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【2025.03.31 メディア掲載】

ベネッセ教育総合研究所様のWEBメディア「ベネッセ教育情報」に取材いただいた「願書における家庭教育方針の書き方と記入例」が掲載されました。
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【小学校受験】ペーパーを嫌がる・集中しない時の対処法をプロが解説

ママ
ママ
ペーパーをやらせようとすると、嫌がって泣いてしまうの。無理にでもやらせたほうがいいのかしら。どうすれば机に向かってくれるのか、もう途方に暮れているわ…。
うみ塾長
うみ塾長
それはお互いつらいですよね。でも、嫌がるのには必ず理由があります。そして、無理強いはほとんどの場合、逆効果です。まず原因を見つけて、そこに合わせて対応すれば、少しずつ変わっていきますよ。原因別の対処を解説しますね。進め方は家庭学習の進め方、量の目安は1日何枚?もどうぞ。

まず「なぜ嫌がるか」を探る

対処の前に、原因を見極めることが何より大切です。嫌がる理由はだいたい、①問題が難しすぎる、②量や時間が長すぎる、③親の関わり方が怖い・厳しい、④単純に疲れている・眠い、⑤内容がつまらないのどれかです。原因が違えば対処も変わります。「なぜうちの子は嫌がるんだろう」と、まずはお子さんの様子をよく観察してみてください。ただ、嫌がる理由はお子さんによって本当にさまざまで、ご家庭だけでは見極めが難しいこともあります。個別相談では、どうして嫌がるのかをお話を伺いながら一緒に分析し、今の困りごとに対して何をすべきかを、うみ塾長がオンラインで直接お伝えしています。

難しすぎる場合

子どもは「できない」が続くと、一気にやる気を失います。今の問題が難しそうなら、思いきってレベルを下げ、確実にできる問題から始めましょう。「できた!」という成功体験が自信になり、少しずつ難しい問題にも向かえるようになります。背伸びより、足元を固めるほうが結局は近道です。解き方まで解説した教材を使えば、つまずきの少ないステップで「できた」を積み重ねやすくなります。

量・時間が負担になっている場合

「まだ終わらないの?」という長さは、子どもにとって大きな負担です。枚数を減らし、時間を短く区切りましょう。「あと1枚で終わり」とゴールが見えると、頑張れることもあります。だらだら続けるより、短く集中して気持ちよく終えるほうが、ずっと身につきます。

親の関わりが原因の場合

意外と多いのが、これです。親が隣で「違うでしょ」「何回言ったら分かるの」と言ってしまうと、ペーパー=叱られる時間、になってしまいます。叱らない・笑顔で・よその子と比べない。できたところを具体的に褒めるだけで、子どもの表情は変わります。親のイライラは必ず伝わるもの。まずは親が深呼吸を。

楽しくする工夫

嫌がる子には、「勉強」の顔を少し隠す工夫が効きます。クイズやゲームのように出題する、できたらシールを貼る、好きな単元から始める、親も一緒に解いて競争する——こうした遊びの要素で、机に向かうハードルがぐっと下がります。「楽しい」が積み重なれば、やがて自分から取り組むようになります。

それでも嫌がるときは

あれこれ試しても嫌がるときは、一度離れる勇気も大切です。時間帯を朝に変える、場所を変える、数日お休みする——それだけで気持ちがリセットされることもあります。体調や眠気、環境が原因のこともあります。焦って毎日やらせることより、「またやりたい」と思える状態を保つことを優先してください。

やってはいけない対応

避けたいのは、泣いている子に無理やりやらせる・長時間続ける・厳しく叱る・他の子と比べることです。これらは一時的にやらせられても、勉強そのものへの拒否感を強めてしまいます。短期的な「今日やらせた」より、長期的な「学ぶことを嫌いにさせない」を大切にしましょう。

ペーパーは「教え方」で大きく差がつく

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ペーパー対策で意外と見落とされがちなのが、「教え方」です。小学校受験のペーパーを解くのは、あくまで幼児。しかも本番には制限時間があり、正確さだけでなく「速さ」も求められます。だからこそ、幼児に適した「間違えにくく、早く解ける解き方」が必要になります。

ところが、こうした解き方は市販の教材には載っていません。また、親御さんが考えたオリジナルの方法や、小学生向けの教え方は、幼児の小学校受験には向かないことが多いのです。これまで、受験に適した解き方は「塾に通わなければ学べないもの」でした。

でも私は、家庭学習こそが合否を分けると考えています。そこで、家庭教師として派遣していた際に作成した「教え方まですべて解説した問題集」を、一般のご家庭でも取り組めるようにオンラインショップで販売しています。塾に通わなくても、ご家庭で「受験向けの解き方」を学べるようにするためです。

■ 教え方まで解説した問題集(オンラインショップ)
幼児に適した「間違えにくく・速く解ける」解き方を、解説付きでご家庭で学べます。 ▶ 教材一覧を見る

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上記の問題集をすべてご提供したうえで、志望校とご家庭に合わせた学習スケジュールを塾長が作成。二人三脚で取り組むため、合格実績にも自信があります。 ▶ サポートの詳細はこちら

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対策の進め方は、志望校・ご家庭・お子さんによって本当にさまざまです(300人いれば300通り)。「今はどんどん解かせる時期か、丁寧に進める時期か」など、お子さんの状態に合わせた進め方を個別にお話ししています。 ▶ 個別相談はこちら

嫌がる状態から立て直す「2週間プラン」

原因が分かっても、次の日から急に元どおりにはなりません。段階を踏んで戻すほうが、結局は早く進みます。ここでは、実際にご家庭で使っていただいている2週間の手順をご紹介します。

