智辯学園奈良カレッジ小学部の面接では、どんなことが見られるのでしょうか。
学校の教育内容についても問われると聞いて、身構えてしまいます。
親子面接は考査日の前に実施されます。12年一貫教育についてなど、学校の教育内容にかかわるテーマが取り上げられる点が特徴です。ここでは、どんなテーマが問われるのかという枠組みと、答えの組み立て方、そして家庭でできる準備を整理します。
【智辯学園奈良カレッジ小学部】保護者に問われるテーマ
学校が公表しているのは面接の形式までで、実際に何を問われたのかは公表されていません。ですから、言い回しを追いかけるのではなく、どの分野が取り上げられるのかという地図を持っておくことをおすすめします。
保護者に向けられるテーマは、次のような範囲に収まります。
- 志望のきっかけと、この学校を選んだ理由
- 家庭の教育方針と、ご夫婦で共有していること
- 通学の経路と所要時間、スクールバスの利用
- お子さまのよいところと、いま伸ばそうとしていること
- 園でのふだんの様子と、集団の中での関わり方
通学については、この学校が全員スクールバスを利用する前提であることが効いてきます。自宅から乗降場所までの行き方、朝の出発時刻、帰りの時間帯を家庭として把握できているかどうかが、そのまま答えの厚みに表れます。
お子さまの性格については、よいところと課題の両方が話題になる形が定番です。課題に触れるときは、直そうとして家庭で取り組んでいることとセットで話せると、印象がまったく変わります。
【智辯学園奈良カレッジ小学部】学校の教育内容が問われる
面接では、12年一貫教育のような、学校の教育内容そのものが話題になります。学校案内にしっかり目を通しておくことが前提になります。
説明会に足を運んで学校の教育方針への理解を深めておくことが大切です。パンフレットを読んだだけの理解では、話が深まるうちに底が見えてしまいます。
そのうえで、家庭の教育方針を明確に持っておくようにしましょう。学校の方針と家庭の願いが、どこで重なるのかを言葉にできる状態が理想です。中学部・高校部まで続く12年をどう過ごしてほしいのかという視点を持っておくと、答えが一本の線でつながります。
【智辯学園奈良カレッジ小学部】志願者に問われるテーマ
お子さまへの質問は、身近なことがらから始まります。聞かれてすぐに答えられる範囲が中心ですので、難しい受け答えを練習させる必要はありません。
お子さまに向けられるテーマは、次のような範囲です。
- 自分自身のこと(名前、住んでいるところ)
- 今日ここへ来るまでの道のり
- 家族の構成と、家での過ごし方
- 通っている園の名前と、園での生活
- 仲のよいお友だちとの関わり
どれも、覚えていないと困るような内容ではありません。緊張していても、自分のことばで最後まで言い切れるかどうかが見られています。
【智辯学園奈良カレッジ小学部】限られた時間で見られていること
親子面接には、保護者とお子さまの双方に、まとまった時間が割かれます。その時間の中で、家庭の教育方針と学校の教育内容が結びついているかが確かめられます。一問一答を暗記する準備では、途中で言葉が続かなくなるでしょう。
ご夫婦で意見が食い違うことを恐れる必要はありません。日ごろから子育てについて話し合ってきたご家庭ほど、自然な言葉で語れるものです。ただし、教育方針の中心だけは事前にひとつに決めておきましょう。中心が同じであれば、語るエピソードが違っていてもちぐはぐには聞こえません。
なお、面接の所要時間や当日の進行は年度によって変わります。過去の情報をそのまま前提にせず、最新は募集要項と公式サイトでご確認ください。
【智辯学園奈良カレッジ小学部】実際にどんなことが聞かれているか
分野の整理だけでは、当日の受け答えは組み立てにくいものです。過去の面接では、次のような内容が実際に問われています。言い回しは年度で変わりますので、形をなぞらず、何を確かめようとしている問いなのかをつかんでおきましょう。
保護者に対して問われている内容
- ご家庭からの通学の方法を、経路がわかるように説明するよう求められます
- 志望の理由を、ご家庭の言葉で述べるよう求められます
