奈良女子大学附属小学校は給食ですか、それともお弁当ですか?
週四回が給食、週一回が弁当
奈良女子大学附属小学校の学校情報では、給食は「あり(週4回)」、弁当は「週1回」と公表されています。つまり週の大半は給食があり、一日だけ家庭から弁当を持参する形になります。
毎日弁当を作る学校と比べれば、保護者の負担は大きく軽減されます。一方で、給食だけの学校と比べると、週に一度は弁当を用意する必要がありますので、その日の朝の段取りを考えておくと慌てずにすみます。
週に一度の弁当は、負担であると同時に、子どもとの会話の材料にもなります。何を入れてほしいかを一緒に考える時間は、食べることへの関心を育て、給食の日の食べ方にも良い影響が及びます。
給食のある日をどう過ごすか
給食は、自分で配膳し、みんなと同じものを、決められた時間のなかで食べる場です。家庭での食事とは進み方が違いますので、時間を意識して食べる経験を、入学前から少しずつ積んでおくと安心です。
好き嫌いは誰にでもあります。無理に食べさせようとするより、一口だけ試してみる、苦手なものが入っていても献立全体を楽しむといった向き合い方を、家庭のなかで育てていくほうが、学校生活は楽になります。
アレルギーへの対応について、奈良女子大学附属小学校の公表資料には具体的な記載がありません。該当するお子さんがいる場合は、出願の前に学校へ直接相談し、どのような配慮が可能かを確かめておきましょう。
弁当の日を無理なく続けるために
週に一度の弁当は、続けることが前提になります。毎回手のこんだものを用意しようとすると長続きしませんので、前夜のおかずを取り分けておく、定番の組み合わせを決めておくといった工夫が現実的です。
子どもが自分で食べきれる量にすることも大切です。残さず食べられたという経験は自信になり、奈良女子大学附属小学校が大切にしている、納得のいくまでやり切る姿勢とも静かにつながっています。
弁当の日には、ふたを自分で開ける、使ったあとに袋にしまうといった作業も子どもの仕事になります。入学前に家庭で弁当を食べる練習をしておくと、その日の昼を落ち着いて過ごせるようになります。
食を通して育つ力
奈良女子大学附属小学校の教育目標は、開拓・創造の精神を育てること、真実追求の態度を強めること、友愛と協同の実践を進めることの三点です。食事の時間もまた、こうした力が静かに育つ場面のひとつです。
給食の準備や片づけは、順番を守る、道具をていねいに扱う、友だちと譲り合うといった行動観察で見られる姿と重なります。特別な訓練をしなくても、日々の食卓が準備の場になっているという見方ができます。
この学校には「なかよし委員会」があり、自分たちの手で自分たちの共同生活を向上させることが目指されています。食事の場のきまりもまた、子どもたち自身が形づくっていくものと位置づけられます。
家庭で今日からできること
食に関する準備は、教材を買わなくても始められます。決まった時間に食卓につく、いただきますとごちそうさまを言う、食べ終えたら食器を運ぶ。この三つを続けるだけで、学校生活に必要な土台はかなり整います。
苦手な食材が多くて心配になることもありますが、入学までに完璧を目指す必要はありません。少しずつ食べられるものが増えていく過程そのものが、子どもにとっての成長になります。
給食の実施日や弁当の日、アレルギー対応の可否については、奈良女子大学附属小学校が公表する最新の案内で必ずご確認ください。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
【奈良女子大学附属小学校】学校の体制から食の学びを考える
学校が食をどう扱っているかは、教職員の構成にも表れます。奈良女子大学附属小学校が公表している令和6年度の研究開発実施報告書では、教職員は計33名で、校長、副校長、指導教諭、教諭13名、養護教諭、栄養教諭、講師、ALAなどを含むと記載されています。
栄養教諭が置かれているということは、食に関わる指導が学校の仕事のなかに位置づけられているということです。献立や衛生の管理だけでなく、食の学びを担当する立場の人がいる、という読み方ができます。
同じ報告書によると、児童数は全学年で407名、12学級です。内訳は1年生69名、2年生67名、3年生70名、4年生66名、5年生69名、6年生66名で、どの学年も2学級編制です。1学年およそ70名という規模ですので、昼の時間も学年全体が顔を合わせやすい大きさだといえます。
なお、昼食の具体的な運用は学校生活のなかで少しずつ変わることがあります。最新の状況は説明会の場や学校へ直接ご確認ください。
【奈良女子大学附属小学校】食卓での会話が、学校の学びとつながります
奈良女子大学附属小学校は、文部科学省の研究開発学校として令和4年度から令和7年度までの研究に取り組んでいます。自らの生活を語る「かがやく時間」を新設し、力強く自分の考えを伝えようとできる言語能力を育てる、という課題が公表されています。
「かがやく時間」の年間計画は全学年共通で、4月から7月が「私の伝えたいこと①」、9月から12月が「自由研究発表」、1月から3月が「私の伝えたいこと②」という三つの区切りです。評価は「話すこと」「聞くこと」「話し合う(聞き合う)こと」「書くこと(資料作成)」の四つの領域で見取られます。
令和6年度の報告書では、この学びを「教わってから考える学習」から「考えてから教わる学習」への転換として位置づけたと記されています。
ここで家庭の食卓が効いてきます。今日いちばん心が動いたことを一つ話す、家族はさえぎらずに最後まで聞く。この短いやりとりが、そのまま学校で求められている姿につながります。特別な教材は要りません。家庭学習サポートでも、こうした毎日の小さな習慣づくりからご一緒しています。
【奈良女子大学附属小学校】昼食と学校生活についてよくある質問
食に関わる先生はいますか
令和6年度の研究開発実施報告書の教職員構成に、養護教諭とあわせて栄養教諭が挙げられています。人数の内訳までは示されていませんが、食に関わる専門の教員が置かれていることが分かります。
学年の人数はどのくらいですか
同じ報告書によると、令和6年度は全学年計407名で12学級、各学年2学級です。1学年はおよそ70名、1学級はおおむね35名前後という計算になります。
朝はどのくらい早く家を出ることになりますか
令和9年度の通学許可範囲についての資料では、公共交通機関を使う場合は自宅住所から学園前駅まで平日午前7時53分に到着する経路で通学時間を調べ、学園前駅から学校までの徒歩7分を加えると示されています。この時刻を目安にすると、朝の支度と朝食の時間が具体的に見えてきます。
昼食のことを詳しく知るにはどうすればよいですか
令和9年度入学者募集要項では、令和8年7月2日(木)と7月4日(土)に説明会、7月8日(水)に「こども見学の日」が予定されていました。実際の学校生活について尋ねられる貴重な機会ですので、聞きたいことは前もって書き出して持っていきましょう。
学校の場所はどこですか
令和6年度の研究開発実施報告書では、所在地は奈良県奈良市百楽園1丁目7番28号と記載されています。通学許可範囲についての資料では、公共交通機関の場合の起点として学園前駅が示され、駅から学校までは徒歩7分を加えると説明されています。
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