1週目:正解率100%の問題だけをする

いま解ける問題より、ひとつ下の難しさに戻してください。「簡単すぎるのでは」と感じるくらいでちょうどよいです。1日3枚まで、時間は10分まで。丸をつけるときは、正解の数を数えるのではなく、「全部できたね」と言い切ってください。この1週間の目的は、力をつけることではなく、机に向かうことをいやな記憶から切り離すことです。

2週目:時間を10分から15分に、難しさは少しだけ戻す

2週目に入ったら、時間を15分にします。ただし、難しい問題は1枚のうち1問だけ混ぜる程度にとどめてください。ここで一気に戻すと、また同じところへ引き返します。できなかった問題は、その場で説明せず、印だけつけて次の日にもう一度出してください。「その場で教える」ことをやめるだけで、雰囲気はずいぶん変わります。

3週目以降:やる時間と場所を固定する

やる気に頼らずに続けるには、時間と場所を決めてしまうのがいちばんです。「朝ごはんの前にリビングの同じ席で」というように、生活の流れの中に組み込みます。夕方以降は疲れが出て嫌がりやすいため、朝に移せるご家庭は移してください。同じ枚数でも、朝のほうが短い時間で終わります。

そのまま使える声かけの言い換え

同じことを伝えるのでも、言い方で受け取り方は変わります。よく使ってしまう言葉を、次のように置き換えてみてください。

  • 「まだ終わらないの」→「あと2枚で終わりだね。どっちから先にする」……終わりが見えると、手が動きます
  • 「なんでこれが分からないの」→「ここまでは合っているね。この先を一緒に見よう」……できているところを先に言います
  • 「集中しなさい」→「時計の長い針が6にくるまでやろう」……子どもには、集中という言葉の意味が分かりません
  • 「もう1枚やったら遊んでいいよ」→「10分やったら遊ぼう」……枚数を条件にすると、雑に早く終わらせる癖がつきます

年中と年長で、切り替えるところ

年中のうちは、嫌がったらすぐに引いて構いません。この時期の目的は、鉛筆を持つこと、話を最後まで聞くこと、座っていられること。この3つだけです。ペーパーの枚数は成果と関係ありません。年中の過ごし方は年中の一年の過ごし方にまとめています。

年長になると、そうもいきません。ただし、年長でも「嫌がったら量を減らす」は変わりません。変えるのは、減らしたぶんを別の形で残すことです。ペーパーを減らした日は、口頭で3問だけ出す、絵を1枚かく、しりとりをする。机に向かう形にこだわらなければ、続けられる方法はいくらでもあります。

ペーパーを嫌がるときの、よくある質問

Q 直前期に嫌がり始めました。休ませてよいのでしょうか

休ませてください。直前期に嫌がるのは、疲れが出ているか、周囲の緊張が伝わっているかのどちらかです。1日から3日、完全に休んでも学力は落ちません。むしろ、いやな気持ちのまま本番を迎えるほうが、当日の力に響きます。休む日は、保護者も受験の話をしないでください。

Q 教室では取り組むのに、家ではやりません

よくあることです。家では甘えが出る、というだけではありません。教室には始まりと終わりの合図があり、まわりに同じことをしている子がいます。ご家庭でも、始める前に「これから15分やります」と声に出し、終わったら「終わりです」と区切ってください。それだけで変わるお子さまは少なくありません。

Q 叱ってしまったあと、どう戻せばよいですか

その日のうちに、短く伝えてください。「さっきは大きな声を出してごめんね。ママも上手にできなかった」。言い訳を足す必要はありません。長く説明するほど、お子さまには伝わりにくくなります。翌日は、いつもより1枚少なくして始めてください。

まとめ

ペーパーを嫌がるのには必ず理由があります。難しすぎないか、長すぎないか、親が厳しすぎないかを見直し、楽しくする工夫を。それでもだめなら一度離れる勇気を。無理強いは逆効果——「またやりたい」と思える状態を守ることが、結局いちばんの近道です。

Q. 嫌がっても無理にやらせるべきですか?

A. 無理強いは逆効果です。まず原因を探り、レベルや量を調整し、楽しくする工夫を。それでも難しければ一度離れて、気持ちがリセットされるのを待ちましょう。

Q. 泣き出したらどうすればいいですか?

A. その日は早めに切り上げて構いません。泣いている状態で続けても身につかず、苦手意識が強まるだけです。できる問題を一つやって、笑顔で終えましょう。

Q. 全くやらない時期があってもいいですか?

A. はい。数日休んで気持ちを立て直すのは、むしろ有効です。大切なのは毎日やることより、学ぶことを嫌いにさせないことです。

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ABOUT ME
うみ塾長
元お受験幼稚園の面接官。株式会社Bright Future Family代表取締役。数多くの願書審査・面接を担当してきた経験をもとに、2021年から累計1,000名以上の合格をサポート(願書作成97%・面接レッスン97%・個別家庭学習サポート第一志望合格97%)。Amazon Kindle幼児教育カテゴリー1位『小学校受験の教科書』著者。自身もわが子の小学校受験を経験し、難関校に合格。全国の小学校・幼稚園受験に対応。
藤川海美 (ふじかわ うみ)
うみ塾長
お受験教室代表。
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株式会社Bright Future Family 代表取締役。 元お受験幼稚園の面接官として、数多くの願書を審査し、親御様やお子様の面接を担当。長年の経験を活かし、小学校受験指導に従事。
自らも我が子の小学校受験を経験し、親の立場から見た受験の厳しさを理解。親子が第一志望校に合格するためのサポートを使命とし、命をかけて指導に取り組む。
教育者としての経験と親としての視点を融合させた指導が特徴。
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