奈良育英グローバル小学校の試験内容や考査の傾向を知りたいです。
奈良育英グローバル小学校(奈良市法蓮町)の入学考査は、ペーパー、口頭試問、行動観察、制作、運動、そして面接という内容で構成されています。面接は親子、志願者、保護者という形で案内されています。ここでは公表されている範囲をもとに、当日どのような力が見られるのかを整理します。実施の方法は年度によって見直されるため、最新の内容は必ず公式の募集要項でご確認ください。
大切なのは、以下の3点です。
・奈良育英グローバル小学校の考査の構成
・ペーパーと口頭試問で見られる力
・行動観察と制作の場面
奈良育英グローバル小学校の個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。
奈良育英グローバル小学校を受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!
奈良育英グローバル小学校の考査の構成
入学考査は、ペーパー、口頭試問、行動観察、制作、運動、面接という幅広い内容で組み立てられています。机に向かう場面、手を動かす場面、体を動かす場面、言葉を交わす場面が、すべて用意されている形です。
募集人数は一次が男女あわせて30名、一・五次と二次は男女若干名とされています。志願者数は近年いずれの年度も公表されていません。
受験番号は願書の受付順に決まる形が案内されています。月齢の考慮はないとされていますので、生活の中で積み重ねてきた力が、そのまま考査の場面にあらわれることになります。
ペーパーと口頭試問で見られる力
ペーパーでは、指示を最後まで正しく聞き取れるか、ものごとを順序立てて考えられるかという、幅広い基礎の力が見られます。特定の知識をどれだけ覚えているかを競う場面ではありません。
口頭試問は、先生と一対一で言葉を交わす場面です。答えが合っているかどうかだけでなく、相手の目を見て、聞かれたことにきちんと答えようとする姿勢が見られます。
奈良育英グローバル小学校は、算数において自分の考えや答えを式で表すだけではなく、自分の言葉で表現していくことを大切にしています。言葉にする習慣が、そのまま準備になります。
奈良育英グローバル小学校の児童数は110名で、1クラスの定員は30名です。教員は非常勤4名を含めて15名。一人ひとりに目が届きやすい環境の中で、六年間を過ごすことになります。
考査は一日で終わります。慣れない場所で過ごすことになりますので、当日は朝に余裕を持って家を出られるようにしておきましょう。
行動観察と制作の場面
行動観察では、他のお子さんと一緒に活動する姿が見られます。順番を守る、道具を譲り合う、使ったものを片づけるといった、ふだんの生活習慣がそのままあらわれます。
制作の課題では、手先を使った作業の丁寧さと、最後までやり切ろうとする姿勢が見られます。上手にできたかどうかより、途中で投げ出さないことが大切です。
奈良育英グローバル小学校は、友愛協同の精神を礎にすると掲げています。友だちと関わる場面での姿は、この学校が大切にしている部分と重なります。
運動と三つの面接
運動の課題では、説明をよく聞いて、その通りにやってみようとする姿が見られます。うまくいかなくても、もう一度取り組めるかどうかが大切です。
面接は、親子、志願者、保護者という形で案内されています。お子さんが一人で答える場面と、ご家庭として話す場面の両方が用意されているということです。
奈良育英グローバル小学校は、教育方針として「世界に出ても負けない子どもに育てる」を掲げています。この方針をどう受けとめているかが、面接での話の中心になります。
家庭でできる備え方
一つひとつの問題の正解を追いかけるより、「よく聞いて、自分で考えて、最後までやり切る」という土台づくりが近道になります。お手伝いや身支度を最後まで自分でやり切る経験が生きてきます。
この学校は「本物に触れ、本物のすばらしさを体感する」体験学習を重視しています。自然の中で遊んだ経験や、実際に見て触れた経験が、そのまま子どもの力になります。
くわしい考査内容や実施方法については、学校が公表する最新の情報で必ずご確認ください。授業体験会や入試説明会の機会も設けられています。
ご家庭だけで判断に迷うときは、個別相談を承っております。日々の学習は個別家庭学習サポートもあわせてご活用ください。
