智辯学園奈良カレッジ小学部(奈良県香芝市田尻)の考査は、ペーパー、制作、行動観察、親子面接という四つの柱です。ペーパーは幅広い分野から出題され、同じ分野が違う切り口で問われます。ここでは家庭でできることを整理します。最新の内容は必ず公式の児童募集要項でご確認ください。
幅広い分野を基礎から固める
智辯学園奈良カレッジ小学部のペーパーテストは出題範囲が広く、基礎的な問題から複合的な内容を含む問題まで、さまざまな内容が出題されています。特定の単元だけを深く掘る準備では足りません。
図形、数量、言語、推理、お話の記憶を中心に、バランスよく学習を進めてください。どれかひとつが極端に苦手なまま当日を迎えることは避けたいところです。
また、同じ分野の問題が違う切り口で出題されるため、数多くの問題に対する柔軟性が求められます。正解を暗記するのではなく、「なぜそうなるのか」を言葉にする練習が効いてきます。
読み聞かせを日課にする
お話の記憶は、読み上げられた話の内容を覚えて問いに答える課題です。聞く力と覚える力が直接に問われますので、本の読み聞かせを家庭の日課にしておく価値があります。
読んだあとに「どんなお話だった」と尋ねてみてください。順を追って話せるようになると、記憶した内容を整理して取り出す力が育ち、口頭で答える場面にも生きてきます。
読み聞かせは記憶力や想像力、思考力を養い、すべての学習の下地づくりになります。教材を買わなくても、今日から始められる準備です。
手を使う経験を積み重ねる
制作の課題では、作品の完成度よりも、取り組む姿勢や周囲との協調性が見られます。上手につくることを目標にする必要はないと、学校側の資料は明確に伝えています。
過去にはパンダのカスタネットをつくる課題が出されました。折り紙やはさみ、のりを扱う経験を、家庭の遊びのなかで積んでおくと、道具に戸惑わずに手を動かせるようになります。
説明を聞いてから手を動かす、途中で困っても投げ出さない、最後に片づける。この三つを習慣にしておけば、そのまま当日の姿になります。
集団のなかでの姿を育てる
行動観察では、ものまねゲームや神経衰弱ゲームといった課題が出されてきました。ほかの子どもと同じ場で過ごすなかで、順番を待つ、道具を譲り合うといったふるまいが自然と見えてきます。
智辯学園奈良カレッジ小学部は「相互礼拝、相互扶助」の精神で人として生きる基本を身に付けることを掲げています。友だちと協同する姿勢は、この学校が入学後に大切にすることでもあります。
公園や地域の集まりで、初めて会う子と遊ぶ機会を意識してつくってみてください。同じ顔ぶれだけで過ごすのとは違う力が育ちます。
学校を理解しておくことが最大の準備
面接は親子で臨む形で、考査日より前に実施されます。時間は約15分で、12年一貫教育をはじめ、学校の教育内容についての質問がされると公表されています。
学校案内にしっかり目を通し、説明会に足を運んで教育方針への理解を深めておくことが大切です。そのうえで、家庭の教育方針を明確に持っておきましょう。想定問答の暗記では対応できません。
智辯学園奈良カレッジ小学部は、入試説明会、親子体験会と入試体験会、少人数制の学校見学ツアー、個別見学と、複数の機会を用意しています。考査の内容や選考の方法については、最新の児童募集要項で必ずご確認ください。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
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