大阪信愛学院小学校(大阪市城東区古市)は、A日程、B日程、C日程と、年に三つの入試の機会を設けています。この日程のかたちが、併願を考えるうえでの手がかりになります。ここでは選び方の考え方を整理します。日程や制度は年度によって変わるため、最新の内容は必ず各校の募集要項でご確認ください。
まず第一志望の理由をはっきりさせる
大阪信愛学院小学校を選ぶ理由が、カトリック精神を基盤とする心の教育なのか、英語や情報教育の内容なのか、大学までの一貫した環境なのか。そこがはっきりすると、併願校の条件も自然と定まります。
この学校は、1年生から6年生まで段階的なデジタル市民教育を展開し、英語は低学年で週2時間、高学年で週2.5時間を確保しています。何を重ねて見るのかを、ご家庭で言葉にしておきましょう。
大阪府内には、カトリックの学校も、英語教育に力を入れる学校も、ほかにあります。何を譲れないのかがはっきりしていれば、比較の軸がぶれません。
三つの日程をどう使うか
大阪信愛学院小学校の入試は、A日程が秋のはじめ、B日程が秋の半ば、C日程が年明けに実施される形が案内されています。合格発表は選考の翌日に行われます。
募集人数の中心はA日程です。B日程とC日程は男女若干名とされていますので、第一志望であればA日程で臨むのが基本になります。
一方で、後の日程が用意されていることは、他校の結果を見てから改めて挑戦できる可能性があるということでもあります。日程表を並べて、組み立てを考えてみてください。
子どもの負担から逆算する
併願の数を増やせば増やすほど、お子さんが試験を受ける回数は増えます。慣れるという利点はありますが、疲れが積み重なれば本来の力は出しにくくなります。
大阪信愛学院小学校の考査は、ペーパー、行動観察、生活テスト、親子面接という構成です。学校によって考査の内容は大きく異なり、そのたびに違う準備が必要になります。
すべての学校に同じ熱量で備えることはできません。第一志望に軸足を置き、併願校は無理のない範囲にとどめるほうが、結果として良い形になることが多いものです。
大阪信愛学院小学校の考査には生活テストが含まれています。これは多くの学校の考査には見られない場面です。併願校の考査内容と重ならない部分があることを、頭に入れておきましょう。
とはいえ、生活の力は特別な対策で身につくものではありません。日々の暮らしを整えることが、どの学校の準備にもつながっていきます。
通学の現実を確かめる
大阪信愛学院小学校は、Osaka Metro「新森古市」駅から徒歩5分、京阪本線「関目」駅から徒歩15分という立地です。スクールバスも五台運行されています。
併願校についても、同じように経路を確かめておきましょう。合格したあとに「思ったより遠かった」と気づくのは、いちばん避けたい事態です。
費用の見通しも合わせて確認しておきます。学校によって、入学時に必要な金額も、毎年の費用も、大きく変わってきます。
どこに進んでも生きる準備を
併願校を考えるうえでいちばん大切なのは、どの学校に進むことになっても、お子さんが前向きに通える形にしておくことです。滑り止めという言葉で片づけない準備が求められます。
聞く、考える、やり切る。この三つの土台は、どの学校の考査でも見られます。特定の学校のための対策より、この土台を育てる時間のほうが、長い目で見て確かです。
各校の日程や募集人数、費用は、必ず公式の募集要項でご確認ください。年度によって見直されることがあります。
ご家庭だけで判断に迷うときは、個別相談を承っております。日々の学習は個別家庭学習サポートもあわせてご活用ください。
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