早稲田実業初等部の倍率
早実初等部は首都圏でも有数の人気校です。募集人数は男子72名・女子36名の計108名で、近年の倍率の目安は男子で約7倍、女子で約10倍とされています(年度で変動します。最新の数値は公式の入試結果でご確認ください)。
人気の背景
早稲田大学までつながる一貫教育、「去華就実」「一人ひとりの文武両道」という校風、充実した体験教育などが評価され、安定して高い人気を集めています。
難易度の中身
考査はペーパー・行動観察・運動・巧緻性/生活習慣・絵画/制作と非常に広範囲。特定分野だけでなく、総合的にバランスよく力を備えていることが求められます。
対策の方向性
付け焼き刃ではなく、聞く力・図形数の感覚・生活習慣・手先の巧緻性・お友だちとの協働を、日常の中でバランスよく育てることが王道です。さらに二次面接では自分の言葉で話す力が問われるため、日頃の親子の対話も欠かせません。
※募集人数・倍率・学費・日程などは年度で変わります。出願前に必ず学校公式サイトの最新情報をご確認ください。
倍率に向き合う対策
早実は最難関クラスの人気校で、倍率の数字に圧倒されがちですが、大切なのは求められる力を着実に備えることです。考査は6分野と広く、二次面接では自分の言葉で話す力が問われます。日々の家庭学習と生活習慣、親子の会話を通じて、総合力を地道に育てることが、高い倍率を突破する確かな道筋になります。
早稲田実業初等部の倍率・難易度に関するよくある質問
Q. 倍率はどのくらい?
A. 募集は男女計108名で、近年は男子約7倍・女子約10倍が目安です(年度で変動します)。
Q. なぜ倍率が高い?
A. 早稲田大学までの一貫教育や校風が評価され、安定した人気を集めているためです。
Q. 男女で倍率は違う?
A. 募集人数の差もあり、女子の方が高い傾向があります。
Q. 対策の方向性は?
A. 広い考査範囲をバランスよく備え、面接に向けて自分の言葉で話す力を育てることです。
早稲田実業初等部の倍率についての補足Q&A
Q. 男女で倍率は違いますか?
A. 募集人数の差もあり、女子の方が高い傾向です(男子約7倍・女子約10倍が目安)。
Q. どうすれば合格に近づく?
A. 広い考査範囲をバランスよく備え、面接で自分の言葉で話す力を育てることです。
Q. 過去問対策は必要?
A. 出題分野が広いため、各分野の傾向を知り、家庭学習で土台を固めることが有効です。
Q. いつから準備?
A. 年中から生活の中で力を育て、年長で総合的に仕上げるのが目安です。
【早稲田実業初等部】難易度に対して、どの順番で対策するか
「難関校」と言われるのは、何が難しいのでしょうか
問題そのものの難しさより、見られる範囲の広さです。ペーパー、制作や巧緻性、運動、行動観察、そして面接。どれか一つが飛び抜けていても、他に大きな穴があれば届きません。得意分野を伸ばすより、苦手をなくすほうが先になる。ここが、他の入試との一番の違いです。
どの分野から手をつければよいですか
いちばん平均から離れている分野からです。模試の結果表には項目別の平均点が載っていますので、そこを見てください。得点が高い分野は維持に切り替え、平均を下回っている分野に時間を振り分けます。
- まず平均を下回っている分野を洗い出す
- 次に、10点満点で半分に届いていない分野を確認する
- この2つが重なる分野から着手する
得意分野をさらに伸ばすほうが気持ちよく進みますが、総合点で見ると効率がよくありません。
ペーパーはどこまでできれば安心ですか
「安心」という状態はありません。それよりも、指示を最後まで聞いてから解けているかを見てください。難関校で差がつくのは、難しい問題ではなく、聞き違いによる失点です。よくできるお子さまほど、手が先に動いてしまいます。
年長の夏からでも間に合いますか
分野によります。ペーパーは短期間では仕上がりませんが、運動や生活習慣は、夏からでも十分に伸びます。まず何が足りないのかを見極めることが先です。全部を一度にやろうとすると、どれも中途半端になります。
模試の判定はどこまで信じてよいですか
立ち位置の目安としては有効です。ただし判定は、お子さまのテスト結果のみに基づいた統計的なものです。実際の入試では保護者面接や願書も評価されますので、判定がそのまま合否になるわけではありません。判定の欄より、項目別の点数を見てください。
準備で最も差がつくのは何ですか
生活習慣です。ペーパーの点数は3か月あれば動きますが、姿勢、道具の扱い、あいさつ、片づけといった習慣は、直前に言って直るものではありません。逆に言えば、ここを早くから整えているご家庭は、それだけで大きな差をつけています。
教室に通わないと難しいでしょうか
ペーパーはご家庭でも進められます。難しいのは行動観察と運動です。お友達との関わり方や、集団の中での動き方は、家庭では再現できません。教室に通わない場合でも、模試や講習で集団に入る機会を定期的に作ることをおすすめします。
直前期に、新しい教材を増やしてもよいですか
おすすめしません。新しい教材は、できないことを増やすだけになりがちです。10月以降は、これまで使ってきた教材の間違えた問題に戻る。これに徹したほうが、当日の安定感が違います。
親の関わり方で、気をつけることはありますか
結果ではなく、取り組み方を見てあげてください。「何問できた」ではなく「最後まで座っていられた」「自分で片づけた」を認める。年長のお子さまにとって、認められる経験は次に向かう力になります。逆に、点数だけで評価され続けると、受験そのものが嫌いになってしまいます。
苦手分野が複数ある場合、どうすればよいですか
一度にすべてを直そうとしないでください。年長のお子さまが同時に取り組めるのは、せいぜい2つまでです。優先順位をつけて、一つずつ潰していく。3か月あれば、2つは確実に動きます。
【早稲田実業初等部】2026年度入試の数字を段階ごとに見る
倍率を考えるときは、「何人が出願したか」だけを見るのではなく、一次考査と二次考査でどのように人数が絞られていくのかを段階で追うと、対策の重心が見えてきます。早稲田実業学校初等部は前年度の入試結果を公式サイトで公表しており、2026年度入試の数字は次のとおりでした。
- 出願者数:男子662名/女子543名(合計1,205名)
- 受験者数:男子569名/女子448名(合計1,017名)
- 一次合格者数:男子120名/女子63名(合計183名)
- 最終合格者数:男子80名/女子43名(合計123名)
まず目を引くのは、出願者数と受験者数の差です。2026年度は合計で188名が受験に至っていません。倍率を考えるときは、出願者数ではなく受験者数を分母にしたほうが、当日の教室の実感に近い数字になります。
次に見ていただきたいのが、一次から二次への絞り込みです。受験者1,017名に対して一次合格は183名ですから、ここがいちばん大きな関門であることは数字からも明らかです。一方で、一次を通過した183名のうち最終合格は123名で、二次に進んだ方のおよそ3分の2が合格しています。二次の中心は親子面接ですから、まずは「一次で力を出しきること」が最優先で、そのうえで二次を落ち着いて迎える準備を整える、という順序になります。
男女別に見ると、募集人員の内訳を反映して、女子のほうが一次の通過者数そのものが少なくなっています。数字の大小だけで一喜一憂せず、お子さまの性別に応じた枠の考え方があることを前提に受けとめてください。
なお、ここに挙げたのは2026年度入試の実績です。年度によって数字は動きますので、最新の数値は早稲田実業学校初等部の公式サイトに掲載される前年度入試結果と、その年の募集要項でご確認ください。
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