奈良女子大学附属小学校(奈良県奈良市百楽園)の考査には、志願者と保護者それぞれの面接が含まれると資料に示されています。ただし学校が公式に公表したものではなく、質問の内容も公表されていません。答えを用意するのではなく、家庭の姿を自分の言葉で伝えられる状態を整えることが準備になります。詳細は必ず公式の募集要項でご確認ください。
公表されている面接の形
奈良女子大学附属小学校の考査内容として資料に示されているのは、ペーパー、行動観察、面接(志願者・保護者)です。子どもと保護者の双方に、話す場面が用意されていることになります。
ただしこれは調査にもとづく情報であり、学校が公式に公表したものではありません。質問の内容、面接の時間、面接官の人数といった具体的な情報も公表されていません。
したがって、断片的な体験談をもとに準備を組むより、学校が示している教育の方向に素直に向き合うほうが確実です。奈良女子大学附属小学校の教育を理解することが、そのまま準備になります。
子どもの面接で大切になること
子どもにとって面接は、初めて会う大人と向き合う場面です。緊張するのが当たり前ですので、うまく話すことを目標にせず、聞かれたことを受け取って自分の言葉で返せることを目指しましょう。
単語だけで答えるのではなく、短くても文の形にして伝えられると、考えていることが相手に届きます。食卓での「今日いちばん楽しかったことは何」といったやりとりが、そのまま練習の場になります。
家族以外の人と話す機会を、日常のなかで少しずつ増やしておくことも役立ちます。習い事の先生や近所の方に挨拶をする、お店で自分から注文してみる。そうした経験が、当日の落ち着きを支えます。
保護者が準備しておきたいこと
奈良女子大学附属小学校は、大正期から100年以上にわたり「奈良の学習法」を貫いてきた学校です。「しごと」「けいこ」「なかよし」という三つの学びで教育が組み立てられています。
また、この学校には通知表がありません。子ども一人ひとりの学び方や生き方を、個性的な成長として観察し評価するためで、保護者との面接によって学習生活の評価が知らされます。
こうした教育のあり方をどう受け止めているかは、保護者が話す言葉の土台になります。点数で評価されない環境を望んでいるのかどうかを、夫婦のあいだで話し合っておきましょう。
答えを用意しないという準備
想定した受け答えを暗記すると、その場で少し違う尋ね方をされたときに、かえって言葉に詰まります。子どもの場合はとくに、覚えた言葉が不自然に響いてしまうことがあります。
奈良女子大学附属小学校の教育目標には、真実追求の態度を強めることが掲げられています。学校が求めているのは、覚えた台詞ではなく、その家庭が実際に大切にしてきたことです。
教育方針説明会や学習公開見学会の機会に足を運び、実際の教室の様子や子どもたちの姿に触れておくことも、大きな準備になります。見たものにもとづく言葉には、説得力が宿ります。
当日を迎えるにあたって
奈良女子大学附属小学校の面接は、優劣を競う場というより、家庭と学校が互いを知る場です。着飾らず、ふだんどおりの姿で臨むことが、結果としていちばん伝わります。
子どもが答えに詰まっても、代わりに答えたり、目配せをしたりする必要はありません。考えている時間そのものが、その子の姿です。信じて待つ態度が、子どもの安心を支えます。
面接の実施方法や日程、考査の内容については、奈良女子大学附属小学校が公表する最新の募集要項で必ずご確認ください。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
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