須磨浦小学校の教育には、どのような特色がありますか。英語も気になります。
体育・徳育・知育をバランスよく
須磨浦学園の教育は、体育、徳育、知育をバランスよくというのが基本です。この基本方針を土台にして、須磨浦精神ともいうべき、品格の高い人間性をじっくりと育てています。
知識の習得を第一にした知・徳・体が国家の方針であった当時、体づくりを最も重視した体・徳・知の教育方針は画期的なものでした。1902年、神戸の教育界と財界のリーダー7人が創設しました。
どんなに優秀でも、健康でなければ社会に貢献することはできない。体づくりはすべての基本だと学校は述べています。
体育専科と完全給食
小学校には珍しい体育専科を置き、体育に力を注いでいます。兵庫県の私学では唯一、手作りの温かい完全給食を実施しているのも、同じ理由からです。
献立は栄養士が考え、校内で調理されます。出来立てで温かく、栄養バランスの取れた給食が食べられます。
徳育では、基本的な生活習慣、思いやり、自主性、責任感、公共心、集中力、忍耐力、積極性を身につけることが目指されています。
1学年1クラスの少人数教育
創立以来1学年1クラスを守っています。少人数教育ならではの家庭的な雰囲気の中、きめ細やかな教育活動が推進されています。
情報の授業で使うパソコンや理科の実験道具なども、一人にひとつ割り当てられます。順番待ちなしで思う存分使用できるため、理解も深まります。
一人ひとりの考える力を大切にし、やればなんでもできるの精神のもと、その子に合った支援や指導が行われています。
豊富な授業時間と補習
公立校やほかの私立校よりも授業時数を多く確保し、全学年で6時間授業が行われています。1年生と2年生も週4日は6時間授業です。
先取り学習を含む充実したカリキュラムで、確かな学力を養うとされています。全学年、希望者には放課後に補習授業が週4回実施され、夏休みと冬休みにも補習が行われます。
6年生の国語、算数、理科では、中学受験に向けて学習塾の講師を招いたコラボ授業が実施されています。
少人数の英語とネイティブ教員
全学年において、学級を2つに分けた少人数クラスで、ネイティブスピーカーの講師と日本人教師によるチームティーチングの授業が行われています。
話すことと聞くことを伸ばす、英会話中心の楽しい授業だと学校は説明しています。伝わる楽しさを学ぶことが目的です。
実際の様子は、学校説明会やオープンスクール、学校公開ウィークで確かめてください。日程は公式サイトで案内されています。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
あわせて読みたい 関連記事
英語の先にある、国際交流のプログラム
須磨浦小学校の英語は、教室の中だけで完結していません。公式サイトには、実際に人と行き来する取り組みが公表されています。
小学校のページには、国際交流としてポートランド訪問プログラムが紹介されており、あわせて国際マナー教室と事前研修が行われることが記されています。行く前に学び、準備をしたうえで現地に向かうという組み立てです。
年間カレンダーを見ると、6月に「国際交流プログラム ホームステイ受け入れ」、2月に「国際交流プログラム アメリカ訪問」が置かれています。受け入れる側と訪ねる側の両方を経験できる形になっているということです。
建学の精神として掲げられている五つのうちの一つに、「国際性豊かで能力を引き出した子ども」の育成があります。卒業生が政治・経済・芸術・教育など多方面で国際社会で活躍していると紹介されていることとも、方向がそろっています。
参加の条件や費用については公式サイトに記載がありません。学年や希望の扱いも含めて、説明会で確かめておかれるとよいでしょう。
日本のものに触れる時間も置かれています
英語や国際交流と並んで、日本の文化に触れる機会が用意されているのも、この学校の特徴です。
小学校のページには、全校での茶道教室、和楽器の演奏体験、学園音楽会と私学連合音楽会への参加が挙げられています。年間カレンダーでも、11月に茶道教室と学園音楽会、12月に兵庫県私学連合音楽会(2・3年)、2月に6年生の卒業茶会が並んでいます。
