保護者作文とは
筑波の二次考査では、お子さんが考査を受けている間に、保護者が与えられたテーマで作文を書く課題があります。時間は限られており、その場でテーマを読み、自分の考えを短い時間でまとめて書く必要があります。字の上手さより、家庭の考えが伝わるかが大切です。
問われるテーマの傾向
テーマは、子育てや教育に関するものが中心です。たとえば「ご家庭で大切にしていること」「お子さんの成長で感じたこと」「学校生活に期待すること」といった、家庭の方針や価値観を問う内容が多く見られます。正解があるものではなく、ご家庭らしさを自分の言葉で書けるかが見られています。
書き方のコツ
限られた時間で書くコツは、①最初に結論(言いたいこと)を書く、②具体的なエピソードを一つ添える、③前向きな言葉でまとめる、の3つです。あれもこれもと盛り込まず、一つの軸に絞ると読みやすくなります。誤字や乱れた字は印象を下げるため、落ち着いて丁寧に書きましょう。
事前にできる準備
当日あわてないために、日頃からご家庭の教育方針・子育てで大切にしていること・お子さんの良いところを、短い言葉で言えるよう整理しておきましょう。夫婦で話し合って方向性をそろえておくと、面接や願書とも一貫し、説得力が増します。実際に時間を計って書く練習をしておくと安心です。
書く前に押さえたい、筑波大学附属小学校という学校の輪郭(公式サイトより)
保護者が学校について書く場面では、学校案内や塾のテキストよりも、まず公式サイトに書かれていることを土台にするのが確実です。筑波大学附属小学校の公式サイトによると、創立は1873年(明治6年)で、校章の「五三の桐」は明治21年に明治天皇から下賜されたものと紹介されています。所在地は東京都文京区大塚3-29-1で、地下鉄丸ノ内線「茗荷谷」駅から徒歩8分と案内されています。
学級編成は、各学年が第1部・第2部・第3部・第4部の4学級で、能力や年齢などの面で4クラスとも等質であると説明されています。また、同校は教育研究に力を入れている学校で、公式サイトには研究テーマや研究案内、「教育研究」誌のページに加えて、STEM+総合活動研究部、子ども理解研究部、ICT学び方デザイン研究部といった研究部の紹介が並んでいます。日々の授業が研究と結びついている学校である、という点は、家庭の考えを言葉にするうえでの手がかりになります。
もうひとつ、進路についての記載も確認しておきたいところです。公式サイトの学校紹介には、附属中学校への進学は附属中学校の行う入学試験を受け、それに合格した者に限られると示されています。小学校からそのまま進める仕組みではないことを踏まえたうえで、6年間に何を期待するのかを整理しておくと、書く内容がぶれにくくなります。
2026年度(令和8年度)の日程から逆算する、準備のスケジュール
書く力は一朝一夕には身につきませんので、公式の日程から逆算して時間を確保しておくことをおすすめします。2026年度(令和8年度)の入学児童募集要項によると、募集要項の頒布は2025年(令和7年)10月6日6時から10月17日23時59分まで、miraicompassの出願サイトを通して行われ、価格は1部2,000円でした。インターネット出願の受付は10月14日から10月17日までです。
選考は三段階で、第一次選考(抽選)が2025年11月8日、第二次選考の受付が11月20日、第二次選考(検査)が12月14日から16日、第三次選考(抽選)が12月18日、入学候補者の発表が12月19日という流れでした。第一次選考の抽選を通過してから第二次選考までは1か月ほどありますが、この時期は年末に向けて家庭も慌ただしくなります。保護者が落ち着いて文章に向き合う時間は、夏のうちに少しずつ作っておくほうが現実的です。
なお、同校は電話による問い合わせを一切受け付けていないことも要項に明記されています。書式や当日の持ち物などで迷った場合も、公式サイトと配布された要項の記載を丁寧に読み直すことが基本になります。日程や取り扱いは年度によって変わりますので、最新は学校の募集要項でご確認ください。
筑波大学附属小学校の保護者作文についてよくある質問
Q. 学校について調べるとき、どこを見ればよいですか。
まず公式サイトです。教育目標や学校紹介、日々の授業、行事、研究のページに、学校が自分の言葉で書いている内容が並んでいます。塾の資料や体験談から入ると、どうしても他の家庭と同じ表現になりがちです。公式に書かれていることを読んだうえで、自分の家庭の経験と結びつける順番がおすすめです。
Q. 家庭の教育方針はどこまで具体的に書くべきですか。
抽象的な理想を並べるより、実際にご家庭でしてきたことを一つ二つ挙げるほうが伝わります。特別な体験である必要はありません。毎日の生活のなかで大切にしてきた習慣や、お子さんが変わった場面を思い出しておくと、当日に書く材料になります。
Q. 進学についてはどのように理解しておけばよいですか。
公式サイトの学校紹介には、附属中学校への進学は附属中学校の行う入学試験を受け、それに合格した者に限られると記されています。小学校からそのまま上がれるわけではありませんので、6年間で何を大切にしたいのかという視点で考えを整理しておくと、書く内容にも一貫性が出ます。
Q. 出願の条件も確認しておいたほうがよいですか。
2026年度(令和8年度)の要項では、出願日現在、東京都23区、西東京市、埼玉県和光市のいずれかに保護者と同居し、入学後もこの地域内に生活の本拠をもち家族と共に生活できる者に限られています。寄留は認められていません。生年月日は平成31年4月2日から令和2年4月1日までに生まれた者が対象でした。まずここを満たしているかを確認してから、準備に進んでください。
Q. 当日までにしておくとよい準備はありますか。
ご家庭で話し合った内容を、短い言葉でメモにまとめておくと安心です。学校の研究の姿勢や、各学年4学級という編成、1873年(明治6年)創立という歴史など、公式サイトで確認できる事実を一度整理しておくと、志望の理由を説明するときの土台になります。
Q. 通学のことも書いておいたほうがよいですか。
通学区域の条件を満たしていることは出願の前提ですので、あらためて強調する必要はありません。ただし、実際に通う経路を家庭として確かめているかどうかは、生活の見通しに直結します。公式サイトのアクセス案内では、地下鉄丸ノ内線「茗荷谷」駅から徒歩8分、地下鉄有楽町線「護国寺」駅から徒歩20分、JR大塚駅から都営バス「大塚二丁目」下車徒歩5分と示されています。区域内であっても所要時間は家庭ごとに大きく違いますので、一度実際の時間帯に通ってみて、家族で話し合っておくことをおすすめします。
まとめ
筑波の保護者作文は、当日テーマで家庭の考えを短時間にまとめる課題です。結論→具体例→前向きな締めの型を意識し、日頃から方針を言語化しておけば、落ち着いて臨めます。
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Q. 作文のテーマは事前に分かりますか?
A. 当日に示されるため事前には分かりません。だからこそ、家庭の方針を日頃から言語化しておくことが最大の準備になります。
Q. 字が上手でないと不利ですか?
A. 上手さより、丁寧さと内容が大切です。誤字を避け、落ち着いて読みやすく書きましょう。
Q. 何を書けばいいか不安です。
A. 結論→具体的なエピソード→前向きな締め、の型が書きやすいです。ご家庭らしさを一つの軸に絞って書きましょう。
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