大阪金剛インターナショナル小学校の合格対策として、家庭で何ができますか?
大阪金剛インターナショナル小学校(大阪市住之江区南港北)の考査は、ペーパーテスト、口頭試問、行動観察、運動、保護者面接という内容で行われます。細かな出題分野は公表されていないため、家庭でできることは土台づくりが中心になります。ここではその進め方を整理します。実施の方法は年度によって変わるため、最新の内容は必ず公式の募集要項でご確認ください。
大切なのは、以下の3点です。
・学校が育てたい姿を知ることから
・聞く力を日常の中で育てる
・考えを言葉にする習慣
大阪金剛インターナショナル小学校の個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。
大阪金剛インターナショナル小学校を受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!
学校が育てたい姿を知ることから
対策の出発点は、問題集ではなく学校を知ることです。大阪金剛インターナショナル小学校は、校訓に知己、共同、愛国を掲げ、自他尊重、語学力、礼儀という三つを教育目標としています。
『7つの習慣』をベースとする「リーダー・イン・ミー」を導入し、すべての子どもはリーダーになれるという方針のもと、自分の頭で考えて主体的に行動する力を育てるとしています。
つまり、指示を待つだけの子どもではなく、自分で考えて動ける子どもを迎えたいということです。この一点が分かれば、家庭で何を大切にすべきかが見えてきます。
聞く力を日常の中で育てる
ペーパーでも口頭試問でも運動でも、最初に問われるのは、説明を最後まで聞き取れるかどうかです。聞き落としによる間違いは、練習によって確実に減らせます。
家庭では、話しかけるときに一度だけ言うことを心がけてみてください。二度三度とくり返してもらえる環境では、最後まで聞く必要がなくなってしまいます。
絵本の読み聞かせのあとに、内容を三つたずねてみる。それだけでも、聞いて覚えて答えるという流れの練習になります。時間は五分あれば足ります。
大阪金剛インターナショナル小学校は一クラスがおよそ25名という少人数の学校です。教員は非常勤を含めて22名で、一人ひとりに目が届きやすい環境が整えられています。
少人数の教室では、自分から手を挙げ、自分の考えを述べる機会が多くなります。家庭でも、お子さんの言葉を最後まで聞く時間を意識してつくってみてください。
考えを言葉にする習慣
口頭試問では、先生と一対一で言葉を交わします。答えが合っているかどうかよりも、相手の目を見て、聞かれたことに答えようとする姿勢が見られます。
問題を解いたあと、「どうしてそう考えたの」と聞いてみてください。理由を言葉にする経験を重ねると、考える力そのものが伸びていきます。
大人が先回りして答えを言わないことも大切です。少し待つ時間をつくると、子どもは自分の言葉を探しはじめます。
体を動かし、最後までやり切る
運動の課題では、上手にできたかどうかよりも、説明どおりにやってみようとする姿と、うまくいかなくてももう一度取り組む姿が見られます。
特別な運動教室は必要ありません。公園で走る、跳ぶ、ボールを扱うといった経験を重ねておけば、体を動かすことへの抵抗は自然と小さくなります。
お手伝いや身支度を最後まで自分でやり切る経験も、そのまま考査に生きます。途中で手を出さずに見守る時間を、意識してつくってみてください。
家庭として学校を語れるように
保護者面接では、ご家庭の考えを伝える機会があります。なぜ大阪金剛インターナショナル小学校を選ぶのかを、飾らない言葉で話せるようにしておきたいところです。
説明会やオープンスクールに足を運ぶと、資料だけでは分からない空気が伝わってきます。そこで感じたことこそが、いちばん説得力のある言葉になります。
考査の内容や日程、募集要項の詳細は、学校が公表する最新の情報で必ずご確認ください。年度によって見直されることがあります。
ご家庭だけで判断に迷うときは、個別相談を承っております。日々の学習は個別家庭学習サポートもあわせてご活用ください。
2027年度のオープンスクールと入試の日程
合格に向けた準備は、日程を押さえるところから始まります。資料に記載されている2027年度の予定は次のとおりです。
- オープンスクール 2026年6月13日、7月25日、8月29日
- 選考 2026年9月12日、2026年11月28日、2027年1月23日
- 合格発表 試験当日(Webおよび発送)
- 考査料 15,500円
- 募集人員 男女40名
オープンスクールが6月、7月、8月と3回設定され、その直後の9月に1回目の選考が置かれています。夏のうちに学校を見て、感じたことを言葉にして、9月に臨むという流れです。
準備の計画を立てるなら、6月のオープンスクールを最初の区切りにしてみてください。それまでに生活習慣と基本の学習を整え、実際に学校を見て、7月と8月で仕上げていく。この組み立てなら無理がありません。
なお、出願期間の具体的な日付は資料に記載がなく「Web」とだけ書かれています。入学手続きの日程についても記載がありません。準備を進めるうえで欠かせない情報ですので、必ず学校の募集要項でご確認ください。日程は年度によって変わります。
学校の学びを知ることが、いちばんの対策になります
家庭でできる準備を考えるとき、その学校が入学後に何をさせるのかを知っておくと、方向がはっきりします。資料から分かる学びの中身を整理します。
語学については、韓国語が週4時間、英語が週3時間です。いずれも習熟度に合わせてクラスを分け、すべてネイティブの教員が指導する体制で、6年間で韓国語840時間、英語630時間の授業時間を確保しているとされています。
情報教育については、4年生以上が週1時間、情報の教員による専門的な指導を受けます。1人1台のパソコンを操作でき、プログラミング的思考を育てられる環境が整えられ、全教室に電子黒板と実物投影機が置かれ、普通教室にはWi-Fi環境が完備されているとされています。
文化にふれる学びとしては、韓国舞踊とテコンドーを全学年で週1時間実施しています。2009年にはテコンドーの道場である金剛修錬館が開館しており、体を使う学びが日常的に組み込まれていることが分かります。
こうした学びに共通しているのは、耳で聞いて口に出す、手を動かす、体で覚えるという形です。机の前だけで身につく学び方ではありません。ご家庭での準備も、この方向に合わせてみてください。話しかけられたらきちんと聞いて答える、教えてもらったことを自分でやってみる、うまくいかなくても続けてみる。この3つが日常でできていれば、入学後の学びにも自然に入っていけます。
受験対策についてよくある質問
考査ではどのような区分がありますか
資料には、ペーパー、口頭試問、運動、面接(親子)の4つが挙げられています。出題の内容は公表されていませんので、区分から必要な力を考えて準備を進めてください。
韓国語ができないと難しいですか
入学前の語学力が選考にどう関わるかについて、資料に記載はありません。入学後は習熟度に合わせたクラス分けで指導が行われる体制になっています。
倍率はどのくらいですか
志願者数は2022年度から2026年度まで5年分すべて非公表で、合格者数の記載もありませんので、倍率は算出できません。数字で難易度を測ることはできないとお考えください。
月齢は考慮されますか
資料によれば、月齢の考慮はないとされています。受験番号は願書の受付順で決まります。
学校の雰囲気を知るにはどうすればよいですか
オープンスクールが2026年6月13日、7月25日、8月29日に予定されています。年間行事には、12月の金剛まつり、2月の旧正月行事、3月の校内韓国語弁論大会やEnglish Speech Contestなど、この学校ならではのものが並びます。説明会ではこうした行事についてうかがってみるのもよいでしょう。
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