言葉と文字に関する取り組みもあります。1月に校内書き初め展と漢字検定試験、11月にJET検定が置かれ、読書感想文コンクールへの参加も紹介されています。日本漢字能力検定を学校で実施していることは、公式サイトに明記されています。
外に開くことと、足元を深めること。この二つが一年のなかに並んで置かれているところに、「体・徳・知」をバランスよくという方針が表れています。もてなす作法を学び、外国からの客人を迎えるという流れは、ばらばらの行事ではなく一続きの経験として設計されているように見えます。
学年ごとに積み上がる体験学習
公式サイトの小学校のページには、学年ごとの体験学習が具体的に紹介されています。何年生でどんな経験をするのかが分かると、6年間の見通しが立てやすくなります。
- 3年生 美方高原ウィンタースクール、環境体験学習(稲刈り、自然観察)
- 4・5年生 余島サマースクール
- 5年生 自動車工場見学
- 6年生 大仙陵古墳測定、校外学習
年間カレンダーには、4月に1・2年の宿泊訓練、7月に4・5年の竹野サマースクール(2泊3日)、2月に修学旅行とスケート教室が置かれています。低学年のうちから泊まりを伴う行事があり、学年が上がるにつれて内容が本格的になっていく組み立てです。
大仙陵古墳の測定のように、社会科と算数がまじりあうような活動が入っているのも特徴です。教室で習ったことを、外に出て使ってみる。「体・徳・知」の知育について、公式サイトが「一人ひとりの夢と個性を尊重した指導」と説明していることとも重なります。
教育内容についてよくある質問
英語は何年生から始まりますか
開始学年についての記載は公式サイトに見当たりません。学級を二つに分けた少人数クラスで、ネイティブ・スピーカーと日本人教師によるTT授業が行われることが公表されています。
授業時間はどのくらい多いのですか
学校生活のページに、全学年で6時間授業を実施し、公立校と比べて年941時間多く確保していると示されています。
中学受験の指導はありますか
6年生には、中学受験対策として馬渕教室の講師によるコラボ授業があると公表されています。放課後の補習授業は週4回で、夏休みと冬休みにも実施されます。
土曜日に授業はありますか
土曜日の扱いについての記載は見当たりません。
家庭ではどんな取り組みが役に立ちますか
授業時間が厚く、体験も多い学校ですので、家庭では「学校で見てきたことを話す時間」を持つことが効きます。ご家庭ごとの進め方は家庭学習サポートでもご一緒に整えています。
学びを支える一日のリズム
授業の中身とあわせて見ておきたいのが、それを支える一日の組み立てです。公式サイトには、時程がはっきりと公表されています。
開門は7時30分、登校は8時25分で登校指導が行われます。ホームルームは8時30分から8時45分。授業は全学年で6時間まであり、給食が12時25分から13時5分、そのあと13時5分から13時25分が昼休みとクリーンタイムです。下校は15時30分で、下校指導もあります。火曜日だけは1年生と2年生が5校時までで、14時40分の下校です。
放課後には補習授業が週4回、アフタースクールが15時30分から16時20分、希望される場合の児童預かりが18時までと公表されています。
朝から夕方まで、学ぶ時間と体を動かす時間、食べる時間と片づける時間が、きちんと区切られて並んでいます。授業時間を厚くとりながら、掃除の時間も毎日の時程に組み込まれている。「体・徳・知」をバランスよくという方針が、時間割の形になって表れているのがこの学校です。
創立は明治35年(1902年)で、兵庫県で最も歴史と伝統のある私立小学校と紹介されています。校訓は大正10年に第3代の鈴木光愛校長が制定したものが今も受け継がれていると記されています。
志望校対策に、うみ塾長制作の教材があります
元お受験幼稚園面接官のうみ塾長が、願書・面接・学校選びを教材にまとめています。
ニュースを見逃さないように登録する
Google ニュースでフォローする1.jpg)

























