東京学芸大学附属小金井小学校では、1年間にどんな行事があるのでしょうか?
運動会や音楽会など、学校生活の様子を入学前に知っておきたいです。
東京学芸大学附属小金井小学校の年間行事は、なでしこ運動会や宿泊生活などの子ども中心の行事に加えて、教育実習や研究発表会といった教員養成の附属校ならではの行事が組み込まれているのが特徴です。
大切なのは、以下の3点です。
・10月の「なでしこ運動会」をはじめ、遠足・水泳会・秋祭りなど季節の行事が充実している
・音楽会・研究発表会・展覧会は3年周期で実施される
・教育実習や授業研究が年間予定に組み込まれた、附属校らしい1年である
東京学芸大学附属小金井小学校の個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。
東京学芸大学附属小金井小学校を受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!
【東京学芸大学附属小金井小学校】年間行事の全体像と特徴
東京学芸大学附属小金井小学校の年間行事は、公式サイトで月ごとの予定が公開されています。この記事では、2026年8月時点で公式サイトに掲載されている年間予定をもとに、1年間の流れをご紹介します。行事の内容や時期は年度によって変わりますので、最新は必ず公式サイトでご確認ください。
行事の並びを見ると、この学校の性格がよく表れています。まず、遠足・運動会・水泳・秋祭りといった季節の行事がバランスよく配置されていること。次に、3年生以上の宿泊生活(一宇荘・至楽荘)が5月から9月にかけて学年ごとに組まれていること。そして、教育実習・実習オリエンテーション・授業セミナー・研究発表会という、教員養成の附属校ならではの予定が年間を通じて入っていることです。
教育実習生を毎年多く受け入れ、授業研究を行うのは、東京学芸大学の附属校としての大切な役割です。子どもたちは多くの大人・大学生と関わりながら学校生活を送ることになります。この点は特色・教育の魅力の記事で詳しく解説しています。
【東京学芸大学附属小金井小学校】1学期(4月〜7月)の行事
1学期は、新しい生活のスタートと、宿泊生活・水泳が中心の季節です。
- 4月:始業式・入学式・離任式・1年生歓迎会・健康診断・授業参観・PTA総会
- 5月:1・2年生の遠足、5年生の一宇荘、安全教室
- 6月:衣替え、4年生の一宇荘、開校記念日、水泳開始、3年生の至楽荘、実習オリエンテーション
- 7月:終業式、水泳会、5・6年生の至楽荘
入学式のあと、4月のうちに授業参観とPTA総会があり、保護者が学校と関わる機会が早くから設けられています。なお、入学直後の4月中は下校が11時で保護者の送迎が必要とされていますので、お仕事をされているご家庭は入学後の体制もあわせて考えておきたいですね。
5月から7月にかけては、3年生以上の宿泊生活が学年ごとに続きます。一宇荘(長野県茅野市)での山の生活、至楽荘(千葉県勝浦市)での海の生活は、卒業までに計6回・延べ22泊にのぼる、この学校の基幹教育活動です。詳しくは宿泊生活(一宇荘・至楽荘)の記事をご覧ください。
【東京学芸大学附属小金井小学校】2学期(8月〜12月)の行事
2学期は、なでしこ運動会をはじめ、行事がもっとも充実する季節です。
- 8月:2学期始業式、全校引き取り訓練
- 9月:教育実習、学校説明会、1・2年生の遠足、6年生の一宇荘
- 10月:衣替え、教育実習、なでしこ運動会
- 11月:低学年の秋祭り
- 12月:音楽会(3年周期)、3〜6年生の社会科見学、終業式
2学期の始まりに全校での引き取り訓練が行われるのは、防災意識の高さの表れです。災害時にお子さまを確実に引き渡すための訓練で、保護者も参加します。
10月の「なでしこ運動会」は、学校を代表する行事のひとつです。また、9月と10月には教育実習の期間があり、大学生が教壇に立つ附属校らしい風景が見られます。9月には受験生の保護者向けの学校説明会も行われますので、受験をお考えの方はこの時期が大切です。学校説明会・情報収集の記事もあわせてご覧ください。
【東京学芸大学附属小金井小学校】3学期(1月〜3月)の行事と3年周期の文化行事
3学期は、学びの成果を発表し、1年を締めくくる季節です。
- 1月:始業式、実習オリエンテーション、授業セミナー
- 2月:研究発表会(3年周期)、展覧会(3年周期)、教育実習、高学年のスポーツ大会
