学前に英語ができることが前提とされているわけではありません。入学後にイマージョン教育や英語モジュールの時間が用意されていますので、まずは日本語で自分の考えを話せることを大切にしてください。
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