大阪信愛学院小学校の教育の特色や英語教育を知りたいです。
大阪信愛学院小学校の教育目標
教育目標として、社会の中で輝く子ども、未来に向かって挑戦する子どもを育てることが掲げられています。予測の難しい時代を前提にした言葉です。
その手立てとして、個人に応じた指導、探究型アクティブラーニング、英語学習、情報教育とICT機器の充実活用、たてわり仲良し活動、放課後学習の六つが示されています。
カトリック精神を基盤に、一人ひとりを大切にし、各自の可能性を最大限に開発するという理念が根底にあります。子ども園から大学まで一貫した方針が貫かれています。
「三つのけん」という教育のめあて
大阪信愛学院小学校は、教育のめあてとして「三つのけん」を掲げています。賢なる子、謙なる子、健なる子の三つです。
賢なる子は、正解のない問いに立ち向かう「知恵」を指します。主体的な学びを育み、未来を拓く知性を培うことがめざされています。
謙なる子は、多様な世界をつなぐ「愛の実践」です。他者への感謝と思いやりの心を養い、互いを尊重し、愛のうちに生きる心を育てるとされています。
健なる子は、変化を乗り越えるしなやかな「強さ」です。健やかな身体と心を育て、困難な課題にも最後までやりぬく「たくましさ」を育むとされています。
大阪信愛学院小学校には、保育園児から大学生までが利用する図書館があります。全学年が隔週で図書館を利用する時間を持ち、読書指導や調べ学習が学年に応じて行われています。
学校司書と連携した指導が行われ、小学生一人あたりの年間貸し出し数は平均およそ80冊とされています。本に囲まれた環境が、日常の中に置かれています。
英語教育の中身
英語は、低学年で週2時間、高学年で週2.5時間の授業が行われます。ネイティブを含む4名の教員が指導にあたると案内されています。
歌やゲームを通して全身で英語を感じながら学習し、日本と外国の文化の違いに触れながら、国際社会で必要な素養を身につけるとされています。
6年生は全員がGTEC Juniorを受検します。授業ではオックスフォード出版のテキストが使われ、10月には英語暗唱大会、6年生にはイングリッシュ・キャンプがあります。
情報教育とデジタル市民教育
1年生から6年生まで、段階的な「デジタル市民教育」が展開されています。低学年でPC操作や基礎知識を習得し、中・高学年ではセンサーやロボット制御を通じた論理的思考と課題解決力を養います。
全学年でシンキングツールを活用して思考を可視化し、生成AIを伴走者とした学習、企業連携、自作動画によるプレゼンといった機会が用意されています。
ネットモラルやネット市民としての素養も学年に応じて習得します。技術を使う力と、使い方を考える力の両方を育てる設計です。
特別活動と学校生活
全校児童がたてわりグループにわかれて取り組む「なかよし活動」があります。スポーツや創作、奉仕の活動を通して縦のつながりが生まれ、互いにいたわり信頼し合う時間になります。
4年生以上は「わくわくタイム」というクラブ活動に参加します。体育系のほか、イングリッシュタイム、ロボット、茶道、手芸、将棋、けん玉といった文化系の選択肢があります。
教育の内容や時間数は年度によって変わることがあります。くわしくは、学校が公表する最新の情報でご確認ください。
ご家庭だけで判断に迷うときは、個別相談を承っております。日々の学習は個別家庭学習サポートもあわせてご活用ください。
【大阪信愛学院小学校】英語を使う場面が、行事のなかに用意されています
大阪信愛学院小学校の英語教育は、約70年前から定期的な授業として実施されてきたと学校が公表しています。長く続いてきた取り組みであることが、この学校の英語の特徴です。
授業ではネイティヴスピーカーとの対話やグループワークが行われ、オーストラリアの姉妹校との交流もあると紹介されています。教室のなかだけで完結せず、実際に英語を使う相手がいる形になっているということですね。
学校が公開している年間行事を見ると、英語を人前で使う場面が学年ごとに設定されています。
- 英語劇(3年生)
- イングリッシュキャンプ(6年生・7月)
- 英語暗唱大会(4年生から6年生・10月)
暗唱大会や英語劇のように、覚えた表現を声に出して人に届ける機会が用意されているのは、家庭学習だけでは得にくい経験です。検定については、高学年が英語検定にも対応していると公表されています。あわせて、全学年が学年末に漢字検定を受験することも示されており、言葉の力を日本語と英語の両面から積み上げていく設計になっています。
【大阪信愛学院小学校】ICTの環境と、日々の学習の型
2017年に竣工した校舎は、3階までの吹き抜けのアトリウムを中央に配した造りで、全教室にICT機器が常設され、校舎全体に無線LANが完備されていると公表されています。タブレットやパソコンを使う授業が、特別な日だけのものではないという環境です。
プログラミング教育については、学校は約20年前から取り組んできたとしており、各学年で段階的なカリキュラムを展開していると説明しています。近年になって始めた学校とは、蓄積の長さが違うということですね。放課後のスクールプラスにもプログラミング教室が用意されています。
日々の学習には、次のような時間が組み込まれています。
- 音声言語教材による音読と学習アプリを使ったモジュール学習
- 始業前の10分間の朝読書
- 学期末のアタックテスト
- 毎週月曜日の午後のパワーアップタイム
- 土曜講座(4年生から6年生は年間12回、6年生は年間9回と公表)
学校は、すべての教科で探究型のアクティブラーニングと、対話的で協働的な学習を取り入れていると説明しています。そのうえで、ICTを活用しながらも「実際の体験とコミュニケーション、人とのふれあいを重視」する姿勢を明記している点は、機器の導入だけを前面に出す学校との違いとして押さえておきたいところです。
【大阪信愛学院小学校】英語とICTについてよくある質問
タブレット端末はいつから使いますか
学校が公開している費用の一覧には、iPad積立という項目があります。1年生から3年生までのあいだ積み立てて、4年生に進級するときに購入する仕組みだと説明されています。一方で全教室にICT機器が常設され無線LANが完備されていますので、低学年のうちから機器に触れる授業そのものは行われています。
専科の先生はどの教科を担当しますか
学校は、担任以外に理科、音楽、体育、図工、宗教、英語、お作法、情報などの専科教師が多くいると公表しています。英語と情報が専科として挙げられている点は、この2つの領域に力を入れていることの表れと読めます。多くの大人に見守られながら成長できる体制だと学校自身も説明しています。
宗教の授業はどれくらいありますか
学校は、宗教教育を教育の根幹と位置づけたうえで、週に1時間の宗教の時間があると公表しています。朝礼と終礼のお祈り、宗教行事、献金や奉仕活動もあわせて行われます。ただし入試のよくある質問では、教育方針に賛同してくださるご家庭であれば、本人やご家庭の宗教は問わないと明記されています。
学年を越えた活動はありますか
あります。開校以来続いている「たてわり仲良し活動」では、全校児童がたてわりのグループに分かれ、清掃活動や奉仕活動に取り組みます。さらに、保育園から大学までが同じキャンパスにあるという環境を生かし、高校生の演劇鑑賞や大学の授業への参加といった機会もあると紹介されています。
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