大阪金剛インターナショナル小学校の教育の特色や英語教育を知りたいです。
大阪金剛インターナショナル小学校(大阪市住之江区南港北)は、韓国語と英語をどちらもネイティブの教員から学び、韓国文化に触れる教育を行っています。日韓両国から認可を受けた学校という成り立ちが、そのまま教育のかたちにあらわれています。ここでは公表されている特色を整理します。内容は年度によって見直されることがあるため、最新の情報は必ず公式の情報でご確認ください。
大切なのは、以下の3点です。
・大阪金剛インターナショナル小学校の校訓と教育目標
・二つの言語を六年間で積み上げる
・リーダー・イン・ミーという取り組み
大阪金剛インターナショナル小学校の個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。
大阪金剛インターナショナル小学校を受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!
大阪金剛インターナショナル小学校の校訓と教育目標
校訓は、知己、共同、愛国の三つです。自分を知り、ともに歩み、自分の根を大切にするという考え方が、六年間の学校生活の土台に置かれています。
教育目標には、自他尊重、語学力、礼儀の三つが掲げられています。自分と他者の双方を理解して尊重する心を持ち、自ら進んで行動し、社会に貢献できる意欲と資質を育てるとされています。
語学力については、学力と語学力を駆使してコミュニケーション能力を発揮する力を身につけるとされています。言葉は目的ではなく、人とつながるための手段だという位置づけです。
二つの言語を六年間で積み上げる
韓国語は週4時間、習熟度に合わせて3班から4班に分けた授業が行われ、すべてネイティブの教員が指導します。六年間で840時間に及ぶ授業時間が確保されると案内されています。
英語は週3時間、こちらも習熟度に合わせた3班分けの授業で、すべてネイティブの教員が指導します。六年間で630時間に及ぶ授業時間が確保されるとされています。
二つの言語を合わせると、六年間で1,470時間という規模になります。習熟度別であるため、入学時に言葉の力に差があっても、それぞれの位置から積み上げていける仕組みです。
五年生と六年生は韓国語能力試験を、四年生から六年生は英語検定を受ける機会があると案内されています。三月には校内韓国語弁論大会とEnglish Speech Contestが行われます。
リーダー・イン・ミーという取り組み
大阪金剛インターナショナル小学校は、『7つの習慣』をベースとした学校改革プログラム「リーダー・イン・ミー」を導入しています。「すべての子どもはリーダーになれる」という方針が掲げられています。
ここで言うリーダーシップは、人を導くことだけを指しません。自分の頭で考え、主体的に行動する力もリーダーシップと捉え、一人ひとりがリーダーとなる文化を学校全体で育てるとされています。
行事にも、その考え方があらわれています。一泊体験や林間学校、生活発表会、マラソン大会といった場面で、自分で決めて動く経験が積み重ねられていきます。
韓国文化と情報教育
韓国舞踊とテコンドーを、全学年で週1時間ずつ行っていると案内されています。校内にはテコンドー道場「金剛修錬館」があり、2009年に開館しました。
旧正月の行事や金剛まつりなど、韓国文化に触れる行事も年間を通して行われます。文化を知識としてではなく、体で味わう機会が用意されているところが特徴です。
情報教育は四年生以上で週1時間、情報教員による専門的な指導が行われます。一人一台のパソコンを操作できる環境で、プログラミング的思考の育成につなげる指導が進められています。
全教室に電子黒板と実物投影機が配置され、一人一台のタブレットを使った授業が行われています。普通教室はすべてWi-Fi環境が整えられていると案内されています。
この教育に合う家庭とは
大阪金剛インターナショナル小学校は、日韓両国から認可された学校であるがゆえに、異なる環境で生まれ育った子どもたちが多く通っていると学校自身が述べています。
母語以外の言語を自由に使い、世界の人々と積極的に楽しくコミュニケーションがとれる能力を育てるという方針です。この方向に共感できるかどうかが、学校選びの手がかりになります。