- 3月:6年生を送る会、卒業式、修了式
1月の授業セミナーや2月の研究発表会は、この学校の授業研究の成果を外部の教育関係者にも公開する、附属校ならではの行事です。学校が掲げる「児童一人一人が生き生きと学び合う授業づくり」への取り組みが、行事のかたちで表れているといえますね。
2月には高学年のスポーツ大会もあり、6年生は3月の「6年生を送る会」で在校生に送られて卒業していきます。1年生から6年生までの縦のつながりを感じられる締めくくりです。
3年周期の文化行事(音楽会・研究発表会・展覧会)
年間予定の中で目を引くのが、「3年周期」と記された行事です。12月の音楽会、2月の研究発表会と展覧会は、毎年ではなく3年に一度のサイクルで実施されます。
音楽会や展覧会が3年周期ということは、在学6年間でそれぞれ2回ずつ経験する計算になります。毎年同じ行事を繰り返すのではなく、じっくり準備して臨む設計と考えられますね。お子さまの在学中にどの行事が何年生で回ってくるかは年度によって異なりますので、入学後に配られる年間予定でご確認ください。
また、行事の時期や実施方法は、社会情勢や学校の判断で変わることがあります。受験の情報収集としては「毎年の細かい日付」よりも、「季節の行事・宿泊生活・授業研究の3本柱で1年が構成されている」という大きな流れをつかんでおくことが大切です。
【東京学芸大学附属小金井小学校】年間行事から見えること|受験前に知っておきたいポイント
年間行事は、学校選びの大切な判断材料です。行事の並びから見えるこの学校の姿を、受験生の保護者の視点で整理しておきましょう。
保護者が学校に関わる機会が一定程度ある
授業参観やPTA総会、引き取り訓練など、保護者が学校へ足を運ぶ機会が年間を通じてあります。共働きのご家庭は、行事への参加をどう分担するかを入学前に話し合っておくと安心です。学童の利用も含めた共働き家庭の実情は共働き・学童の記事で解説しています。
体験を重視した教育である
遠足・宿泊生活・水泳・社会科見学と、教室の外で学ぶ行事が多く組まれています。ペーパーの学力だけでなく、実体験から学ぶ力を大切にする学校だと分かります。この教育観は入学考査にも通じており、生活常識やマナー、身体を使った課題が幅広く出題されています。出題の傾向は過去問の傾向と対策の記事をご覧ください。
願書や口頭試問の材料になる
年間行事を知っておくと、志望理由に具体性が生まれます。「宿泊生活を通じて自立心を育てたい」「体験を重視した教育に共感した」など、わが子の姿と学校の活動を結びつけて語れるようになるからです。書き方に迷われたら、筆者の願書作成サポートをご活用ください。
行事の詳細は年度で変わる
この記事でご紹介した行事は、2026年8月時点の公式サイトの年間予定にもとづくものです。実施の有無・時期・内容は年度によって変わりますので、受験にあたっては学校説明会と公式サイトで最新の情報をご確認ください。
学校生活の全体像をつかみたい方は、受験情報まとめの記事から各記事をたどっていただくのがおすすめです。
【東京学芸大学附属小金井小学校】年間行事のよくある疑問
行事の多さは受験対策と関係がありますか?
大いに関係があります。行事や体験を重視する学校は、入学考査でも生活の力や集団の中でのふるまいを見る傾向があるからです。実際にこの学校の考査2日目は運動・個別・行動観察で構成されており、ペーパー対策だけでは合格に届きません。対策の考え方は行動観察・運動・制作・個別の対策記事で詳しく解説しています。
水泳が苦手な子でも大丈夫ですか?
年間予定では6月に水泳が始まり、7月に水泳会、高学年では至楽荘での水泳実習もあります。水と関わる機会が多い学校ですので、入学までに水に慣れておくとお子さまが楽です。なお、入学考査の運動課題に水泳はありません(2022〜2026年度は立ち幅跳びが続いています。受験情報誌の調べ)。受験段階で泳げる必要はありませんので、ご安心ください。
行事の様子を入学前に見ることはできますか?
一般公開の有無は行事や年度によって異なりますので、公式サイトの案内でご確認ください。受験生の保護者向けには9月に学校説明会が行われますので、まずはそこが学校の様子を知る確実な機会になります。また、卒業後の進路が気になる方は内部進学・進学先の記事もあわせてご覧ください。
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