百合学院小学校の面接は、どのように行われますか。
親子面接の日時の知らされ方
関連動画:小学校受験の面接対策について。この学校の個別情報を説明したものではありません。
窓口で出願した場合は、願書の受付時に面接の日時が知らされます。郵送で出願した場合は、後日学校から連絡があります。
出願の方法によって知らされるタイミングが違いますので、仕事の都合を早めに調整したい家庭は、窓口出願を選ぶという判断もあり得ます。
窓口出願の受付時間は8時30分から16時30分で、土日祝日と振替休日は除かれます。郵送の場合は簡易書留で、期間内に必着です。
親子面接という形式
面接は親子で臨みます。子どもだけ、保護者だけという形ではなく、家族としての姿が見られる場になります。
質問の内容は公表されていません。出所の確かでない質問例を暗記させても、実際の場では役に立ちません。
むしろ、家庭が大切にしてきたことを自分の言葉で語れるかどうかが問われます。日ごろの親子のやりとりが、そのまま表れると考えておきましょう。
キリスト教への向き合い方
学校のよくある質問には、家族みんながキリスト教にふれたことがなくても心配ないと記されています。お祈りから一つずつ丁寧に学んでいけるとされています。
信者になるかどうかは一切自由です。カトリックの教えを学び、社会で人の役に立つために行動できる心を養うことが目的だと学校は述べています。
信者であるかどうかを問われる場ではありません。ただし、毎日の祈りや全校ミサ、クリスマス祝会といった行事がある学校ですから、その教育をどう受け止めているかは家庭として言葉にしておく必要があります。
学校が大切にしていること
校訓は「純潔・愛徳」です。教育の三本柱は、人との関わりを豊かに、神との出会いを豊かに、学ぶ力を豊かに、の三つです。
保護者からは、人生の中で大切な相手を思いやる心を日常から学ぶ機会が多いと考えて選んだという声が寄せられています。
これらを読み込み、家庭が大切にしていることと重なるかを確かめてください。夫婦で話し合ってきた家庭ほど、自然な言葉で語れるものです。
家庭でできる準備
子どもに対しては、質問を想定して練習を重ねるよりも、大人の話を最後まで聞いてから答える習慣を育てることが役立ちます。これは行動観察やペーパーにも通じる力です。
家族で食卓を囲み、その日にあったことを話す時間を持ちましょう。保護者からも、家族で過ごす時間は情緒の面で大切だという声が寄せられています。
学校説明会や公開行事に足を運びましょう。実際に見た印象は、言葉に重みを与えます。面接の形式は年度によって変わりますので、最新の内容は公式の新入生募集要項でご確認ください。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
考査全体の中で、面接が占める位置
面接の準備を考える前に、入試全体のどこに面接が置かれているかを確認しておきましょう。手もとの受験ガイド資料によると、百合学院小学校の2027年度の考査は、ペーパー、行動観察、制作、運動、親子面接、集団面接という区分で構成されています。
注目したいのは、面接にあたるものが二つあることです。一つは保護者とお子さんが一緒に臨む親子面接、もう一つは集団面接です。集団面接まで設けている小学校はそれほど多くありませんので、この学校の入試の特徴といえます。集団面接は、初めて会う相手と同じ場にいて、自分の順番を待ち、自分の言葉で答えるという場面です。家庭で問答を暗記させる準備ではなく、日々の生活の中で人とやりとりする経験を積むことが、そのまま準備になります。
面接の実施日や所要時間、面接を担当する先生の人数については、資料に記載がありません。入学試験そのものはA日程が2026年9月5日、B日程が2026年11月7日、C日程が2027年1月30日と記されていますが、面接がその日に行われるのか別日なのかも資料からは分かりません。日程の詳細は学校の募集要項でご確認ください。
面接の前に理解しておきたい、学校の考え方
面接で問われる内容を先回りして用意することはできませんし、この記事で質問の例をお示しすることもしません。代わりにお伝えしたいのは、学校がどのような考え方で子どもを育てようとしているかです。ここが理解できていれば、どのような問いかけにも自分の言葉で答えられます。