教育の内容や時間数は年度によって変わることがあります。くわしくは、学校が公表する最新の情報でご確認ください。オープンスクールで授業の様子を見ると、より具体的につかめます。
ご家庭だけで判断に迷うときは、個別相談を承っております。日々の学習は個別家庭学習サポートもあわせてご活用ください。
2021年に校名が変わった学校です
調べものをしていると「金剛学園小学校」という名前を見かけることがあります。これは旧校名で、2021年に大阪金剛インターナショナル小学校へと変わりました。中学校・高等学校も同じ年に大阪金剛インターナショナル中学校・高等学校となっています。古い資料や他のサイトでは旧名のまま書かれていることがありますので、同じ学校のことだと分かっていると混乱せずにすみます。
沿革をたどると、始まりは1946年です。1950年に金剛小学校の設立が認可され、1951年に学校法人金剛学園へと組織が変わりました。1954年に中学校、1960年に高等学校が開校し、1961年には韓国の教育当局からも認可を受けています。1985年には中学校・高等学校が一条校として認可されました。
校舎は2007年に住之江区の咲洲コスモスクエア地区へ移り、2009年にはテコンドーの道場が開館しています。2016年には設立70周年の記念式典が行われました。そして2021年、現在の校名になっています。
日本と韓国の両方から認可を受けた学校であるという成り立ちが、韓国語と英語を同時に積み上げる教育課程の土台になっています。校名に「インターナショナル」が入ったのも、この方向をはっきり示すためと読み取れます。
学びを支えている規模と、1週間のかたち
教育の中身を見るときは、それがどのくらいの規模で行われているかもあわせて確かめておきたいところです。児童数は150名で、1クラスはおよそ25名です。教員は非常勤1名を含めて22名と示されています。学年あたり25名前後という規模ですから、韓国語を3〜4班、英語を3班に分けて授業を行うという習熟度別の体制も、この人数だからこそ成り立っていると考えられます。
1週間の過ごし方も確認しておきましょう。土曜授業はありません。給食があり、水曜日は弁当持参日とされています。スクールバスは5台が運行されています。
制度面では、転入・編入の受け入れがあり、復学の制度はありません。帰国子女の受け入れについても、資料には「なし」と示されています。国際色のある学校というイメージから受け入れがあると思われがちな部分ですので、該当するご家庭は出願前に学校へ直接確認しておくと安心です。
系列校は、大阪金剛インターナショナル中学校と大阪金剛インターナショナル高等学校です。小学校で始めた二つの言語の学習を、そのまま同じ系列のなかで続けられる環境があります。
大阪金剛インターナショナル小学校の教育についてよくある質問
韓国語や英語の授業はどのくらいありますか
韓国語は週4時間で、6年間の合計はおよそ840時間です。英語は週3時間で、6年間の合計はおよそ630時間とされています。どちらもネイティブの教員が担当し、習熟度に合わせた班に分かれて学ぶ形です。
韓国語がまったく分からなくても大丈夫ですか
習熟度に合わせて3〜4班に分ける授業が行われていると資料には示されていますので、入学時の力に幅があることは前提になっていると読み取れます。ただし、班分けの基準や入学前に求められる力については記載がありませんので、説明会で確かめてください。2027年度に向けたオープンスクールは2026年6月13日・7月25日・8月29日に予定されています。
パソコンやタブレットはどのように使われていますか
4年生以上は週1時間、情報を担当する教員による指導があります。全教室に電子黒板と実物投影機が置かれ、普通教室にはWi-Fiが整備されています。1人1台のパソコンとタブレットを使う環境が用意されているとされています。
韓国の文化に触れる時間はありますか
韓国舞踊とテコンドーを全学年で週1時間実施しているほか、文化に触れる行事も行われています。年間行事には旧正月の行事や校内の韓国語弁論大会などが並びます。
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