奈良育英グローバル小学校の面接では、何が見られますか?
奈良育英グローバル小学校(奈良市法蓮町)の考査には、面接が含まれています。親子、志願者、保護者という三つの形が案内されており、お子さんが一人で臨む場面と、家族で臨む場面の両方があります。ここでは面接という場をどう受けとめるかを整理します。実施の方法は年度によって変わるため、最新の内容は必ず公式の募集要項でご確認ください。
大切なのは、以下の3点です。
・奈良育英グローバル小学校の面接のかたち
・学校を理解しているかどうか
・子どもの様子で見られること
奈良育英グローバル小学校の個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。
奈良育英グローバル小学校を受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!
奈良育英グローバル小学校の面接のかたち
考査の内容として、ペーパー、口頭試問、行動観察、制作、運動とならんで、面接が案内されています。面接は親子、志願者、保護者という形で示されています。
具体的な実施の順序や所要時間、面接を担当する人数といった詳細は公表されていません。年度によって変わることもありますので、募集要項が出たら必ず確認してください。
面接は、ふるい落とすための場ではありません。学校とご家庭が、六年間をともに歩めるかどうかを確かめ合う時間だと考えると、身構えずに臨めます。
学校を理解しているかどうか
奈良育英グローバル小学校は「世界に出ても負けない子どもに育てる」という教育方針を掲げ、2022年に校名を現在のものへと変えました。
ユネスコスクールとして「奈良から世界へ 〜はぐくむ、まもる、つなぐ〜」というテーマで学びを組み立て、トランスリンガル教育やSTEAM教育に取り組んでいます。
こうした特色をどう受けとめ、なぜこの学校を選ぶのか。そこにご家庭の言葉があるかどうかが、面接という場でいちばん伝わる部分です。
奈良育英グローバル小学校は、開校当初より一人ひとりの個性を大切にし、実践や体験を通して個性の伸長を図ってきたと述べています。
お子さんのどんなところを伸ばしてあげたいのか。その問いにご家庭の言葉で答えられると、面接の場でも話が深まります。
子どもの様子で見られること
お子さんについては、質問に対して相手の目を見て答えようとするか、言葉が出ないときにも投げ出さずにいられるかといった姿勢が見られます。
正しく答えることより、伝えようとすることのほうが大切です。少し詰まっても、自分の言葉で話そうとしている姿は、そのまま受けとめられます。
面接の場でいきなり上手に話すことはできません。日ごろから、家族の会話の中で自分の考えを言葉にする機会をつくっておくことが、いちばんの準備になります。
暗記した答えは伝わらない
想定される問いへの答えを用意して、そのとおりに話そうとすると、かえってぎこちなくなります。用意した言葉から外れたとき、立ち止まってしまうこともあります。
ご家庭で大切にしていること、お子さんの好きなこと、休日の過ごし方。こうした日々のことを、そのまま話せる状態にしておけば十分です。
父母で話す内容が食い違うことを心配される方がいますが、多少の違いは自然なことです。むしろ、無理にそろえた言葉のほうが不自然に映ります。
面接までにできること
奈良育英グローバル小学校では、学校説明会、入試説明会、授業体験会と、学校を知る機会が年に何度も設けられています。実際に見て感じたことは、何よりの言葉になります。
通学の経路を一度歩いてみることもおすすめします。近鉄奈良線「近鉄奈良」駅から徒歩10分という道のりを、家族で確かめておきましょう。
面接の日程や形式は、学校が公表する最新の情報でご確認ください。年度によって見直されることがあります。
ご家庭だけで判断に迷うときは、個別相談を承っております。日々の学習は個別家庭学習サポートもあわせてご活用ください。
考査全体の中で、面接が占める位置
面接の準備を考える前に、入試全体のどこに面接が置かれているかを確認しておきましょう。手もとの受験ガイド資料によると、奈良育英グローバル小学校の考査は、ペーパー、口頭試問、行動観察、制作、運動、そして面接という区分で構成されています。
このうち面接については、資料に「親子・志願者・保護者」と記されています。三つの形が並記されていますので、親子で臨む場面、お子さんだけの場面、保護者だけの場面が想定されていると読み取れます。加えて口頭試問も別の区分として挙げられていますので、お子さんが自分の言葉で答える場面は複数あることになります。
