筑波大学附属小学校とは
筑波大学附属小学校は、東京・文京区にある国立の共学小学校で、長い歴史と高い人気を誇ります。研究機関としての側面も持ち、教育研究の発表(公開研究会)でも知られています。国立のため授業料はかかりませんが、人気・難関であるぶん、しっかりとした準備が必要です。
選考の流れ(抽選を含む)
筑波の選考は、第一次=抽選、第二次=口頭試問・ペーパー・制作・運動と行動観察(保護者の作文を含む。約30名の小グループで進み、全体で60〜80分ほど)、第三次=抽選という独特の流れです。抽選という運の要素はありますが、二次考査で確実に力を示すことが大前提。受験者は生まれ月でA・B・Cのグループに分かれ、グループごとに問題が異なります。最新の日程・募集人数は必ず学校の募集要項でご確認ください。
2027年度入試(令和9年度)については、学校が2026年9月1日に公開した「令和9年度 入学児童募集」の案内で、募集人員が第1学年児童 男女合わせて約128名(男女ほぼ同数)、児童募集要項の頒布(1部2,000円・miraicompass)が2026年10月5日(月)〜16日(金)、第一次選考のWeb出願が10月13日(火)〜16日(金)、第一次選考(抽選)が11月7日(土)、第二次選考受付(持参)が11月19日(木)、第二次選考(検査)が12月13日(日)〜15日(火)、第二次選考発表が12月16日(水)、第三次選考(抽選)が12月17日(木)、入学候補者発表が12月18日(金)と示されています。志願者資格は2020年4月2日〜2021年4月1日生まれで、出願日現在、東京都23区・西東京市・埼玉県和光市に保護者と同居している者に限られます。本記事で触れる考査の記録は2026年度入試(2025年12月実施)までの実績です。
筑波大学附属小学校の倍率・抽選について詳しくはこちら
試験内容の概要
ペーパーは長い「お話の記憶」が最大の特徴で、図形(点図形・図形構成・系列など)や数量も出ます。短時間で大量に解くスピードと正確さが問われます。加えて制作(ちぎる・結ぶ)と運動(クマ歩き)、そして保護者の作文も。詳しくは試験内容・考査の記事で解説しています。
筑波大学附属小学校の試験内容・考査について詳しくはこちら
年度をまたいで見ると、ペーパーはお話の記憶が三話と図形数題という骨格が2019年度から2026年度まで変わらず、運動はクマ歩き、制作は男女別・グループ別の指示制作が続いています。一方で口頭試問は2025年度から表情のカードを見て気持ちと声かけを考える形が加わり、集団の課題は紙コップ積みやジャンケン、カード取りと年ごとに入れ替わります。年度ごとの変化は試験内容の記事で詳しく整理しています。
通学区域・内部進学
筑波には通学区域(住んでいる地域・通学時間)の制限があります。受験を考える際は、ご家庭が対象区域に含まれるか、通学時間が無理ないかを早めに確認しましょう。内部進学では、筑波大学附属の中学校・高等学校への進学の道があり、一貫した学びの環境も魅力です(進学には条件があります)。
筑波大学附属小学校の通学区域・受験資格について詳しくはこちら
対策の進め方
筑波対策の柱は、毎日の読み聞かせによるお話の記憶、点図形などの図形を速く正確に、制作・運動の手際、そして保護者作文の準備です。抽選はあるものの、二次で力を出し切れるよう、基礎とスピードを地道に積み上げましょう。具体的な進め方は家庭学習の進め方もご覧ください。
まとめ
筑波大学附属小学校は、抽選を含む選考と、お話の記憶・図形・制作・運動・保護者作文という総合力が問われる国立最難関校です。通学区域の確認を早めに行い、毎日の積み重ねで着実に準備していきましょう。
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Q. 筑波は誰でも受験できますか?
A. 通学区域(地域・通学時間)の制限があります。対象区域に含まれるか、募集要項で必ず確認しましょう。
Q. 抽選があるなら対策は無意味ですか?
A. いいえ。二次考査で確実に力を示すことが合格の前提です。抽選はあくまで一要素で、ペーパー・制作・運動・作文の準備が欠かせません。
Q. 学費は高いですか?
A. 国立のため授業料はかかりませんが、教材費や諸経費などは必要です。最新の金額は学校の案内でご確認ください。
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はじめて調べる方へ:読む順番
国立の附属小学校は、私立とは調べる順番が変わります。筑波大学附属小学校をはじめて調べる方は、次の流れをおすすめします。
- まず通学区域の記事で、ご家庭が応募できる区域にあるかを確かめる。一時的な住所の変更が認められないことにもふれていますので、いちばん先に読んでおきたい内容です。
- 次に倍率と抽選の記事で、選考がどのような順で進むのかをつかむ。抽選という要素があるため、力を尽くしても結果が決まらない部分があると先に知っておくことが大切です。
- 試験内容の記事で、出題の特徴を具体的に知る。とくに長いお話の記憶は積み重ねに時間がかかりますので、早く知るほど準備が楽になります。
- 受かる子の記事で、求められる力を毎日の家庭学習に置きかえる。ここではじめて、何をどれくらい練習するのかがはっきりします。
- 最後に評判の記事で、入学後の姿を確かめる。よい点と気をつけたい点の両方を読むと、ご家庭に合うかどうかを冷静に判断できます。
検討するときに、早めに確かめておきたいこと
何よりも先に確かめたいのが、通学の区域とお子さまの通学のしかたです。条件を満たしていなければ準備そのものが始まりませんので、引っ越しを考える場合の注意点まで通学区域の記事でご確認ください。
抽選があることを前提に、ご家庭の受験計画をどう組むかも早めに考えておきたいところです。倍率と抽選の記事に選考の流れをまとめていますので、併願の考え方を家族で話し合う材料にしてください。
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- お話の記憶の対策は?長さ・設問の型・家庭練習
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