資料によると、校訓は「純潔・愛徳」です。創立者は田口芳五郎枢機卿で、宗教的情操教育を通じて円満な人格を育て、「純潔と愛徳」を実践できる人になるよう教育することを建学の精神としました。平和な社会や安定した秩序を実現するうえで最も大切なのは女性の深い教養であるという認識が、その根底にあると記されています。
教育の三本柱は、「人との関わりを豊かに」「神との出会いを豊かに」「学ぶ力を豊かに」の三つです。学校からのメッセージとして、それぞれの意味も示されています。一つめは、お互いのコミュニケーションを大切にし、自分と違う他者を認め受け入れること。二つめは、一人ひとりが大切にされていることに感謝し、お互いを大切にすること。三つめは、授かった能力を伸ばし、それを他者のために生かすという使命を念頭に学力の向上に力を入れることです。
教育理念は「キリスト教教育」「女子教育」「国際理解教育」の三つです。年間行事にも、5月の聖母をたたえる集い、7月と3月の全校ミサ、12月のクリスマス祝会が並んでいて、理念が日々の生活の中に形として表れていることが分かります。
面接についてよくある質問
キリスト教の信仰は必要ですか
資料からは、信仰の有無を入学の条件とする記述は確認できません。分かっているのは、学校がキリスト教教育を理念に掲げ、校訓を「純潔・愛徳」としていることです。信仰そのものより、この価値観を家庭として尊重できるかどうかが問われる場面と考えるのが自然でしょう。
集団面接ではどのようなことが見られますか
具体的な課題の内容は資料に記載がありません。区分名から考えられるのは、初めて会う相手と同じ場にいられるか、順番を待てるか、自分の言葉で答えられるかといった点です。教育の三本柱の一つめが「人との関わりを豊かに」であることを踏まえると、他者を認め受け入れる姿勢が大切にされていると考えられます。
面接に向けて家庭で準備できることはありますか
学校を知ることが最良の準備です。2027年度入試に向けた学校説明会は、2026年4月25日と7月18日に予定されていると資料に記されています。実際に足を運び、校舎や在校生の様子を見て、感じたことを家庭で言葉にしておくと、面接の場でも自然に話せます。加えて、児童数114名で1クラス約20名という規模、1年生から週3時間の英語授業、週4回の給食と週1回のお弁当、放課後の学童保育といった具体的な条件を知っておくと、志望の理由に厚みが出ます。
面接はいつ、どのように行われますか
資料には、面接の実施日や所要時間、担当する先生の人数についての記載がありません。分かっているのは、考査の区分として親子面接と集団面接が挙げられていることだけです。ですので、当日の流れをこの記事でお伝えすることはできません。出願後に学校から案内される内容を必ず確認してください。
なお、2027年度の出願期間はA日程が2026年8月19日から9月3日まで、B日程が2026年10月21日から11月5日まで、C日程が2027年1月13日から1月28日までと記されています。合格発表はいずれも入学試験の翌日で郵送、入学手続きはA日程が2026年9月10日、B日程が2026年11月12日、C日程が2027年2月4日です。
保護者はどのようなことを話せるようにしておけばよいですか
質問の例は資料にありませんので、想定問答をお示しすることはしません。準備として確実なのは、なぜこの学校なのかを、学校の具体的な取り組みと結びつけて説明できるようにしておくことです。たとえば、教育理念に「国際理解教育」が掲げられ、1年生から週3時間の英語授業があり、国際基準のCEFRをもとに6年間のカリキュラムが組まれていること。放課後の英語検定講座では5級から2級までの合格者が出ていること。常勤のネイティブ教員が清掃や委員会、クラブ活動を一緒に行っていること。こうした事実のうち、ご家庭が大切にしたい部分はどこかを話し合っておけば、言葉は自然に出てきます。
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