アサンプション国際小学校の英語やイングリッシュコースは、どんな内容でしょうか。
2つのコースから選べる
同校には、日本語で学ぶアカデミックコースと、英語で学ぶイングリッシュコースの2つがあります。入学時に、どちらのコースで学ぶかを選びます。
どちらのコースでも、英語に力を入れている点は共通しています。コースによって、英語で学ぶ範囲や授業数が変わります。
家庭の考えや子どもの様子に合わせて、コースを選べる柔軟さがあります。それぞれの特徴を理解して選ぶことが大切です。
アカデミックコースの英語
アカデミックコースは、日本語で各教科を学びます。英語については、1年生から授業が行われ、外国語のネイティブ教員2名と日本語教員1名の3名体制で指導されます。
内容によってクラスを習熟度別に分け、「聞く・話す・読む・書く」の4技能をバランスよく伸ばします。就学前の英語経験に差があっても、無理なく学べる工夫がされています。
5年生からは、イングリッシュコースと同じ英語の授業数になります。段階的に英語に触れる時間が増えていきます。
イングリッシュコースのイマージョン教育
イングリッシュコースは、算数・生活(理科)・音楽・図工・英語など、全教科の約半分を英語で学ぶイマージョン教育を行います。
授業は、ネイティブ教員と日本語教員のチーム・ティーチングで進められます。英語を「学ぶ」だけでなく、英語で「学ぶ」ことで、高い英語運用能力を育てます。
イマージョン教育でも、文部科学省の学習指導要領に沿った内容を学びます。英語で学びながら、必要な学力もしっかり身につけられます。
両コースとも日本語の力を育てる
同校は、どちらのコースでも日本語の力を大切にしています。国語や読書を通じて、複雑な内容を的確に表現したり、相手の気持ちを読み取ったりする力を育てます。
英語力がついても、自分の意見がなければコミュニケーションになりません。全教科を支える土台として、日本語の力を重視しています。
TOEFL Primaryやレシテーションコンテストなどのほかに、日本語検定や漢字検定にも取り組み、両方の言語をバランスよく育てています。
家庭で意識しておきたいこと
まずは、子どもがどちらのコースで伸びるのか、家庭の考えや子どもの様子から見つめておきましょう。学校説明会で、それぞれの雰囲気を知ることも役立ちます。
あわせて、英語にも日本語にも前向きに触れられる環境を整えておくと、入学後の学びにスムーズになじめます。
ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
【アサンプション国際小学校】朝の15分を使う英語モジュールという時間
同校の英語教育を語るうえで見落とせないのが、朝の15分を使う「英語モジュール」の時間です。授業とは別に、毎日短い時間を英語に充てる仕組みが設けられています。
語学は、まとまった時間を週に一度取るよりも、短い時間を毎日重ねるほうが定着しやすいといわれます。朝の15分という設計には、その考え方が表れています。1年生のうちから毎日英語の音に触れることで、耳が英語のリズムに慣れていきます。
教科としての英語の授業時数は、2027年度入試の案内によると1年生から4年生が週2時間、5年生と6年生が週3時間とされています。授業時数は年度によって見直されることがありますので、最新は学校の募集要項でご確認ください。
授業そのものも、ネイティブ講師と日本人教員が一緒に進めるティーム・ティーチングの形がとられています。英語で伝わらないときに日本語で支えてもらえる安心感があるということは、はじめての英語に向き合うお子さまにとって大きな意味を持ちます。
なお、教科としての英語だけでなく多くの教科を英語で行うイマージョン教育が導入されたのは2017年度からです。この年は、聖母被昇天学院からアサンプション国際小学校へと名称を改めた年でもあり、学校が国際的な学びへ大きく舵を切った時期にあたります。
【アサンプション国際小学校】英語の力をどこまで伸ばすことを目標にしているか
英語教育に力を入れている学校は数多くありますが、「どこまで伸ばすつもりか」を示している学校はそれほど多くありません。
同校では、英語技能検定の5級から2級を取得できるレベルをめざすことが掲げられています。2級はおおむね高校卒業程度とされる水準ですから、小学校のうちにそこへ届く子どもを育てるという構えだということです。
ここで大切なのは、級を取ること自体が目的ではないという点です。目標が具体的に示されているということは、6年間の学びの道筋が段階を追って組み立てられているということでもあります。どの学年でどのくらいの力をつけていくのかを説明会でうかがっておくと、ご家庭での支え方も見えてきます。
英語に不安のあるご家庭もご安心ください。同校の入試で英語でのやりとりを見る場面が設けられているのは、イングリッシュコースを志望する場合です。アカデミックコースの志望であれば、入学前に英語ができていることが前提とされているわけではありません。
【アサンプション国際小学校】英語だけではない国際性の土台
同校の国際性は、英語の授業だけで支えられているわけではありません。
2017年3月には、ユネスコスクールとしての認定を受けています。国際理解・環境・平和を柱に、SDGsを軸とした探究学習が、各学年の発達段階に合わせて年間を通して行われています。2025年度には、着なくなった服を集めて必要としている人に届ける取り組みにも参加しました。
こうした活動は、英語を「話せる」ことと「話す中身を持っている」ことは別だ、という当たり前の事実を子どもに気づかせてくれます。世界の課題に触れ、自分にできることを考えた経験があってこそ、語学は道具として生きてきます。
情報教育の面では、全学年で1人1台の端末を使う環境が整えられています。調べたことをまとめ、伝えるという一連の流れを、低学年のうちから経験できるということです。
同校が掲げる「5 CORE VALUES」は、いのち・真理・自由・善・一致の五つです。英語もSDGsも、この五つを土台にした学びの一部だと捉えると、学校の姿がつかみやすくなります。
【アサンプション国際小学校】英語とコースについてよくある質問
コースによって費用は変わりますか
はい、授業料はコースによって異なります。英語で学ぶ時間の多いコースのほうが高く設定されていますので、教育内容とあわせて費用も確かめたうえでお選びください。金額は年度によって見直されますので、最新の募集要項でご確認ください。
入学前に英語を習っておく必要がありますか
必ずしも必要ではありません。ただし、イングリッシュコースを志望される場合は、英語でのやりとりを見る場面が設けられています。英語で完璧に答えることよりも、知らない言葉に出会ったときに黙り込まず、身ぶりや表情で伝えようとする姿勢のほうが大切です。
途中でコースを変えることはできますか
コース変更の可否や条件について、公表されている情報は確認できていません。6年間の学び方を左右する部分ですので、この点は入学前に必ず学校へ直接ご確認ください。
英語の授業を実際に見ることはできますか
2027年度入試に向けては、2026年3月20日と5月16日に学校体験、4月22日と6月27日に学校説明会、7月26日に入試体験会が予定されています。あわせて2027年2月27日には入学試験説明会が予定されています。授業の様子を見られる回があるかは案内でご確認ください。
帰国して間もない子どもでも通えますか
同校では帰国子女の受け入れが行われています。また転入・編入の制度もあり、7月・12月・3月にテストが実施されると案内されています。海外での経験を生かせる環境を探しておられるご家庭にとって、選択肢のひとつになるでしょう。条件は年度によって変わりますので、学校へ直接お問い合わせください。
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