- ご家庭の教育方針について説明するよう求められます
- お子さまの長所と短所を、両方そろえて挙げるよう求められます
- 園でのお子さまの様子がどうであるかを尋ねられます
- 十二年一貫教育をはじめ、学校の教育内容をどう理解しているかを確かめる問いが出ています
通学の説明が最初に置かれるのは、この学校ならではの事情があります。通学バスを全員が利用する仕組みですので、乗る場所や所要時間をご家庭として把握できているかが確かめられるわけです。抽象的に近いと答えるのではなく、どこから乗ってどれくらいかかるのかまで話せるようにしておいてください。
学校の教育内容についての問いは、この学校の面接でとくに重い部分です。学校案内を読んだだけの理解では、やりとりが続くうちに底が見えてしまいます。説明会で見聞きしたことを一つでも自分の言葉にしておくと、答えの手ざわりが変わります。
お子さまに対して問われている内容
- 自分の名前を答えるところから始まります
- どこに住んでいるのかを尋ねられます
- その日どこから来たのかを尋ねられます
- 家族の名前を挙げるよう求められます
- 通っている園の名前を答えるよう求められます
- 仲のよいお友だちの名前を、何人か挙げるよう求められます
どれも、聞かれてすぐに答えられる身近な内容ばかりです。難しい受け答えを求める場面ではありませんので、暗記させる準備は必要ありません。ただ、友だちの名前を何人か続けて挙げる問いのように、一つ答えて終わりではなく、そこから少し広げて話す形になることがあります。ご家庭での会話でも、答えたあとにもう一歩だけ足す練習をしておくと安心です。
問われ方に共通していること
保護者への問いは学校理解の深さに、お子さまへの問いは日ごろの生活のたしかさに、それぞれ寄っています。面接時間はおよそ十五分と、小学校受験の面接としては短くありません。一問一答を覚える準備ではもたない長さですので、家庭の考えと学校の教育内容がどこで重なるのかを、あらかじめご夫婦で言葉にしておいてください。
【智辯学園奈良カレッジ小学部】答えの組み立て方
答え方には、そのまま使える型があります。次の順に並べるだけで、話は驚くほど伝わりやすくなります。
- 結論を先に、ひと言で言い切る
- そう考える理由を、家庭で実際にあった出来事で示す
- その経験を、入学後どう続けたいかで結ぶ
長さの目安は、ひとつのテーマにつき三十秒から一分ほどです。長く話すほど、次のやりとりにつながる余地がなくなります。短く答えて、聞かれたら足す。この姿勢のほうが、会話として自然に運びます。
学校の教育内容が話題になったときも、型は同じです。公表されている事実をひとつ挙げ、それをわが家がどう受け止めているかを添え、入学後の家庭の関わり方で結ぶ。この形にしておけば、初めて聞かれる角度からでも言葉が出てきます。
【智辯学園奈良カレッジ小学部】家庭でできる準備
お子さまに対しては、言葉を暗記させるより、大人の話を最後まで聞いてから答える習慣を育てることが役立ちます。これは考査のどの場面にも通じる力です。
ご家族で食卓を囲み、その日にあったことを話す時間を持ちましょう。自分の経験を言葉にする積み重ねが、初対面の大人の前でも落ち着いて話せる土台になります。
問われるテーマは年度によって変わります。ここに挙げたのは分野の地図ですので、言い回しを覚えさせるのではなく、日々の暮らしを整えることに時間を使ってください。最新の情報は公式の募集要項でご確認ください。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
公式サイトで確認できる、智辯学園奈良カレッジ小学部の面接の枠組み
面接の準備を始めるときは、まず学校が公式に示している枠組みを押さえておくと、方向がぶれません。ここでは智辯学園奈良カレッジ小学部の公式サイトで確認できることだけを整理します。
親子面接は「両親が原則」と示されています