資料に載っている入試日程は2026年度のものです
日程を確認するときに、まず気をつけていただきたいことがあります。手もとの受験ガイド資料に掲載されている奈良育英グローバル小学校の入試日程は、すでに実施済みの2026年度入試(一次)のものだけです。2027年度の日程は載っていません。
その2026年度一次の日程は、出願期間が2025年8月18日から8月26日まで、選考が2025年8月30日、合格発表が2025年9月1日で、ウェブと郵送の両方で行われたと記されています。願書配布の時期や入学手続きの日程、そして一・五次と二次の日程については、資料に記載がありません。
夏休みの終わりに出願し、8月末に選考、9月初旬に発表という流れです。関西の私立小学校の入試としては早い時期に行われていることが分かります。2027年度も同じ時期になるとは限りませんので、受験をお考えのご家庭は、必ず学校の募集要項で最新の日程をご確認ください。
募集人数は、資料によると一次が男女30名、一・五次と二次はいずれも男女若干名です。考査料は15,000円と記されています。受験番号は願書受付順に決まり、月齢の考慮はないとされています。
考査の区分から、準備の方向を決める
資料に挙げられている考査の区分は、ペーパー、口頭試問、行動観察、制作、運動、そして面接です。面接は親子・志願者・保護者と記されていますので、それぞれの形で行われる可能性があります。六つの区分にわたる、幅の広い考査といえます。
区分が多いということは、どれか一つを仕上げれば済む入試ではないということです。ただし、どの区分も特別な訓練を必要とするものではありません。口頭試問があるなら、たずねられたことに自分の言葉で答える経験を積むこと。制作があるなら、はさみやのりを自分で扱い、片づけまでできるようにしておくこと。運動があるなら、走る・跳ぶ・投げるといった動きに抵抗がない状態にしておくこと。行動観察があるなら、初めて会う相手と同じ場にいて順番を待てるようにしておくこと。日々の生活の中で積み上げられるものばかりです。
なお、各区分でどのような課題が出されるかについては資料に記載がありませんので、この記事で具体的にお伝えすることはできません。
試験内容についてよくある質問
倍率はどのくらいですか
奈良育英グローバル小学校については、倍率を算出できません。資料に掲載されている志願者数は、2026年度、2025年度、2024年度、2023年度、2022年度の5年分すべてが「非公表」となっているためです。合格者数の記載もありません。募集人数が一次で男女30名であることは分かっていますが、志願者数が分からない以上、見かけの倍率すら出せません。数字で判断できない学校ですので、教育の方向性との相性で選ぶことになります。
学校説明会はいつ行われますか
2027年度入試に向けた予定として、資料には学校説明会が2026年4月18日、入試説明会が2026年5月16日、6月13日、7月4日と記されています。入試説明会が3回設けられていますので、都合のつく回に参加できます。2026年度の入試が8月末に行われていたことを踏まえると、7月の回が出願直前の最後の機会になる可能性があります。最新の予定は学校の募集要項でご確認ください。
考査は何日かけて行われますか
資料には、考査の所要時間や日数についての記載がありません。分かっているのは、2026年度一次の選考が2025年8月30日の一日で行われたことだけです。当日の流れについては学校からの案内をご確認ください。
特別な準備が必要な教育内容はありますか
入学前に求められる知識について、資料に記載はありません。ただ、学校がどのような学びを大切にしているかを知っておくことは準備になります。資料によると、この学校は「玉井式算数」に取り組んでいて、低学年では「国語的算数教室」、高学年では「図形の極」を行っています。ストーリーのあるアニメーション動画から状況をつかみ、算数に結びつく情報を選ぶ力をつける学習です。またユネスコスクールに認定されていて、体験学習を重視した取り組みを持続可能な開発のための教育として進めているとされています。話を聞いて場面を思い浮かべる力、本物に触れて感じたことを言葉にする力は、家庭でも育てられます。
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