智辯学園奈良カレッジ小学部を受けるなら、併願はどう考えればよいですか?
1次と2次の二つの機会
2027年度入試の1次日程は、Web出願で、出願期間が2026年8月、選考が9月、合格発表が9月と予定されています。入学金と制服・制定品代の納入も9月です。
2次入試は冬に実施されます。1次入試のあと、12月のカレッジフェスタにあわせて2次入試説明会が開かれる年もあります。1次で結果が出なかった場合にも、次の機会が残されていることになります。
受験番号は、1次入試が生年月日の逆順、つまり遅い順で、2次入試は願書受付順です。同じ学校でも、日程によって扱いが変わる点は覚えておきましょう。
関西の私立小学校との日程
関西の私立小学校の入試は秋に集中します。智辯学園奈良カレッジ小学部の1次は9月ですので、他校と日程が重なる可能性があります。要項が出そろった段階で、日付を一枚の紙に並べて確かめてください。
また、面接は考査日より前に実施されます。面接の日程も含めて家庭の予定を組み立てる必要がありますので、仕事の調整が必要な場合は早めに動いておきましょう。
学校の見学は、入試業務期間にあたる2026年8月8日から9月23日のあいだは受け付けられません。学校を見るなら、それより前の機会を活用することになります。
考査の形式が近い学校を選ぶ
智辯学園奈良カレッジ小学部の考査は、ペーパー、制作、行動観察、親子面接という構成です。ペーパーはお話の記憶、図形、数量、言語、推理などから幅広く出題されます。
同じようにペーパーを課す学校であれば、準備の中身を大きく変えずに併願できます。反対に、抽選や面接だけで選考する国立小学校を併願先に加えると、準備の性格が変わります。
二種類の準備を並行すると、時間も気持ちも分散します。主軸をどちらに置くかを早い段階で決めておくと、迷いが減り、子どもの負担も軽くなります。
系列の智辯学園和歌山小学校
智辯学園奈良カレッジ小学部の系列校には、智辯学園和歌山小学校があります。同じ学園の教育理念を共有する小学校で、こちらも12年一貫教育を掲げています。
ただし所在地は和歌山市で、通学の距離がまったく異なります。系列だからという理由だけで併願先に加えるのではなく、六年間、あるいは十二年間続く通学であることを前提に考えてください。
智辯学園和歌山小学校はA・B・Cの三つの日程で入試を行います。日程の重なりも含めて、要項を突き合わせて確認しましょう。
家庭の条件から逆算する
智辯学園奈良カレッジ小学部は私立ですので、考査料20,000円、入学金200,000円、制服・制定品代約160,000円、年間の学費約60万円といった費用があります。国立小学校を併願先に考える場合、費用は大きく変わります。
また、土曜日にも授業があり、休みは毎月第2土曜日です。通学は三つの駅からのスクールバスが基本で、通学の範囲は定められていません。生活の形も学校によって大きく異なります。
各校の入試日程や考査の内容、費用については、智辯学園奈良カレッジ小学部を含め、それぞれの学校が公表する最新の募集要項で必ずご確認ください。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
併願先と比べる前に、公式で確認しておきたい四つの条件
併願校を選ぶとき、多くのご家庭は入試日程と難易度で比べようとします。ただ、実際に6年間続くのは日々の生活のほうです。智辯学園奈良カレッジ小学部の公式サイトには、その生活の形がはっきり書かれていますので、まずここを軸にして併願先と並べてみてください。
通学の形は学校によって大きく違います
公式サイトの「よくある質問」には、通学の範囲は定めていないこと、通学は基本的に保護者の責任であることが記されています。そのうえで、近鉄大阪線の関屋駅、近鉄南大阪線の上ノ太子駅、JR大和路線の高井田駅から通学バスを運行し、安全のため全員に利用してもらう形であること、自家用車での送迎は原則として禁止であることも示されています。併願先が最寄り駅から徒歩の学校であれば、家を出る時刻も、雨の日の動き方も、下校後の習い事の組み方も別物になります。通学時間の長さだけでなく、この「形」の違いを並べて比べてください。
週6日制かどうかで、家族の週末が変わります
公式サイトによれば、年間の休業日は日曜・祝日のほかに毎月第2土曜日です。つまり、第2土曜以外の土曜日は授業日ということになります。長期休業も夏休みが8月1日から24日、冬休みが12月25日から1月7日、春休みが3月25日から4月6日と示されています。併願先が週5日制で夏休みも長いという学校なら、家族旅行の取り方から、きょうだいの学校行事との重なり方まで違ってきます。どちらが良い悪いではなく、わが家の生活とどちらが噛み合うかという観点で見ておくと、後悔が少なくなります。
昼食の形と、家庭学習の量もそろえて比べます
昼食については、公式サイトに月曜から水曜の週3日が給食、木曜から土曜の3日は家庭からの弁当と案内されています。アレルギーなどの事情や希望があれば毎日弁当を持参することもできるとされています。また1年生から毎日30分程度の家庭学習の課題が出されることも公表されています。完全給食の学校、弁当が毎日の学校、家庭学習を宿題として出さない学校。この三つはいずれも実在しますので、併願先を選ぶときは「朝の負担」と「夜の負担」の両方で比べておくと現実的です。
進学の出口も、あらかじめ確認しておきます
公式サイトの「よくある質問」には、12年一貫教育のもとで中学部・高等部への進学を原則としつつ、学力や生活態度において一定の基準を超える必要があることが明記されています。併願先が中学受験を前提とする学校なのか、内部進学を主とする学校なのかで、小学校6年間の過ごし方は変わります。
智辯学園奈良カレッジ小学部の併願についてよくあるご質問
併願先を決めるとき、何を最優先にすればよいですか
通学の形です。合格してから通えないことに気づくのがいちばん重い失敗だからです。公式サイトで通学バスの発着駅を確認し、実際にその駅まで朝の時間帯に行ってみてください。乗り換えの回数、駅までの徒歩の距離、雨の日の様子まで見ておくと、判断が具体的になります。
学校ごとの違いを確かめる場はありますか
公式サイトでは、学校説明会、親子体験会、入試説明会、オープンキャンパスが案内されており、申し込みはインターネットの予約システムから行う形です。個別の学校見学は随時受け付けているとされ、入試広報部の電話番号(0745-79-1111)と受付時間(平日9時から16時、土曜9時から12時。第2土曜を除く)も公開されています。併願を検討している学校それぞれで同じ質問をしてみると、違いがはっきりします。
入試の日程が重なることはありますか
関西の私立小学校は入試時期が近く、年度によって日程の並びが変わります。募集人員は公式サイトに新1年生 約60名と示されていますが、出願期間や考査日は年度ごとに設定されますので、最新は募集要項でご確認ください。日程が確定してから併願の組み合わせを固めるほうが、家族の負担が少なくて済みます。
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