公式サイトの「よくある質問」には、入学試験についてペーパーテスト、個別テスト、行動観察などを行うこと、そして親子面接は両親が原則であることが記されています。募集は新1年生 約60名です。つまり、お父様かお母様のどちらか一方が出席すればよい学校ではなく、両親そろって臨む前提で日程を空けておく必要があります。仕事の都合でどうしても難しい場合は、自己判断で片親だけにするのではなく、出願の前に学校へ相談しておくほうが安心です。なお、面接の実施日や所要時間、当日の進行は年度によって変わりますので、最新は募集要項でご確認ください。
入学後の家庭の関わり方も公式に示されています
同じく公式サイトの「よくある質問」には、保護者が学校へ来る機会として授業参観、保護者会、作品展、運動会、文化祭など、毎月1回程度があると書かれています。また、1年生から毎日30分程度の家庭学習の課題が出され、「丹念に、確実に、自分の力でやりとげる」習慣を育てる方針であることも示されています。年間の休業日は日曜・祝日のほかに毎月第2土曜日とされていますので、第2土曜以外の土曜日は授業がある前提で一週間が回ることになります。いずれも、面接で家庭の生活リズムや協力体制について話すときの土台になる事実です。学校側から見れば、この生活に無理なく合わせられる家庭かどうかは、当然気にかかるところだからです。
面接の前に、学校を直接見ておく方法があります
公式サイトでは、学校説明会や親子体験会、入試説明会、オープンキャンパスといった行事が案内されており、申し込みはインターネットの予約システムから行う形になっています。さらに個別の学校見学は随時受け付けているとされ、問い合わせ先として入試広報部の電話番号(0745-79-1111)と受付時間(平日9時から16時、土曜9時から12時。第2土曜を除く)が公開されています。面接で語る言葉に実感を持たせたいなら、資料を読み込むより、実際に校舎とスクールバスの発着を見てくるほうが早いことが多いです。開催日程は年度ごとに更新されますので、参加を考える場合は公式サイトの案内をご確認ください。
智辯学園奈良カレッジ小学部の面接についてよくあるご質問
面接には両親そろって行く必要がありますか
公式サイトの「よくある質問」には、親子面接は両親が原則と記されています。両親で出席する前提で予定を組んでください。やむを得ない事情がある場合は、勝手に判断せず学校へ相談するのが基本です。
どんなテーマが取り上げられるのかを知る方法はありますか
学校が公式に公表しているのは面接の形式までで、内容そのものは公表されていません。ですから、言い回しを集めることよりも、公表されている事実を自分の家庭の言葉に置き換えておくほうが確実です。12年一貫であること、通学はスクールバスが基本であること、家庭学習が毎日30分程度あること。こうした事実に対してわが家はどう向き合うのかをご夫婦で話し合っておけば、初めて聞かれる角度からでも言葉が出てきます。
子どもにはどこまで練習させればよいですか
文章を丸暗記させる練習は、かえって逆効果になりやすいです。暗記した答えは、少し角度を変えて聞かれた瞬間に止まってしまいますし、止まった経験そのものがお子さまの自信を削ります。家庭で整えたいのは三つだけです。名前や好きな遊びを、聞こえる声で最後まで言えること。話の途中で話し出さずに、終わりまで聞けること。分からないときに黙り込まずに「分かりません」と言えること。この三つが安定していれば、当日の受け答えは十分に成り立ちます。
面接の日程や所要時間は毎年同じですか
同じとは限りません。実施日、集合時刻、面接の順序、1次と2次それぞれでの扱いは、年度によって変わります。過去の情報をもとに予定を組む前に、必ずその年度の募集要項でご確認ください。
よくある失敗にはどんな型がありますか
多いのは三つです。ひとつは、用意した文章を読み上げるように話してしまい、会話が続かなくなること。ふたつめは、お父様とお母様の答えが食い違うことで、たとえば習い事の方針や中学部進学の考え方は事前にすり合わせが必要です。みっつめは、他校と比べる言い方をしてしまうことです。志望理由は、他校の短所ではなく、この学校の何が家庭の方針と重なるのかという形で組み立てると、無理がありません。
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