筑波に親子面接・保護者面接はある?
結論から言うと、筑波の選考は抽選とペーパー・制作・運動、そして保護者作文が中心で、私立小学校のような親子面接・保護者面接は基本的にありません。「面接対策をどうしよう」と心配する必要はなく、力を入れるべきは別のところです。
面接の代わりに見られるもの
面接がない代わりに、筑波では保護者作文で家庭の考えが問われ、行動観察や制作・運動でお子さんの姿が見られます。つまり「話し方の練習」より、家庭の方針を言語化することと、お子さんが指示を聞いて取り組めることが大切です。作文は保護者作文の記事で解説しています。
対策の力の入れどころ
面接がないぶん、対策は①長いお話の記憶、②図形、③制作・運動(クマ歩き)、④保護者作文に集中できます。考査の全体像は試験内容の記事をご覧ください。限られた準備時間を、合否に直結する部分に振り向けましょう。
注意
選考方法は年度によって見直されることがあります。「面接の有無」を含め、必ずその年の募集要項で最新の内容を確認してください。
公式が示している選考の流れ
筑波大学附属小学校が公表している選考は、第一次選考(抽選)→第二次選考(検査)→第三次選考(抽選)という三段階です。この流れの中に、「保護者面接」「親子面接」という枠は設けられていません。
- 第一次選考:抽選
- 第二次選考:検査(お子さまのみが受けます)
- 第三次選考:抽選
直近の令和8年度入学者募集では、募集人員は男女合わせて約128名(男女ほぼ同数)、第一次選考(抽選)は11月上旬、第二次選考(検査)は12月中旬の3日間、第三次選考(抽選)はその数日後に行われました。Web出願は10月中旬の4日間のみでしたので、出願の時期を逃さないようご注意ください。
募集人員も日程も年度によって変わります。最新は募集要項でご確認ください。例年、その年度の要項は9月ごろに学校公式サイトで案内されます。
ただし、お子さまには「口頭試問」があります
ここが誤解されやすいところです。保護者面接・親子面接は実施されませんが、お子さまに対しては、第二次選考(検査)の中で先生とのやりとり、いわゆる口頭試問が行われています。「筑波は面接がないから、話す練習はしなくてよい」と考えてしまうと、思わぬところでつまずいてしまいます。
口頭試問といっても、私立小学校の面接のように答えをどんどん掘り下げられる形式ではありません。4〜5人ほどのグループで行われ、お一人につき1〜2問程度、短く答える一問一答に近い形が中心です。お名前や好きな食べ物、生まれた季節など、身近な内容がたずねられます。
見られているのは、次のような姿です。
- 先生の目を見て、大きな声ではっきり答えられるか
- 質問を最後まで聞き取り、聞かれたことに答えられるか
- ほかのお子さまが答えている間も、よそ見をせず静かに待てるか
国立小学校は教育研究を担う学校で、大勢の先生が参観する公開授業も行われます。見知らぬ大人に囲まれても物おじせずに答えられるお子さまが求められている、と考えると分かりやすいと思います。
口頭試問の質問例と対策はこちらの記事へ
実際に過去たずねられた質問例、何を見られているのか、ご家庭での練習の進め方は、【筑波大学附属小学校】面接で質問される内容をプロが解説!にまとめています。具体例を知ってから練習すると、準備の精度がぐんと上がりますので、あわせてご覧ください。
受け答えに不安が残る場合は、面接対策レッスンで口頭試問を想定した練習をしておくと安心です。お父様・お母様だけで判断しにくいときは、個別相談もご利用ください。
面接よりも先に確認したい、2026年度(令和8年度)の出願条件と手続き
面接の有無を調べる前に、そもそも出願できる家庭かどうかを確かめておくことが大切です。公式サイトで公開されている2026年度(令和8年度)入学児童募集要項によると、出願資格は、出願日現在、東京都23区、西東京市、埼玉県和光市のいずれかに保護者と同居し、本校入学後もこの地域内に生活の本拠をもち、家族と共に生活できる者に限られます。寄留は認められていません。生年月日は平成31年4月2日から令和2年4月1日までに生まれた者が対象でした。募集人員は第1学年児童で男女合わせて約128名(男女ほぼ同数)です。
手続きの流れも押さえておきましょう。募集要項は1部2,000円で頒布され、頒布期間は2025年(令和7年)10月6日6時から10月17日23時59分まで、miraicompassの出願サイトを通して購入する形でした。インターネット出願の受付は10月14日から10月17日まで、第二次選考の受付は11月20日です。また、障がい等への配慮が必要な場合の相談期間が2025年9月8日から19日に設けられていました。出願より前の時期ですので、該当する可能性のあるご家庭は早めの確認が必要です。
なお、同校は電話による問い合わせを一切受け付けていないことも要項に明記されています。面接や当日の進め方について不安がある場合も、公式サイトと配布された要項の記載を読み込むことが基本になります。条件や日程は年度によって変わりますので、最新は学校の募集要項でご確認ください。
筑波大学附属小学校の面接についてよくある質問
Q. 保護者が学校に出向く場面はありますか。
2026年度(令和8年度)の日程では、第一次選考(抽選)が2025年11月8日、第二次選考の受付が11月20日、第二次選考(検査)が12月14日から16日、第三次選考(抽選)が12月18日、入学候補者の発表が12月19日でした。抽選や受付を含めると、保護者が動く場面は複数回あります。平日の日程も含まれますので、仕事の調整は早めに進めておくと安心です。
Q. 学校のことをどこまで知っておくべきですか。
公式サイトの「本校の教育」には校長挨拶、教育目標・本校の特色、学校紹介、教員紹介、沿革のページがあり、「楽しい学校生活」には日々の授業と行事のページがあります。創立は1873年(明治6年)、各学年は第1部から第4部までの4学級で4クラスとも等質、といった基本的な事実は、公式サイトで確認できます。まずこれらに目を通しておくことをおすすめします。
Q. 進学のことも聞かれることがありますか。
学校が公表しているのは選考の枠組みまでですので、内容を断定することはできません。ただし、公式サイトの学校紹介には、附属中学校への進学は附属中学校の行う入学試験を受け、それに合格した者に限られると示されています。家庭として6年間をどう考えているかを整理しておくことは、どのような場面でも役に立ちます。
Q. 配慮が必要な場合の相談はいつできますか。
2026年度(令和8年度)の募集要項では、障がい等への配慮が必要な場合の相談期間が2025年9月8日から19日に設けられていました。出願期間より前ですので、要項が公開された時点でこの項目を確認しておくことが大切です。
まとめ
筑波には私立のような面接は基本的になく、保護者作文と考査が中心です。面接対策より、お話の記憶・図形・制作・運動・作文に集中しましょう。最新は募集要項で確認を。
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Q. 筑波に親子面接はありますか?
A. 私立のような親子面接・保護者面接は基本的にありません。保護者作文と考査(ペーパー・制作・運動)が中心です。
Q. では何を対策すればいいですか?
A. お話の記憶・図形・制作・運動(クマ歩き)・保護者作文です。面接の話し方練習より、ここに集中しましょう。
Q. お子さまへの口頭試問もないのですか?
口頭試問はあります。保護者面接・親子面接は行われませんが、お子さまは第二次選考(検査)の中で先生から短い質問を受けます。質問例と対策は面接で質問される内容の記事にまとめています。
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