ただし、それぞれの面接がいつ、どのくらいの時間、どのような形で行われるかについては資料に記載がありません。担当する先生の人数も分かりません。ですので、当日の流れをこの記事でお伝えすることはできません。出願後に学校から案内される内容を必ずご確認ください。
なお、資料に載っている入試日程は、すでに実施済みの2026年度一次のもので、選考が2025年8月30日、合格発表が2025年9月1日でした。2027年度の日程は掲載されていませんので、学校の募集要項でご確認ください。
面接の前に理解しておきたい、学校の考え方
面接で問われる内容を先回りして用意することはできませんし、この記事で質問の例をお示しすることもしません。代わりにお伝えしたいのは、学校がどのような考え方で子どもを育てようとしているかです。ここが理解できていれば、どのような問いかけにも自分の言葉で答えられます。
資料によると、教育方針は「世界に出ても負けない子どもに育てる」ことです。変化の激しい時代を生き抜くために、人間としての本性を伸ばしながら、自主創造の能力と友愛協同の精神を礎にしたホスピタリティを養い、世界で活躍できる人材の素地を形成するという考え方が示されています。
教育目標としては、信じる心と人を愛する心を育て、道義や真理を重んじ、自分の役割を大切にして働くことを楽しむ精神を養い、完全な人格を育てることが掲げられています。
学校名についても押さえておきましょう。資料の沿革によると、2022年に「奈良育英小学校」から現在の「奈良育英グローバル小学校」へ校名が変更されました。100年を超える歴史を持つ学園が、これからの時代に向けて方向を示し直したものといえます。
具体的な取り組みとしては、ユネスコスクールに認定され、体験学習を重視した「本物に触れ、本物のすばらしさを体感する」学びを進めていること、算数では「玉井式算数」に取り組み、低学年で「国語的算数教室」、高学年で「図形の極」を行っていること、外国語を全学年で実施し、海外の同世代の子どもたちとの国際交流学習を行っていることが記されています。
面接についてよくある質問
面接はいつ行われますか
資料には、面接の実施日や所要時間についての記載がありません。分かっているのは、考査の区分として面接(親子・志願者・保護者)が挙げられていることだけです。2026年度一次の選考は2025年8月30日に行われましたが、面接がその日に含まれていたのか別日だったのかも資料からは分かりません。学校からの案内をご確認ください。
保護者だけの面接もあるのですか
資料の考査内容欄には「親子・志願者・保護者」と並記されています。この書き方から、保護者だけで臨む場面が想定されていると読み取れますが、実際の形式までは確認できません。募集要項でご確認ください。
子どもにはどのような準備をさせればよいですか
質問の例は資料にありませんので、想定問答をつくることはおすすめしません。それより、日々の会話の中で自分の考えを言葉にする経験を積むことです。この学校がトランスリンガル教育として、母語である日本語の習得を最も重視しながら、相手や状況に応じて適切な言葉やふるまいを選ぶ力を養うと掲げていることを踏まえると、暗記した答えより、その場で考えて話す姿のほうが大切にされていると考えられます。
保護者は何を話せるようにしておけばよいですか
なぜこの学校なのかを、学校の具体的な取り組みと結びつけて説明できるようにしておくことです。たとえば、ユネスコスクールとして体験学習を重視していること、外国語を全学年で実施し国際交流学習を行っていること、「玉井式算数」に取り組んでいること、給食が月曜日から金曜日まで実施されアレルギー対応もあること、児童数110名で1クラスの定員が30名という規模であること。こうした事実のうち、ご家庭が大切にしたい部分はどこかを話し合っておけば、言葉は自然に出てきます。
説明会には行っておいたほうがよいですか
行っておいたほうが、話せる内容は具体的になります。2027年度入試に向けた予定として、資料には学校説明会が2026年4月18日、入試説明会が2026年5月16日、6月13日、7月4日と記されています。実際に校舎や在校生の様子を見て、感じたことを家庭で言葉にしておくと、面接の場でも自然に話せます。
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